野毛屋さんへの食材調達釣行の釣果は48匹。
午前船だったから、家に帰って道具を洗ったら休む間を置かずに捌きに入る。
ウロコを取り、頭を落として、内臓を掻き出し、水洗い。
マシーンと化して全匹を下ろしたら、フライと南蛮漬け用の仕込みに入る。
(この量だからね。)
ここまでで良い時間になったんで、晩飯用のなめろうを仕立てたところで晩酌して一息着く。
飲み終えたらそのまま晩飯。
それが、
(当日は簡単に済ます。)
アジのなめろう丼。
大葉がなかったから彩りが淋しいものの味は絶品。
当日釣りたてアジの爽やかさと脂の旨味に味噌のコク。
かっ込んであっという間に完食よ。
食べ終えたら、明日食べるための仕込みを完了させる。
そして翌日。
墓参りを終えて我が家に集まったら仕上げ。
アジ尽くしをいただきますよ。
(ドーンと。)
アジフライ。
飯はアジフライだぞ、と伝えた時の母親の顔の輝きからどんだけ食べたかったのか分かった。
妹夫婦からも喜びの声があがる。
(タルタルソース付きよ。)
揚げ立てを母親に出したら、凄い勢いで齧り付き、立て続けに何匹もいく。
普段食が細い母親なのに、この食付きで東京湾釣りアジの実力が良く分かるな。
妹夫婦も次から次へとパク付き、30切れ分が綺麗に売れた。
(前日仕込み。)
アジの南蛮漬け。
前日仕立てたから酢がこなれて味の一体感が増した一品。
これも母親の好物だからバクバクいってる。
野菜の歯応えと味が染みたアジとのコラボは堪らんね。
(お初。)
アジの塩辛。
野毛屋さんで久し振りにお会いした花王迷人劇場さんに教わった品。
本来はアジを熟成させてから塩麹に漬けるようだけれど、時間がなかったから釣り立てで仕込んだ。
それでも、塩麹の効果でねっとりした食感になり、ご飯に乗せても酒のアテにも持って来いの逸品だ。
簡単お手軽に仕込めるから定番化決定。
教えてくれた花王迷人劇場さんに感謝ね。
(集合写真。)
アジ尽くしの食卓に母親も妹夫婦も満足したようだ。
釣りに行った甲斐がありましたよ。
更に、余っているアジを持って帰ると言うので、三枚に下ろして真空パックして持たせてやる。
青魚好きの母親には何よりの土産だろう。
東京湾のアジに感謝ね。
🐟
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます