「驚きの、露地発芽日本ムラサキ」
3月になり、ブロック塀の際にわずかな残雪が残るものの、
陽当たりの地面は湿気が消えて太陽熱を吸収する様になってきた。
マルチの苺の株際には春の草が伸び始めた。
晩秋に日本ムラサキの種を播いた辺りを調べてみて驚いた。
ポツポツと発芽を確認したからである。
発芽したと思われる3/3〜10の1週間は全て冬日である。
最低気温−0.4〜−3.4℃ 最高気温+4.9〜+12.8℃
地温を計測してないので気象庁発表の気温である。
もっとも、日本ムラサキの種は地表近くに播いてあって
表面に転がり出している種もある。
2ヶ月以上の低温保存期間と、雪解けの水分と春の陽差しに因り
発芽の適温適湿に包まれた種があったのであろう。
それにしても、この発芽種の上に雪の積もった日も有り、
霜が降りた日もあったのである。
その影響は微塵も見受けられない。
この発芽種の今後の生育は見ものである。
5月頃には急速に生育すると思われる。
「ひがんまえ ゆきにもまけず めをのばし」