大人の遠足、鮎の友釣り遠征の最終日。
(お世話になりました。)
(上流はチョイ濁り。)
(再び。)
(本日もここ。)
(狙うは向こう側。)
竿を立ててオトリを自由に泳がせると活発に動き回る。
(ゲットだぜ。)
この調子で行くぞと息巻いたものの、同じポイントで3匹を掛けて、3連続で取り込みバラしをしでかす。
(癒やされるね。)
(12:12に最後の1匹。)
(本日の鮎。)
結果は6匹。
(このルートで帰ります。)
民宿いちだで炊き立てご飯にブランド卵の玉子かけご飯、飛騨牛の朴葉味噌焼きの朝食をいただき、満腹して出発。
(お世話になりました。)
預けておいた鮎の受取りと日券を買うためにスズ井酒店へ向かう。
昨晩いただいて美味しかった地酒蓬莱があと2本あったからN会長とSさんが購入、在庫があれば自分も買いたかったな。
鮎の預かりは無料だし、蓬莱はどう考えても安すぎる言値なのに、喜んだおじいさんはペットボトルのお茶を4本サービスしてくれた。
商売っ気がなさ過ぎですよ。
優しさに溢れた長く続けて欲しいお店ですね。
今度来た時にも必ず寄りますからね。
(上流はチョイ濁り。)
最終日も高原川で釣る予定。
様子を見た上流はまだ濁り気味だから、昨日と同じJA前に入ることにした。
帰りの時間を考慮すると釣りは12:30まで。
中央道の渋滞は確定だからね。
13:00には帰路に着く予定で釣り開始だ。
(再び。)
自分は昨日と同じポイントに入る。
川に立ち込み、仕掛けをセットして竿を伸ばしオトリに鼻カンを着けて、逆バリを打とうと川に入れたらそのままオトリが泳いで行った。
あれれ!?
鼻カンがちゃんとハマってなかったのね。
連日の1匹目バラシに続き、今回はオトリバラシよ。
トホホ。
(本日もここ。)
気を取り直してオトリを付け直し、送り出す。
するとすぐに1匹目をゲット。
今回は落ち着いて取れましたよ。
少し粘るも手前側は昨日釣ったから反応が薄い。
なので、今日は川の中央の岩裏に立ち込み、対岸側を攻めてみる。
(狙うは向こう側。)
流心から外れた中洲の岩陰で反応が出る。
竿を立ててオトリを自由に泳がせると活発に動き回る。
野鮎に追われているね。
ブルッと手元にアタリが伝わると目印が下流に流されて行く。
掛かった。
流れるに任せて流れの緩いところまで泳がせて体制を整え、溜めて、引き抜く。
飛んで来た鮎をキャッチ。
(ゲットだぜ。)
この調子で行くぞと息巻いたものの、同じポイントで3匹を掛けて、3連続で取り込みバラしをしでかす。
良型を揚げきらずに水面でバウンドさせてバラし。
飛んで来た掛け鮎がタモの下を抜けてバラし。
バランス崩してキャッチし損ない体の周りを回してバラし。
さすがに3連続はヘコむわ。
(癒やされるね。)
同じポイントで反応がなくなり、ちょっと上のポイントに釣り上がる。
気を取り直して良型のオトリを付け替えて流心の深みに泳がせる。
すると早々に良型を掛ける。
トラウマになりかけた取り込みはギリギリまで寄せて慎重にキャッチ。
この野鮎が元気が良く、オトリにすると駆けずり回るように泳ぐ。
ガンガン泳いで期待どおりに掛けてくれる。
ところが、腹掛かりだったんで大事を取ってローテーションせずに元気なオトリくんを連投。
またまたガンガン泳いでくれてまた見事に掛かる。
出来るオトリは助かるな。
12:00を過ぎてあがり時間が刻々と迫る。
集合場所までの移動の時間を考慮すると12:15がタイムリミットだ。
ラストに1匹、気持ち良く獲りたい。
最後に掛けたのが小型だったから厳しいかと思っていたら、オトリにするとこの小鮎が活発に泳ぐ。
オバセ(水中糸のたるみ)を入れると流心をグングン上流へ泳いで行く。
良いぞ。
頑張れー。
健気に泳ぐオトリくんに仲間意識を抱き、「その調子!」と声を掛ける。
すると、掛かりましたよ。
流れも手伝って目印が勢い良く下流に流される。
竿を立てて溜めると良型の手応え。
思わず「でかした!」と声を出しちゃったよ。
慎重に寄せて抜き揚げから綺麗にキャッチ。
遠征の最後を飾る納得の1匹だ。
(12:12に最後の1匹。)
リミット3分前の出来過ぎの展開にアドレナリン大放出。
終わり良ければすべて良し。
3連続バラしも経験と割り切って満足、満足。
気持ち良く竿を畳んだ。
こんなのを体験しちゃうと癖になるね。
(本日の鮎。)
結果は6匹。
泳がせの練習で、あまり移動せずにバラしもあってこの釣果なら良い方かな。
遠征3日間の合計では29匹。
初心者としては及第点ではないでしょうか。
(このルートで帰ります。)
この3日間釣った鮎はSさんが冷凍庫を持って来てくれたんで新鮮なまま冷凍。
遠征慣れしている人の装備は違いますわ。
3日間の大人の遠足はこれにて終了。
トーナメンターのベテラン鮎釣り師に引率・指導いただいて、普通の友釣り初心者なら体験出来ないだろう贅沢な遠征だった。
環境が良い綺麗な川で経験を積めて勉強になったし、何より楽しかった。
ぜひ毎年の恒例行事にしたいな。
N会長とSさんに感謝です。
🐟
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