朝まだ暗いうちに震えながら家を出ると、車載の温度計はマイナス2℃。
(毎度。)
(潮はこんな感じ。)
(寒いよ。)
(ビューティフルサンライズ。)
(出船。)
(風なし。アタリもなし。)
満潮が近く、潮が緩いから誘いの待ちは5秒。
(7:48に1匹目。)
(気配もなし。)
(風景も変わらず。)
(9:43に2匹目。)
(再び風景写真。)
(11:58に3匹目。)
(残り時間少ないよ。)
(14:44に5匹目。)
(キミかね。)
(本日のアカメフグ。)
(沖あがり。)
アカメフグのシーズンは残すところあと1ヶ月ほど。
路面凍結がないか気を付けながら運転して、野毛屋さん着がいつもよりチョイ早い4:30。
それでも待ち行列は24番目。
前日が北風ビュービューだったから、皆さん本日にシフトしたんでしょうね。
(毎度。)
フグは2船出しのところ、ほぼ満員だ。
釣り座は最近定位置とも言える健船の左舷舳2番目をチョイス。
潮的に不利な釣り座だけど、艫側から埋まってるから仕方ないし、流し釣りだからさして気にしませんよ。
(潮はこんな感じ。)
暗いうちから船に乗り込み準備する。
船中場所によっては凍結してるものの、寒さは苦にならない。
防寒対策でオイル式のカイロを懐に忍ばせ、DAISOで買った掌用の遠赤外線サポーターをはめた手の甲と手首にカイロを貼り付け、上からフィッシンググローブをする。
足元はウールとメリノウールの靴下を重ね履きして、新調した防寒長靴で固めてる。
体はミズノのブレスサーモの上下、ダウンの上に中綿入りのウェアを上下で着込んでるからホカホカ。
冬の釣りは足元と指先の冷えが一番辛いのから、末端をしっかり対策すれば耐えられますよ。
(寒いよ。)
準備してると続々とお客が乗り込み、左舷は12名でほぼ満席。
釣り座の不利と満席ではアベレージ目標の8匹は厳しいかも、と釣果の目減りを覚悟する。
(ビューティフルサンライズ。)
朝日を受けながら出船。
配られたエサのアカエビを海水に浸して解凍しようとしても、外に出しておくと再び凍ってなかなか解けない。
半解凍のエサを着ける指先が辛いこと、辛いこと。
懐のカイロを握りしめて指先を回復させるよ。
(出船。)
八景沖で釣り開始。
仕掛けはチラシのカットウのみ。
感度重視で繊細な触りも見逃さんぞ、と竿先を見つめるも、反応なし。
暫くすると、お隣のお立ち台に立つ舳の方が良型アカメを掛け、タモを入れて差し上げる。
近くにいるのね。
と、丁寧に誘うけど、こちらには音沙汰なし。
(風なし。アタリもなし。)
満潮が近く、潮が緩いから誘いの待ちは5秒。
10回に1回くらいにフグに見つけて貰うため、大きく誘い上げてエサをアピールしてみる。
落とし込みはゆっくり。
着底して5秒数えて誘い上げると、サクッと手応え。
前触れもなく掛かった。
ゴリ巻きから抜き揚げると、
(7:48に1匹目。)
かわいいアカメフグ。
20cmくらいなんで記念撮影後にリリースしましたよ。
大きく育ってたくさん子を産んでね。
そこから長い沈黙が続く。
(気配もなし。)
アタリも触りもなく、アカメどころかコモンの気配すらない。
たまに掛かるのは貝などのガラで、ぬか喜びばかり。
船中でも流し変えでポツリと型を見る程度だ。
これは渋いぞ。
フグの気配を感じるまでは集中のレベルを1段階下げて、ルーチンの誘いを続ける。
(風景も変わらず。)
2時間後。
ボーッと眺めてるゼロテンの竿先に唐突に触りが出る。
瞬時にスイッチオン。
全集中で竿先を睨み、続くアタリを捉えて即アワセでガツン❗
ゴンゴンと突っ込む引きは良型アカメで間違いなし。
(9:43に2匹目。)
2時間振りに2匹目、持ち帰りだと1匹目を手にした。
渋い中で良型が獲れるのはありがたいよ。
(再び風景写真。)
しかし、ここから更に2時間が経過。
再びボーッとスイッチを切った状態でルーチンの誘いを続ける中、大きく誘い上げたエサ見せからゆっくりの誘い下げの途中で触りが出る。
着底と同時に触りがアタリに変わった瞬間にアワセてガツン❗
バチッと覚醒して巻きに入る。
ゴンゴン来る引きは今日イチだ。
活性ある魚の引きは良いなー、と2時間振りの手応えを堪能する。
お隣さんにタモ入れいただき、サイズアップのアカメをゲット。
(11:58に3匹目。)
しかし、ここからまた我慢の時間。
次のコモンフグを揚げたのは2時間後だ。
14時を回り、沖あがりまで1時間を切ると、何とかして追加が欲しいからキャストして探ってみても反応なし。
船中周りのどこかでポツリと揚がるのみで、疎らにいる1匹を誰かが掛ける拾い釣りの様相だ。
いつ何時その順番が回ってきても良いように、雑にならないよう丁寧な誘いを心掛ける。
頼りは、集中力と折れない心。
フグとの前に自分との戦いに勝たねばならんよ。
(残り時間少ないよ。)
あと1匹、もう1匹、何とか1匹。
念じる中のゼロテンで竿先がピクンと揺れる。
オリャ!とアワセから、腕を掲げての追いアワセを経て巻きに入る。
手応えがなく、スカしたか?と思ったところに手元に伝わる活性反応、いるね。
ゴリ巻きからブチ抜いておチビコモンをゲット。
(14:44に5匹目。)
これが最後のチャンスタイムか?
エサを着けて直ぐさま打ち返す。
群れてたら追加があるかも、と数回誘うと明確なアタリが出てアワセ1発、連チャンで掛けた。
なかなかの手応えはそれなりの型を思わせる。
最後の最後に良型は嬉しいな、と揚がったのは、
(キミかね。)
ムシガレイ。
エラ元にカットウが掛かって、水の抵抗を受けて揚がってくれば、そりゃ重いわ。
ムシガレイはここ3回の釣行で欠かさず揚がってるよ。
のっこみなのかね?
健船長が残業してくれたけど、これで終了。
(本日のアカメフグ。)
結果は5匹。(申告は4匹。)
渋い中、出たアタリはほぼ獲ったろうけど、寄せて掛けるまでには至らなかったか。
持ち帰りのアカメは2匹。
型が良いからギリギリ食はどうにか出来るかな。
(沖あがり。)
アカメフグのシーズンは残すところあと1ヶ月ほど。
良型アカメのガツン!をあと何回味わえるかな。
・アカメフグ : 3 (リリース1)
・コモンフグ : 2
・ムシガレイ : 1
船中:0~9
中潮
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