手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター詩吟  22名受講

2018-07-17 19:28:47 | 詩吟関係
  天気がよかったこともあるのですか、何と22名の受講者でした。久しぶりに2名オーバー。

 やはり気合が入のます。前半「山亭夏日」、転句の「水晶の簾動いて微風起こる」綺麗な句ですね。「そよ風が吹いて、水晶の簾がサラサラとゆれている」この倒置法的な表現も面白い。水晶の簾がさらさらとなる、その音が風の吹いていることをしらす。何とも微妙な味のある表現です。

 後半は「海に泛ぶ 王 守仁」  「険夷原胸中に滞らず」難しい言葉です。険=嶮しいこと=逆境  夷=なだらかなこと=順境  原(もともと)  自分にとって、順境とか逆境とかはもともとどうでもよいことという意味で、ここでは左遷されてゆくときの王守仁の心境が表現されてるのです。結句で「飛錫天風に下る」と結ばれる。仙人が杖をついて風に乗って空を歩むがごとく・・・左遷された地に向かう心境が表現されている。少しむつかしい詩ですが、王守仁の人となりを説明してあげました。

 吟はみんな良くなっています。新人が二人いますが、一人はあおばの会にも顔を出していますが、まだ助けを借りなければなりません。もう一人は、素人からのレッスンを少し受けた人ですが、まだ余韻の引き方に難がありまず、少し助言してあげたらとても良くなってきています。あおばの会の菅原さんとても良くなっている。声に重みが出てきた。やはり多くの人の前での吟はきんちょうするし、気合が入るのでしょう。

 もう7月の福祉の詩吟は終わりました。今度は8月になる。8月は秋です。なんだかさっぱり夏らしい感じのなすまま今年の夏は行ってしまうのでしょうか。
コメント
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