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【釣】渋い中のんびり釣りで自分と対話す (2020/01/25 アマダイ 一俊丸)

2020-01-31 06:14:00 | 釣り
会社の新年会で社長を前に今年のプライベート目標を宣言させられる中で、3つの釣り目標をAND条件で達成する!と豪気を見せたこの私。

そんな2020フィッシングロードが開幕し、初釣りの野毛屋さんで釣果が少ないものの、目標の1つ竿頭をゲット。

それに気を良くして、今年の釣運は上向きではなかろうか、と余裕をこいて今回は目標とは関係ないアマダイを一俊丸さんで狙っちゃいます。


(お久しぶりです。)

この日のアマダイ船は2艘出しのところ、予約サイトで見るとほぼ満席。

少しでも事を有利に運ぶために一俊丸さんに5:10着で備えて、座席抽選の結果、3号船の右舷艫2番をチョイス。

ほぼ満席でも大型船の釣り座は1つおきなんで余裕があるよ。


(茅ヶ崎港の釣り船ら。まだ真っ暗ですよ。)

暗いうちから船に乗り込んでセッティングし、電動リールのケーブルを繋ぐものの反応がない。
船電源の電極との接触を確めて、何回も繋ぎ直してもウンともスンとも言わない。
マジか!?

悪戦苦闘して、故障じゃあるまいな、と焦り始めて隣を見ると、同じように電源と格闘されてる方が居られる。

船のエンジンは掛かってても通電されてなかったのね。
お隣さんと確認し合ってホッとしましたよ。


(セッティング完了。)

タックルはLIGHTGAME M200にForceMaster800の組み合わせ。
オモリはPE2号だと50号の指定。
仕掛けは昨年のアマダイ釣行時に作ったものを引っ張り出してきた。

船長が通電させたんでFM800に灯が点って準備OK、いざ出船ですよ。


(お日様出たけど雲が厚いな。)

江の島を眺めながら茅ヶ崎沖で釣り開始。
水深50mほどの浅場からの流し。

底を取り、1m切ってアタリを待つ。
底取りは頻繁にしてアマダイのタナを狙い撃ちだ、と様子を見る。
異常なし。

5分したら巻き上げてエサをチェック。
オキアミが投入時のお姿でお戻りになる。


(潮はこんな感じ。)

本命の前にアカボラとかキダイとかガンゾーとかゲストが来ないかな、と打ち返すものの待てど誘えど異常なし。

船中沈黙が続く。
何だかイヤな予感がするぞ。


(朝メシを待つカモメ。貰えないよ。)

場所変えで70~80mラインを流すもやっぱり異常なし。

船中ポツと本命が揚がり、隣の大艫の方も小型を揚げたけど、こちらは音沙汰なし。

参ったね。


(江の島を眺めながら。)

5分ごとのエサチェックでたまにオキアミの頭だけをイカれてることもあるけど、いつもなら揚がるだろうゲストも全く反応がない。

活性が良くないのだろうから誘いは最小限に優しく自然にを心がける。
でも、何ら異常なし。

ヤバいね。


(空の桶が続く。)

開始からおよそ3時間。

ようやく待ちに待ったアタリが出る。
クンクンと小さなものだけど慎重に一呼吸置いて続く反応を待ち、クンと来たとこでゆっくりとアワセを入れる。

竿を上げるに連れて竿先が揺れながらお辞儀をする。
掛けたぞ。

手巻きで数m巻き上げて感触を確めてから電動をオン、中速で巻きに入る。

途中でグングンと突っ込む引きが出るのは、小型だけど本命のようだぞ。

テンビンを抜きあげ、ハリスを手繰るとゆらゆらと水面にピンクの魚影が浮かんでくる。


(10時過ぎにやっと1匹目。)

おチビなものの本命アマダイをゲット。
ここまで長かったー。

ボウズが消えてホッとする。
ここから巻き返しかー、と期待をするも、アタリがあったのは1時間後。


(嬉しいゲスト。)

揚がったのはアカボラ(ヒメコダイ)。
味が良いから嬉しいよ。
これは刺身でいきますかと、もちろんキープ。

更に20分後に、


(定番ゲスト。)

カナガシラ。

寂しい釣果だし、前回いただいたらなかなか良いお味だったんでキープしますぜ。

底りを迎えた12時過ぎにようやく本命2匹目を見る。


(2匹目。)

これもおチビで食は寂しくなりそうだ。

型狙いだろう100mラインも流すけど、音沙汰なし。

「アマダイ揚がったよ」
のアナウンスで周りを見渡すものの、動きなし。
左舷側の方が良いのかな。


(渋いっす。)

湾フグ釣りでの「無想の誘い」よろしく自然に優しくを実践し、たまにアタリが出るも単発で食い込みまで至らない。

お魚たちは一体何が気に入らないのでしょうか?

「この流しが最後です」
との船長アナウンスでいよいよオーラス。

2時間近く活性を感じないまま過ごしたけど、せめて最後に1匹、ここが勝負どころだ。

相変わらず渋い日に当たる引きの弱さを持ってるのは今日の状況で分かるとして、勝負どころで獲れるかどうかが今年の釣運を占う大事な要素だろう。

ここだー、ここだぞー。

刻々とあがり時間が迫る中で丁寧に誘いを入れると、誘いからの落とし込みにクンと反応。

「これで終わりにします」

のアナウンスを聞きながらアワセを入れると活性あり、掛けた❗

最後の最後に揚がったのは本命のアマダイ。
このブザービーターにテンションアゲアゲっす。


(我ながらお見事。)

持ってる。
持ってるよ。
今年はイケるんだよ。

綺麗なアマダイを手に自分自身に語りかける。
釣れるならもっと早く釣れよ、とも言えますがね。


(沖あがり。)

結果は3匹。

ゲストに至ってはたったの2匹と、釣果を見ればトホホな結果ですが、久し振りにのんびりとした釣りが出来たから良し、ですわ。

アマダイはシーズン中にもう一度乗ろうかな。

迷うな。

・アマダイ : 3
・アカボラ : 1
・カナガシラ : 1
船中0~9
大潮


🐡


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