紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき栽培記録、8月葉月

2019-08-03 19:34:33 | 日記
「ムラサキ苗、驚きの再生」
長い梅雨であった。雨がなくとも薄日も射さない曇り日もあった。
大きく広がった緑の葉が、黄色から褐色へと変わり行く姿を見る事になった。
手の施し様も無かった。ハムシの被害が追い打ちを掛けた様でもある。
すっかりダメかと思った苗の中心にわずかな緑を発見。
再生するムラサキに驚きの期待を寄せる事になった。


消えそうで、消えずに緑が大きくなってきた。

枯れずに緑を残していた苗である。

本葉3枚が痛々しい。芯に新たな緑が伸びてきた。

5枚の本葉、黄変するも何とか留まったか。中心の緑に期待。

これだけ茎立ちがあれば、大丈夫だろう。

先月7/12 紹介の害虫被害の苗である。ここまで、回復した。

茎立ち後に本葉を失った苗。
先端部が再生してきたが、隣の苗に何時追いつけであろうか。
ほとんどが同じブロック内の苗の状況である。
生育不良の原因は特定できずにいる。ハムシの被害、日照不足、被覆培土、播種方法と時期・・・。
これら全てに原因がと思うが、元気で心地よく生育している苗も多いのである。
後3ヶ月、どのような姿になっていつだろうか。

  「きのぬけぬ はたけかよいに あきがくる」
コメント
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