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【釣】波にも負けず風にも負けず今年初のご褒美をゲットする (2022/04/30 ショウサイフグ 野毛屋)

2022-05-06 06:22:00 | 釣り
始まりましたよ、野毛屋さんのショウサイフグが。
今季はスタートから持ち帰り出来る白子が取れてるんで、シーズンインから楽しみが増えるね。

ショウサイフグは掛けると活発に走る、小気味良い釣り味。
前回のトラフグでボウズを喰らい、ここ2ヶ月フグに会ってないんでウズウズしてますよ。


(毎度。)

4:50に野毛屋さんに着くと、待ちの車列が少ない。
皆さんGWでお出掛けなのかな、と思ったところ宿前に旦那さんがいる。

既に宿並びの駐車場に車が納まってて、渡された駐車カードは14番目。
1台差でコインパーキングの番手になった。

GWの盛況でトラフグ時と同様に開店前から駐車場の案内をしているそうだ。

釣り座は左舷舳をゲット。
風と潮から右舷有利のところ、艫側は埋まってて、空いてた両舳のうち右舷を目の前で取られてしまった。
今日はどれも1手遅いんだな。

午前中は北東の強風が残る下げ潮なんで、上げ潮の後半勝負だな。


(各船盛況ですよ。)

GWとあって船上は盛況だ。
アジ船ではお子さま連れのご家族が多いけど、強風からのうねりで酔わなけりゃ良いね。

フグ船は左舷12名、右舷も同じくらいで減らしてる定員一杯だろう。
座席は調整にならずそのまま舳1番に座る。


(潮はこんな感じ。)

出船して平潟湾を出たところからうねりがある。

船長指示で全員がキャビンに待避。
船上のどこにいても波飛沫を被るドッタンバッタン状態だ。
いつもの倍以上の50分掛けて東京湾を横断する。


(天気は良いですが。)

富津沖で釣り開始。

通常カットウ仕掛けでスタート。
舳は揺れが大きいから、うねりの上下動でゼロテンを確保するタイミングが難しい。
潮が早くて流されるから、丸型オモリを連結して18号にする。


(釣り開始。このうねりよ。)

うねりで揺れる船の上下動のタイミングに合わせて仕掛けを着底させて、ゼロテン3秒で誘う。
強い風が竿先を揺らすからアタリを取るのも難しい。

そんな厳しい状況下で微妙な気配をキャッチ。
いるのか?

続く気配にアワセると、サクッと来た。
ゴリ巻きから抜き揚げると、


(おチビ。)

ストラップサイズのおチビショウサイ。

シーズンファーストヒットはリリースだけど、大きく育って沢山子供を増やして欲しいね。
このあと同じリリースサイズを1匹追釣。

早潮は潮止まりが近付くに連れて緩まり、オモリは10号で大丈夫になる。
こうなれば普段の釣りができるぞ。

すると、来ましたよ。
ゼロテンでチョンと揺れた竿先に反応すると、サクッ。
掛かると同時に走り出すのはショウサイだね。

ブルブル来る手応えをゴリ巻きで制してブチ抜く。
小気味良い引きは楽しいな。


(キープ1匹目。)

揚がったのは良型のショウサイフグ。

白子持ちかもしれないから、血抜きしてクーラーへイン。

ショウサイは周りでもポツリと揚がる程度なんで、群れていないようだ。
下げ潮で艫有利のところ、早い時間にキープサイズを獲れて良かった。

その数分後、ヌーンという手応えで揚がって来たのは嬉しいスミイカ。

スミ爆弾を食らわないように慎重に首根っこを握って、健船長にバックから出して貰ったビニール袋へイン。

大人しくて収納時にもスミを吐かなかったね。


(観念したのかな。)

潮止まりになって我慢の時間になるものの、気配のないところでサクッと掛かるから油断できない。

とにかく、雑にならず誘い続けないといけないね。
ぞんざいでなく、念がこもった誘いだからフグが寄って掛かるのだと思いたい。


(やっとコンディション回復。)

風もうねりも治まってやっと釣り易くなる。
徐々に上げ潮が効いて来て、これからが勝負だ。

でも、潮は右前に流れるから右舷有利なんだよね。


(12:15に5匹目。)

昼過ぎに5匹目。
公式記録だと3匹目を揚げる。

有利な潮になってもポツリのペースは変わらない。
左舷側はあまり揚がってないから、右舷側が稼いでるのだろうな。

今季お初のショウサイなんで刺身と白子が味わえれば良いや。

次が獲れたのは1時間後。


(13:14に良型の6匹目。公式では4匹目。)

今日イチの良型は釣り味抜群だ。
ぜひ白子が入っててほしいな。

これを揚げたところで左舷から捌きタイムになる。

ショウサイフグは錨を打つ掛かり釣りなんで、船長が船上で捌くのよ。

捌きの時点で公式記録は4匹。
良型がオスだったようで、捌かれて戻ってきた袋中に型の良い白子が見えた。
嬉しい初白子ゲットだ。

暫くして場所を移動。

「ここが最後の場所ね。」

仕掛けを落とすと直ぐ様アタリが出てゲット、「型見たよ」アナウンスをいただきましたよ。

右舷側の捌きに入ってるんで、捌き終えたら沖あがりだ。


(錨が入ってます。)

抱え込みで右前の船底に入っていく筋は右舷側と被っていないようで、ポンポンと連チャンで掛ける。

船底から引っこ抜くようにブチ抜き、空中でUターンさせて取り込むのは気持ちいいぞ。

ものの30分で3匹を追加できた。

これまでのペースから考えられないし、
周りは揚がってなかったから、筋と誘いがバッチリハマったのだろうね。

フグ釣りではたまにこんな事があるのよ。

追加分の捌きに健船長へ差し出すと、

「3匹釣ったの?7匹でトップだよ。」

と言われ、ビックリ!


(捌かれ後。白子が光るぞ。)

捌き時点で6匹が2名いたそうで、最後の最後で差したようだ。

よもや頭が取れるとは思いもしなかった。


(沖あがり。午後船がいるよ。)

シーズンインしたばかりだけど、今年のショウサイフグはどうだろうか?

その年ごとにフグによって好・不調が別れる印象がある。
昨年はトラフグが凄かったし。


(頭シール貰いました。)

八景沖ではコモンフグが幅を利かせてショウサイフグが追いやられてる気がする。

ショウサイフグが失地回復で盛り返して、長く楽しませてくれることを期待したいな。

・ショウサイフグ : 9 (リリース2)
・スミイカ : 1
・ギマ   : 1 (リリース)
・メゴチ  : 1 (リリース)
船中0~7
中潮


🐡


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