紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、栽培サイクルを探る(続)

2018-10-12 18:40:16 | 染料栽培
「秋苗、その後の生育」
9月末から10月に掛けて比較的気温が高く、何より雨が多かった。
それ故、秋苗は順調に生育中である。
困ったことに、ムラサキばかりでなく他の草々も芽吹いて大きくなる。
霜が来れば、枯れる草であるが気になって仕方がない。
籾殻を掛けてみたが余り効果はない。


ブロック内、やはりスギナが気になる。
引き抜けるスギナは、わずか1節を取り残した根からの芽であった。


苗床のムラサキの現状である。

大きく生育した苗。

最近発芽したばかりの苗、生育の差は致し方ない。
課題はどれが、厳寒の冬を越して春の芽を見せてくれるかである。


ブロック内、籾殻より敷き藁の方が雑草除けには効果があるか?
あいにく藁束は手に入っていない。土手の葦をカットして敷いてみる。


手前から苗床、ブロック内の苗。
奥は花も終わり、間もなく掘り出されるムラサキ。
3形態が緑を保っているが、秋苗の試みは自生のムラサキには有り得ない。

  「むだごとと しりつつのぞむ ののくさや」
コメント
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