紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)11~12月の発芽

2014-12-26 19:28:09 | 紫草の栽培
紫草の年末の発芽



前回なかなか発芽しない種を取り除いて改めて冷温処理済みの種を空になったポットに3粒ずつ播いてみた。黄色の丸いマーカーは種を播いたポットで、他のポットの発芽苗は発根種を播いたもので、それでも発芽するまでに3日間を要した。

この時期での発芽は、日が満れば続々と・・・という訳にはいかない。

 12/7(播種後12日後)2個
 12/8(播種後13日後)2個
 12/10(播種後15日後)2個
 12/18(播種後23日後)1個
 12/23(播種後28日後)1個
 12/24(播種後29日後)1個

播種後1ヶ月、発芽率は30%と大分低く、種を掘り出したいポットもある。3粒播いて3個の発芽のポットもあり、2個発芽のポットが2つあった。(このポット2つは離れていて用土も異なるのだが、面白い事に1粒目の発芽と2粒目の発芽が共に2週間ずれで発芽している) 





大きな苗は11月中に発芽し成育中の苗である。1個も発芽しないポットは再びサラにして、新年向けに種を播く事にする。


日毎に昼間の時間は短くなり、寒さが募る日々。暖かな晩秋から一気に真冬に突入。満を持していた2014年産の紫草の種は早速雪中保管による発芽処理に入った。深い雪の下に眠る事約2ヶ月、自然の状況での越冬で不思議と発芽率が高くなる。

新たな気分で新年を迎えたいものである。
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