どうなることかと焦った午前アジも、終わってみれば形になった。
(晴れ晴れ。)
宿に戻って昼食を取り、Yさんは午後フグのために貸し竿の「健流」を借りる。
(第2忠丸は出船なし。)
掃除が終わった頃合いで再び左舷大艫に乗り込み準備。
(遠方に怪しい雲が見える。)
大貫沖で釣り開始。
と、その気持ちに水を差すように雨が振り始める。
(この雲に降られた。)
30分ほどで雨は止み、その後は晴天。
キャストして探しまくって、初の活性に3回目のアワセで掛けてブチ抜いたらサバフグ。
(キミではないのだよ。)
(ラストでこいつ。持ってるぜ!)
「これで揚がっていきまーす。」
(沖あがり。)
🐡
Yさんも、アジ釣りの要領が分かったし、晴天の下、東京湾をクルージング出来て気持ち良かった。と満足いただけた模様。
船を降り際、俊船長に、朝イチはどうなるかと思った、と伝えると、群れがいても全く食わないから参ったよ、とのこと。
最近のアジでは朝イチは食わないことがあるそうだ。
(晴れ晴れ。)
宿に戻って昼食を取り、Yさんは午後フグのために貸し竿の「健流」を借りる。
船は掃除中のため、宿前で竿を使って湾フグの釣り方をレクチャーする。
あがり間際にT1さんからのLINEで、やっとショウサイを1匹獲ったと連絡が入ったから状況は厳しいのかもしれない。
サバフグは結構揚がったそうですが。
(第2忠丸は出船なし。)
掃除が終わった頃合いで再び左舷大艫に乗り込み準備。
船上でYさんにエサの付け方を教え、係留されたまま竿を入れて底ダチ取りと誘いを練習して貰った。
予習が済んで出船、一路大貫沖を目指す。
(遠方に怪しい雲が見える。)
大貫沖で釣り開始。
Yさんの横に立って釣り方を最終チェックして、5秒ごとのやさしいシャクリを念押しする。
暫く横で見てて大丈夫そうだ、と自分の釣りを開始。
何とか白子と共にフグをお持ち帰りいただくためにも頑張るぞ。
と、その気持ちに水を差すように雨が振り始める。
パラ、どころじゃなくて暫くザーザーと降られ、慌ててレインウェアを着込む。
(この雲に降られた。)
30分ほどで雨は止み、その後は晴天。
風が強まってうねりが出てくる。
脱いだウェアが直ぐ乾いて良いけどね。
船中音沙汰なく皆黙々と誘っているところ、横を見るとYさんが巻いてる。
竿がしなってるから掛けてる!?
水面を見るとショウサイが浮いてくるところだ。
「巻いて!巻いて!」
浮いたところで、
「一気に抜き揚げて!!」
思わず叫んじゃう。
Yさん、無事ショウサイフグをゲット。
しかも白いのが出てるから白子も確定。
更には船中1番目で俊船長から記念撮影いただく。
Yさんは、誘ってたら掛かった、と至って冷静だ。
釣りの神様がハメてやろうとの思し召しかな。
ビギナーに釣れるのは釣りあるあるだ。
これで役目は果たせたとホッとする。
良かったー。
あとは師匠ヅラをするために自分が釣ればOK。
が、アタらない。
エサも噛られない。
マジか!?
キャストして探しまくって、初の活性に3回目のアワセで掛けてブチ抜いたらサバフグ。
Yさんにドヤと見せる予定がスカされる。
今日はアタリが遠い。
(キミではないのだよ。)
その後、寄せる途中で微妙なアタリらしき反応が2度あったけど、うねりのためか掛けられずエサだけヤラれる。
竿が3釣行振りのリアランサーだからタイミングがずれてるのかな?
刻々と時間は過ぎ、捌きも終えて、この流しであがります、と俊船長のアナウンスが。
いよいよオーラスだ。
フグ釣りなら数で負けることはないよ。
釣れなくても私が釣った分をお土産に差し上げますよ。
などと計画段階で宣言してたのに、初船釣りのビギナーのYさんの後塵を拝してしまうのか・・・
(ラストでこいつ。持ってるぜ!)
「これで揚がっていきまーす。」
アナウンスと同時に竿先がチョンと沈んだのに反応、サクッと来たところに両腕を高く上げて追いアワセも決まる、掛けた!
ゴリ巻きからブチ抜いたのは小型なショウサイ。
最後の最後で踏ん張った。
(沖あがり。)
結果はYさんと共に1匹。
活性が高くないとは言え、危うくオデコになりかけるとはダメダメですな。
背中が煤けてますぜ。
初釣りのプロデュースはギリギリで役目を果たせたけど、驕ってはいけませんね。
これからも精進ですな。
・ショウサイフグ : 1
・ショウサイフグ : 1
・サバフグ : 1 (お裾分け)
船中0~3
小潮
🐡