庭には次々と春の知らせの花 春を楽しむ余裕が今年はない

　もう４月の中を過ぎた。この数日寒い日が続き何か気持ちが滅入る感じ。でも季節は春です。クロッカスから始まって次々と小さな春を告げる花が咲いている。二階の廊下の窓際に置いていた君子蘭も昨日からきれいな花を咲かせている。

　もう５月の大型連休が話題になってきている。しかし、私にとっては連休どころでない仕事が待っていることになる。６月１４日に設定している碌峭会創立３０周年記念吟道大会の参加申し込みが２５日になっている。後１０名ほどの返事が届けばすぐにでも仕事に入れるのだけれど、ぎりぎりにならなければそろわないのでしょう。

　一番面倒なのがプログラムの編成です。ほぼ構成はできているのですが、実際の作業に入ると面倒なことがいろいろ出てくるのだと思います。でも何としても連休中に終わらせなくちゃなりません。仕事はほとんど私のPCで進めるつもりです。

　９０人を越える大会になりそうです。身の程も考えないでと顰蹙を買いそうです。でも乗りかけた舟です。また私の吟歴の最後を飾るイベントともなるのですから泣き言を言っている暇はありません。頑張ります。

　

花のある老いを

　1930年生まれの超高齢。おまけに肺気腫という病気もち。もう人生リタイヤが当たり前なのかもしれない。

　でも、詩吟の教室５か所を教えていて現役の気分です。

　嬉しいことに、人には「若い!!」と言われる。常に教室でお弟子さんの前に出ているので、年寄りくさいなどと言われない努力をしている。

　詩吟の声もこの年齢だと１本くらいが普通なのですが、私は２本で通している。

　カラオケで同じような年齢の方と一緒することが多いけれけど、多くの年寄りは、見るからに年寄りらしい。声も相応で花を感じない。

　また、カラオケに来てお酒を飲む人が多い。そして、お大きな声で話しをし、人の歌も聞くこともせず、お世辞の拍手をしている人も多い。わたしから見ると「ダサイ!!」と思わずにいられない。

　声高に自慢話をしてみたり、人の評価をする、評価の多くは褒めることだけれど、そんな評価をする資格を認めることのできないような人に多い。

　そんな周りを見ながら、そんな年寄りになりたくないといつも思っている。

　歳相応という言葉があるけれど、歳相応に品を感じさせる生き様をさりげなく貫きたいと思っている。

タイヤ交換を昨日やりました もうこれからは自分では無理みたいだ

　昨日の午前、とても良い天気だったので思い切ってタイヤ交換をした。

　この頃とみに体力が落ちているから、もうユックリユックリ仕事ょしました。それでもナットの付外し、タイヤの交換結構力がいるのです。少し力を使うと息が゛切れて仕事をつづけることができません。普通なら２０分もあれば楽に終わるのに１時間近くかかってしまった。

　終わってから、空気圧を見てもらいにスタンドに行った。すぐ見てくれたが、そのあと「タイヤ摩耗していて危ないです。雨の中だとスリップする危険がある」といわれた。確かにエッジの方の溝が摩耗しているが真ん中の溝はまだしっかりしているので、今の使用状態からすればまだ一年くらい持つような気がする。

　家内に話したら替えたらというが何かもったいないような気がする。

福祉センター詩吟 新しい会員が来て楽しかった

　　福祉センター詩吟、玄関を入ったら一緒に入ってきた男性が今日見学に来ましたと声をかけてくれる方がいた。とても明るそうな人で何か私を知っている感じだった。教室に入るととても今日はにぎやかな感じ。先週初めていらっしゃって、最後手伝っていただいて吟じて行った方もちゃんと来ていた。先月からきている初心の方も来ていて、新しい方が３名増えた形での教室になった。今日は教室の生徒さんのＡさんも来ていて、初心者の三人にはサポートをしてくれることになった。

　男性の方は最初の　独吟の折パスをしていましたが、最後に声をかけたらすぐ立ち上がって、挑戦してくれました。一本で伴奏したら、伴奏関係なしに進む。その声はボリュームがあるのですが、水一本の音でした。途中音を変えて伴走してあげました。後半は、流れの中で　独吟もやりました。５０年ほど前にやったことがあるとの話でした。来週から続けて来るといって帰りました。

　先週から来た女性の方、帰りがけに私にお礼を言ってくれました。あの楽器があるのでとても楽しくやれましたとコンタ゛クターの伴奏に感心されていました。

　新年度、いいスタートになるようです。

高橋はるみ氏 北海道知事四期目となった

　高橋知事が道知事初当選した時、その抱負として述べた中で、「残響」の主人公村橋久成を取り上げた。それが契機となって改めて「残響」が読まれ、鹿児島大学の中村晋也名誉教授が制作して自宅美術館に展示していた村橋久成の胸像を札幌へ移設する運動が起こった。その胸像の設置場所を知事公館の庭を認めてくれたのも高橋知事だった。

　知事公館の西側通用門を入ってすぐ左手に今も「残響」というプレートを台座として立っている。

　この胸像は毎年鹿児島と札幌の「久成会」の人たちが毎年9月に集まって掃除をしているのだそうです。

　村橋久成の残した北海道開拓にかかわる業績は大きい。とりわけあの札幌ビールを完成させ、その四年後に職を辞し、宛のない行脚の旅に出て、神戸で行路病者としてその一生を終えたその壮絶な生き様に込められた想念、それは北海道開拓に託した村橋の一途な気持ちを打ち砕く公権力への抵抗であったように思う。

　高橋知事が四選を果たした。知事して決して派手ではなかったが、誠実に頑張っていたように思う。

　あの村橋の「残響」を胸に職責を追及してほしいものです。

明日 北詩連西支部定期総会

　　ＫＫＲホテル札幌で１４時から開催される。定期総会という新年会みたいなものだ。疎開は３０分ほどで終わるはずで、そのあと懇親会となる。

　久しぶりに西支部の皆様とお会いできる。現役の役員の時は何かと気をもんだりしましたが、今は出席するだけですから気楽です。皆様にお会いして、盃を交わしてきます。

　６月の３０周年記念大会の出欠の返事まだ来ていない方が多い、多分明日何人か持参してくれるのだと思う。

　６月１４日に予定している私の会の３０周年記念大会、参加申し込みが２５日にしてあるのです。まだかなりの方の返事が届いていません。案内をもらった方はきっと迷っていられるのだと思います。それほど親しいお付き合いでない方へも案内していますので、当惑していられるのだと思います。

　来なければならない義理のある方は少ないのです。本部の後援をいただいたので、幅をひろげさせてもらったりしていますので、申し訳ない感じもあります。岩見沢関係はほとんど返事が来ています。今年新たな方も数人参加してくださいます。

　とにかく乗り出した舟です。何としてもやりまります。終わるまで気は休まらないでしょう。

　明日はホテルと少し打ち合わせをしておきます。

良い薬が使えないつらさ！

　今までに何回も書いています。肺気腫のつらさ。定年まで煙草が体に悪いなんて考えることもなく、ヘビースモーカーとして過ごしていた。定年の年に肺気腫であることが判明し煙草はぴったりやめた。

　煙草をやめて、気管支拡張剤を処方されそれを使って１５年くらいは肺気腫であることも忘れるくらい元気に過ごしていた。７5歳を越えたあたりから階段を上ることがつらくなりだした。そのころ処方された「スビリィバー」という薬は劇的に効いた。登りを歩くことが気にならなくなったのです。だけど間もなく副作用が起きた。まず声がかすれてくるのです。詩吟が命の私には致命傷です。喉が嗄れて詩吟ができないのです。そればかりか、体に赤斑が出てくるのです。とうとういくらも使わないで別の薬に変えました。それからも何かばたばた薬が変わり、昨年は新しい薬の治験までさせられました。治験の最後にとんだことが起きました。副作用で小便が出なくなったのです。驚いて薬をやめたら元に戻りました。治験で新しくできた薬を先生は私に使わせたいのですが、副作用が明白なので、違う薬を出していただいていますが、効いているのかどうかも定かでない。まあ何とか詩吟もこまることなくできていますし、効いているのだと思っています。でもすぐ喘息のゼーゼーが出るのです。これは気管支が拡張していないからじゃないのでしょうか。すると今の薬の効果はそれほどでないことになる。

　ほんとによく聞く薬もあるのです。それが使えない体なのです。一見８５歳とは見えない体に、こんな落とし穴があり苦しんでいるのです。間もなくパークゴルフもはじまるのでしょうが、あの狭いゴルフ場を歩くくことが困難になってきています。歩くことが肺気腫のリハビリーになるのかどうかわかりませ。

　体力をつけるためには歩くことが一番なのでしょうから、辛くてもパークゴルフは続けめべきかもしれませんね。

戦争放棄した日本なのに

　戦後７０年。戦中派の人は私の世代くらいまでだ。戦中派に入る私だけれど、兵隊の経験はない。

　今天皇両陛下が激戦の地パラオへ慰霊に行っていらっしゃる。生き残った数少ない方とか、この地で肉親が戦死した家族の方とかもこの機会に訪れて追悼をされていた。そしてその方たちが口をそろえて二度と戦争はすべきでないとおっしゃっていた。

　敗戦後、日本国憲法は戦争の放棄を定めた。日本が敗戦から立ち上がるうえで、この戦争放棄の定めが大きく貢献したといえる。世界でただ一国、憲法に戦争放棄を掲げているのだ。これは、素晴らしいことだし、永遠に貫きたい条項だ。

　しかし、全くの無防備は今の世界情勢を見ているととても危険なありさまで、自衛隊も戦力の一定の増強をせざるを得なくなっている。尖閣列島での中国の挑発は日米同盟と、自衛隊の一定の戦力保持がかろうじて大事を抑えているように思える。

　中国は歴史認識ということで、あの戦争を侵略戦争とし、今も日本が同じような考えでいるかのような姿勢で、反日運動を展開している。戦後７０年日本が平和主義に徹していることをみず、日本を仮想敵国のように扱い、そんな中国の動きが、やらなくてもいい自衛隊の軍備拡張へと進んだり、集団的自衛権発動のへの動きなどになっていることを、逆に今度は軍国主義の復活のように言ったりする。

　そんな中国の挑発に決して乗ってはいけないし、憲法９条は決してなくしてはならない。

　ソ連のウクライナで取った行動は、現代版侵略戦争だ。北方領土問題もソビエト人が実効支配している。もう絶対に四島返還はしないだろう。それだけでなく二島も実効支配下に置き、話し合いにも応じなくなると思う。平和条約がなくても、もう自由な経済活動が展開できているのだ。ソ連にとって今更平和条約は関係なくなっているといえそうだ。

　沖縄もアメリカの占領下におかれたから返還されたけれど、中国に占領されていたら返還はなかったと思う。＜/font>

水芭蕉の咲いている報道を見ながら

　　大沼公園での映像だった。水芭蕉が咲いている。それを写真に撮りに来ている人もいた。いま、水芭蕉が春一番の花としてもてはやされている。

　私は上川で幼少期を送った。水芭蕉は何も珍しいものでなく、むしろ気持ちの良くない花に入っていた。水芭蕉という立派な名前も長いこと知らないでいた。確か「仏の座」とか言ったように思う。あの白い花が仏像で、青い葉っぱが光背のように見えての名前だと思う。それで、何か気持ちの良くない花になっていたのだと思う。家内にそんな話をしたら、家内も子供のころは良い印象を持っていなかったという。

　今、渓流には「やちぶき」が黄色い可憐な花を咲かせていると思う。子供のころ堅雪を渡って「やちぶき」を取ってきて、母に喜んでもらった。春の欠かせない食材だった。更に付け足せば「山わさび」も春一番の香味で、当時は雪解け頃にしか食べれないもののように思っていた。今は年中スーパーで売っている。

　不思議な気がする。あのタランボの芽が高級食材だし、とにかく子供のころ見向きもしなかったような山菜が店頭を飾る時代になっているのだ。

　

選挙

　今市議会議員候補の宣伝カーが家の前を通って行った。名前は聞こえた。私の投票は既に終わっている。期日前投票の規制が緩やかになりとても便利になった。ただ、投票所に出かけるちょっと緊張した感じがないので、投票の実感がない寂しさがある。

　最近はもっぱら期日前投票にしている。以前は小学校の体育館に設けられた投票所に出かけ、立会人の中に町内会の顔見知りがいると軽く会釈をしたりして投票を済ませてきたものでした。

　選挙のたびに思うのだけれど、選挙運動で宣伝カーを走らせてどれだけ効果があるのだろうということです。定員をオーバーしていても確実にこの方になると事前に確信できるような場合でも、皆様車を走らせる。決まったみたいなものだから、こんなことにお金を使うのは無駄だという状況でも車をしっかり走らせている。

　そんな状況で車を出さなかったら、傲慢だと謗られ、万が一のことが起きないとは限らないといった思惑などが働くのでしょう。大変なお金がかかるのです。

　どの候補を選ぶか、その方の選挙公約で決めるというけれど、公約をしっかり読んで比較して決めている人はどれだけいるのだろう。私は一時落ちることの確実な方に投票したりしていたこともある。今は、政治の動向を見ながら、政党を選んで候補を決めている。

　無党派という人が結構多い。だけど、逆にこの党は嫌いだと、嫌いな党派をいう方は多い。政治状況で緊迫した問題が争点になっているときは二者択一のような状況に巻き込まれ、争点で候補者が決まる。そこでは政党の好き嫌いを超えるような動きになる。こんなときの選挙は面白い。面白いで選挙をされては困るのだけれど、誰になっても大した変わらないよという空気の選挙は候補者も大変だと思う。

　後何日かで今回の選挙の決着がつく。私の投票の結果はどうなるのだろう。みんな当選してほしい。