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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】悶々としながら冬タチに挑み食材確保 (2025/02/14 タチウオ 三喜丸)

2025-02-21 05:52:00 | 釣り
三喜丸さんへのリスケ釣行は5:40に到着。

船に荷物を置いて場所取りしてから船宿で駐車券を貰って、車を小柴港の駐車場へ停めに行く。

釣り座は左舷艫2番目をチョイス。


(お久し振りです。)

駐車場で準備を整えて宿に戻ってから受付けなんだけど、斎田社長はおられずヒデ船長が受付け番をしている。

聞くと社長は1週間アメリカに行かれているとのこと。

(本日はアジ船でタチウオに出る。)

宿でコーヒーをいただきながらヒデ船長と常連さんの会話を聞いていると、今日の潮でタチウオは厳しいと思うと不吉なことを仰る。

元々活性が低い冬タチに更に不安要素を積み増しして欲しくないな。

タチウオは夏と冬の年2回しか乗らないから引き出しが少ないのよ。

(出船。)

左舷4名、右舷2名の計6名の余裕の釣り座で出船。

左舷の胴の間に広く場所を取ってのびのびと釣りが出来る。

(釣り開始。)

猿島沖で釣りを開始するも、反応が薄いので直ぐさま移動する。

風なくうねりなく久し振りに釣りやすいコンディション。
人には良いけどタチウオにはどうでしょうね。

(タチウオ船団。)

船団に合流して釣り再開。

タナは50〜60mの間の5mほど。

タナまで落として仕掛けを馴染ませたところにいきなりのアタリ。

おっ!と反応して誘いを入れてみるも続きがない。
ネチネチとその場で粘るものの口を使わず。

仕掛けを揚げるとハリの手前までエサを食われていた。
もう一口食ってくれよ。

(海は穏やか。)

打ち返して、すぐにアタリが出るだろうと思っていたのに音沙汰なし。

ノーテーションフリーフォールで間を取りながら探っても反応なし。
右隣りさんはユラユラ誘いで型を見て、ポツポツと揚げている。

色々と誘いを変えても、誘わずにステイしてもこちらには見向きもしない。

お隣を見るに、ここまで相手にされないのはおかしい。
お隣とは既に5匹くらい差がついている。
これは誘いではなく仕掛けの問題だろうと考えた。

2.5mの自作のテーパー仕掛けを2mに切り詰めてもダメ。


(潮はこんな感じ。)

テーパーの接続部がちょっとキンクしているのが気になっていたので、5号ラインで仕掛けを作成して取り替えてみる。

細いラインで自然なエサの動きが狙いね。

5号だとハリを飲まれると切られる可能性があるけれど、アタリがなければ始まらない。

すると、結果が出るのよ。

誘い後のステイでアタリを検知。
その場でユラユラ誘い続けると食い込みのアタリに発展、アワセをくれるとズン!と来た。

掛けた!

電動オンで引きを堪能するも型は期待出来ない手応えだ。


(10:02に1匹目。)

指3.5本のタチウオ。

2時間半でやっと型を見ましたよ。
多分型を見たのは船中最後ではあるまいか。

片エラを切って血抜きしてクーラーへ。

N会長へのお裾分けには少なくとも4匹、できれば指4.5〜5本サイズが欲しい。

(潮はほぼ止まり。)

朝のサービスタイムに1匹しか揚げられず再び沈黙が続く。

色々試しても結果が出ず、近い船団で揚げている人の誘いを参考に早めの誘いに切り替える。

食い気のあるヤツを優先的に掛けるものの、型は小さい。
やはり誘いが早いと先に小さいのが食うか。

ノーテーションの誘いではエサを食われてもハリまで食わずに離されちゃう。


(船団はバラける。)

食には型を狙わないといかんからスローな誘いに戻す。

試行錯誤を繰り返し、幅10cmほどのチョンチョン誘いでリール1/4回転巻きが良いと分かった。

タナのレンジを誘っているとモタレまでいかない微かな重みを感じる。

そこで止めてチョンチョン誘いを繰り返すと触りが出る。

いるぞ、いるぞ、とネチっこく誘い続けるとようやくアタリに発展、食うまで待って食い込みの引き込みでアワセてスドン!

良型の手応えだ。

(11:58の3匹目はF4サイズ。)

サイズが上がって指4本。

このサイズが複数匹獲れればお裾分けできそうだ。

同じパターンで追釣してイケると確信した時には昼を回っていた。

それでも攻略の糸口が見つかれば集中力が上る。

積極的に攻めるぞ。

(12:48に5匹目。)

誘い時の微かな重みを察知してネチネチからのズドン!

このパターンではF4サイズが揃う。

もう一声、F5サイズが出れば言う事なしなんだけど叶わない。

最後までネチネチ粘ったもののタイムアップ。

沖あがりを迎えた。

(沖あがり。)

結果は7匹。

前半の見向きもされない状況から何とか巻き返したものの、食わせきれなかったのは引き出しが足らんのね。

結局最後まで5号ハリスを切られずに済んだし、活性が低い冬タチはよりエサの動きにシビアだと分かった。

良い経験になりましたよ。

(本日のタチウオ。)

指4本サイズが3匹獲れたから何とかN会長にお裾分けも出来て面目が立つ。

手強いタチウオに最後まで集中力が切れなかったのは湾フグで鍛えられた賜物だろう。

次はフグに復帰しようかな。


・タチウオ : 7
船中5〜13
大潮


🐟