紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、冬日の発芽

2017-03-14 16:16:13 | ムラサキの栽培

 「驚きの、露地発芽日本ムラサキ」
 
 3月になり、ブロック塀の際にわずかな残雪が残るものの、
 陽当たりの地面は湿気が消えて太陽熱を吸収する様になってきた。
 マルチの苺の株際には春の草が伸び始めた。
 
 晩秋に日本ムラサキの種を播いた辺りを調べてみて驚いた。
 ポツポツと発芽を確認したからである。



 発芽したと思われる3/3〜10の1週間は全て冬日である。
 最低気温−0.4〜−3.4℃  最高気温+4.9〜+12.8℃




 地温を計測してないので気象庁発表の気温である。
 もっとも、日本ムラサキの種は地表近くに播いてあって
 表面に転がり出している種もある。




 2ヶ月以上の低温保存期間と、雪解けの水分と春の陽差しに因り
 発芽の適温適湿に包まれた種があったのであろう。




 それにしても、この発芽種の上に雪の積もった日も有り、
 霜が降りた日もあったのである。
 その影響は微塵も見受けられない。
 この発芽種の今後の生育は見ものである。
 5月頃には急速に生育すると思われる。

    「ひがんまえ ゆきにもまけず めをのばし」



コメント
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