3月18日、20日と中1日で野毛屋さんで連釣したものの、潮が行かずに2日の合計でショウサイフグ3匹という貧果に終わった。
船釣りを始めて以来、こんなにも潮が動かなかった経験はなかったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c6/79246678eaf4e830012b32368e2fd87f.jpg)
(こちらは横須賀沖。)
釣りを趣味としていれば「潮が動かないと魚は食わない」とか「潮止まりは釣れない」は耳にしてるし、常識として捉えていること。
じゃあ、その理由は?というと、色んな説があるようだ。
潮が動くとプランクトンが動いてそれを補食する小魚が動く、すると小魚を補食するフィッシュイーターの中魚が動く、するとそれを補食する大魚が・・・
という食物連鎖に直結した説明をよく目にする。
他には、潮が動くと魚の食欲のスイッチが入るから。とか。でもこれは理由じゃなくて生態の説明だな。
この理由にあたる説では、潮が動くことで魚のエラを通る流水量が増えて、酸素取り込み量が増えた結果、活性が上がるから。ってのもある。
確かに、これまでの釣りの経験で潮止まりは釣果が少ないのは事実として頷ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/93/a189a6ccee1de99590650e050d3199ff.jpg)
(前回は1匹だったし。)
しかし、ショウサイフグに関して言えば、プランクトン食ではないし、小魚も食べない。海底にいる甲殻類等をエサにしているから食物連鎖の線は薄いと思う。
そして潮止まりに魚が全く釣れないかというと、そうではなく、数は出ないけれど釣れたりする。前回もそうだった。だから、潮の動きで補食のスイッチが入るというのも、それだけではなさそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d8/32b4953ab131b7f55f300a99521606c1.jpg)
(動かない潮でも釣り揚げた。)
そこで考えた。
魚は潮流に逆らってその場に留まる努力をするより、流れに任せて泳ぐ方が楽なはず。人が流れるプールで流れて楽しむのと同じで、わざわざ流れに逆らって疲れることはしないだろう。
泳いでいればエサに出会うチャンスが増すからヤル気も出て、積極的にエサを食う。
潮が動かなければその逆で、魚は泳ぐよりもその場に留まる方が楽だろう。下手に動いて体力を消耗するより温存を選ぶだろうて。人も電車が止まっていれば、無理して歩かずに動くまで駅で待つしね。
つまり、潮が動かないと潮流に乗った魚の回遊がないから、同じ場所で釣りをしている限り、新たな魚に出会えない。だから釣れないのではなかろうか。
潮止まりであっても魚が留まっている場所にピンポイントでエサが入れば、魚はきっと食わずにはいられないから、その場合は釣れる。
そういうことではなかろうか。
だから、前回、前々回の潮が動かない時のショウサイフグ釣りでは、船下ではなく幅広くキャストして居場所を探り、ピンポイントで食わせなければならなかったんだろう。
そう結論づけた。
どの説も人が考えたことなんで、トドの詰まり、本当のところは魚に聞いてみないと判らないんだけどね。
🐡
船釣りを始めて以来、こんなにも潮が動かなかった経験はなかったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c6/79246678eaf4e830012b32368e2fd87f.jpg)
(こちらは横須賀沖。)
釣りを趣味としていれば「潮が動かないと魚は食わない」とか「潮止まりは釣れない」は耳にしてるし、常識として捉えていること。
じゃあ、その理由は?というと、色んな説があるようだ。
潮が動くとプランクトンが動いてそれを補食する小魚が動く、すると小魚を補食するフィッシュイーターの中魚が動く、するとそれを補食する大魚が・・・
という食物連鎖に直結した説明をよく目にする。
他には、潮が動くと魚の食欲のスイッチが入るから。とか。でもこれは理由じゃなくて生態の説明だな。
この理由にあたる説では、潮が動くことで魚のエラを通る流水量が増えて、酸素取り込み量が増えた結果、活性が上がるから。ってのもある。
確かに、これまでの釣りの経験で潮止まりは釣果が少ないのは事実として頷ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/93/a189a6ccee1de99590650e050d3199ff.jpg)
(前回は1匹だったし。)
しかし、ショウサイフグに関して言えば、プランクトン食ではないし、小魚も食べない。海底にいる甲殻類等をエサにしているから食物連鎖の線は薄いと思う。
そして潮止まりに魚が全く釣れないかというと、そうではなく、数は出ないけれど釣れたりする。前回もそうだった。だから、潮の動きで補食のスイッチが入るというのも、それだけではなさそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d8/32b4953ab131b7f55f300a99521606c1.jpg)
(動かない潮でも釣り揚げた。)
そこで考えた。
魚は潮流に逆らってその場に留まる努力をするより、流れに任せて泳ぐ方が楽なはず。人が流れるプールで流れて楽しむのと同じで、わざわざ流れに逆らって疲れることはしないだろう。
泳いでいればエサに出会うチャンスが増すからヤル気も出て、積極的にエサを食う。
潮が動かなければその逆で、魚は泳ぐよりもその場に留まる方が楽だろう。下手に動いて体力を消耗するより温存を選ぶだろうて。人も電車が止まっていれば、無理して歩かずに動くまで駅で待つしね。
つまり、潮が動かないと潮流に乗った魚の回遊がないから、同じ場所で釣りをしている限り、新たな魚に出会えない。だから釣れないのではなかろうか。
潮止まりであっても魚が留まっている場所にピンポイントでエサが入れば、魚はきっと食わずにはいられないから、その場合は釣れる。
そういうことではなかろうか。
だから、前回、前々回の潮が動かない時のショウサイフグ釣りでは、船下ではなく幅広くキャストして居場所を探り、ピンポイントで食わせなければならなかったんだろう。
そう結論づけた。
どの説も人が考えたことなんで、トドの詰まり、本当のところは魚に聞いてみないと判らないんだけどね。
🐡