今日は節分、恵方巻を食べる習わしが出来てからそれほど経過していない。
す゛っと豆まきの文化は続いてきていました。私の記憶の中には大豆を炒ってマスに入れ、マスを父が持って玄関の戸を開けて、「鬼は外」、三回「福は内」三回、豆を撒きながら唱えて、家じゅうの部屋にも撒いていました。そのあと家の中の豆を子供たちが拾い集め、 みんなで歳の数だけまず食べて、それから勝手に食べたいだけ食べたものでした。
恵方巻ということが言われるようになったのはそんなに古くありません。報道で知り、お寿司屋さんが作る恵方巻を買ってきて、その年の恵方といわれる方角に向かって海苔巻き寿司を食べる風習が伝わり、寿司屋さんでは太巻きの大売り出しをしていました。
この節分を北海道ではとても楽しみにしていてました。節分が来たのとです。冬至以来暗く寒い毎日を過ごしてきて、ようやく少し日足の伸びてきているのを実感し、季節は春に向かうという感覚が、もう一息の辛抱で冬の辛さから解放されるのだという希望のようなものを感じさせてくれるのでした。しかし、雪は三月のひな祭りのころまで降り積もるのですから、とても喜べる状況にはならない。
そんな北海道からこの群馬に来て、雪のない冬を経験し、節分を迎え、恵方巻を楽しくいただきました。でも北海道にいた時と違って喜びがいまいちのようです。冬至のころから見ると日の暮れ方が一時間近く伸びているように思います。それだけ日の力も強くなっているのでしょうから、これからは暖かさの違いを楽しんでゆけるのかもしれません。
明日はグランドゴルフの例会です。少しは暖かさを実感できるでしょうか。楽しみです。