釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】寄りフグで爆発し目標を達成する (2019/12/06 フグ 一郎丸)

2019-12-17 06:06:00 | 釣り
目標達成に向け起死回生ための一郎丸さんへの釣行は、自分の中では禁じ手だと考えていたものの、この期に及んでは背に腹は代えられない。

予約前に一郎丸さんの当日釣果を確認したところ、トップは53匹という驚異的な数字だ。

何にしても、目標達成まであと23匹。
少なくとも15匹以上、あわよくば今回で達成といきたいな。


(お久しぶりです。)

いつもよりチョイ遅く家を出て一郎丸さん着は5:40。
誘導に従って駐車場に停めて宿に行くと、既に座席表に記名済みだった。
予約時点で順番に席を割り当ててくれたのでしょう。

釣り座は右舷舳。
四隅にしか記名がないから今日は余裕の釣り座になりそうだ。

隣のアジ・タチウオのリレー船はそこそこ乗ってるのに、今だにフグ釣りはマニアックな釣りものなんでしょうかね。


(曇り空で冷えるね。)

一郎丸さんはエサ、氷が付いて9,000円。
駐車場代が掛からないし、野毛屋さんよりも安く済む。
でも、野毛屋さんより高速料金とガス代が嵩むから、それ込みだとトントンかな。
また、エサのアルゼンチンアカエビは野毛屋さん10匹のところ一郎丸さんは8匹で2匹少ない。

受付けしてサービスのカップ麺とコーヒーをいただいて寛いでいても、そんなにお客がいない。
皆さん出足が遅いようだ。


(潮はこんな感じ。)

船上で準備してると予約以外の方々が来て右舷は5名になった。
左舷も同じくらいで総勢10名ほどだろう。
それでも、船が大きいから余裕の釣り座だよ。


(いざ出船。)

港を出たところでいきなりスローダウンしたんで、慌てて凍ってたエサを解凍して仕掛けを準備。
直ぐさま釣り開始。

投入合図とともに船長が「下、根っこです。」と丁寧に教えてくれる。

根っこ、怖いな。


(出船早々に釣り開始。)

竿はAllegroを選択。
仕掛けは枝バリは付けずノーマルカットウのみ。
感度と操作性重視で挑む。

すると投入していきなりアタリが出ますよ。
サクッと一発、船中1匹目をゲット!


(1匹目。)

抜き揚げたのはおチビのコモンフグ。

エサを付け替えて仕掛けを落し、数回誘うとまたもや直ぐにアタリが出ておチビ2匹目のコモンをゲット。

こりゃ数が出てるのはこのおチビだな。
野毛屋さんではコモンは釣果対象外だけど一郎丸さんではカウントするからね。

こんなおチビのアタリを取ってたらエサが幾らあっても足らないんで、3秒ごとに誘うタイム釣りに移行する。
食われる前に掛ける作戦だ。

すると、毎回の投入ごとに数回の誘いでサクッと掛かる。
どんだけ湧いてんのよ。


(8:10にツ抜け。)

開始30分で小型のアカメを揚げてツ抜け。
何ともビックリなハイペースだ。
朝のサービスタイムだからだろうけど、このまま行ったらどうなっちゃうの?


(キモパンのカワハギも揚がる。)

船長は流し変えの度に「下、根っこです。」とアナウンスするけど、根掛かりでラインブレイクは高根に捕まった1度だけ。
ヤバそうな所は察知して回避可能だ。

サービスタイムを過ぎても勢いは止まらず、どうなっちゃうのペースが続くぞ。


(10:18に20匹目。)

タイム釣りでも度々ヤラレちゃうからエサの消耗が激しい。
早々にエサをお代わりするものの、食われた半端に残ったエサは取っておく。

無駄にしないように後でチラシ仕掛けに使うのよ。


(23匹目で目標達成!)

10:30頃にはあわよくば、と思っていた目標の23匹をすんなりと達成してしまう。
これまでの苦労は何だったの?と思うほどあっさりで拍子抜けだな。

ならばどこまで釣果を伸ばせるかチャレンジしてみよう。


(10匹単位で血抜きする。)

おチビでも野毛屋さんのレギュレーションに倣って17cm未満はリリースする。
船長に聞くとリリースもカウントするとのことだ。

落として数回誘ってサクッと掛ける。
ゴリ巻きして抜き揚げ、カットウから外してバケツに放り込み直ぐさま打ち返す。
これの繰り返し。
もう作業のようだよ。


(11:14に30匹目。)

寄りフグに余裕の釣り座だからだろうけど、周りと比べて倍近いペースで揚げてるのは野毛屋さんで培った修練の賜物ではなかろうか。

最近の貧果に自信を喪失してたところが、やるじゃん、と黙々と作業を続けながら自分を見直したよ。


(昼頃に竹岡沖に移動。)

12時頃に鴨居の港近辺から大きく移動して竹岡沖へ。

この時点で30匹超え。
3回目のエサのお代わりをしたところで、仕掛けをチラシに替えてお余りのエサから消費する。

竹岡沖は型狙いかな、と思ったところが変わらずにおチビコモンが顔を出す。
どんだけ幅を利かせてるのよ。

しかも、チラシ仕掛けに替えたからかペースが上がる。


(13:02に40匹目。)

竹岡沖でもカワハギ2匹を追釣。
良型のキモパンは嬉しいお土産だ。
ゲストにトラギスの他にベラが混ざるのはカワハギ釣りみたいだな。

40を超えるとトップに違いないと確信。
ならば昨日釣果の53匹を超えてやろうと、気合いを入れて作業を続けるルーチンマシーンと化す。


(13:35に50匹目。)

この頃になると17Lのクーラーが8割方埋まり、トレーを出さないと収まらなくなる。

こりゃ食べるのも大変だな。
鍋で大量消費するか。
などと考えながらも作業を続ける。


(14:26に60匹目。)

3回目のお代わりエサをちょうど使い切ったところで沖あがり。
本日の作業を終えた。

結果は63匹。

今年の累計釣果は150匹になり、今日1日で目標の半分以上を揚げたことになる。

やっぱこれは禁じ手だったか。


(クーラーはこの状態。)

下船したところでスタッフの女性から竿頭シールをいただき、「おめでとうごさいまーす!」と祝福されたけど、何だか恥ずかしかったっス。

フグ船で今年初の竿頭だし、フグでこんな数釣りも初で嬉しいことは嬉しいんだけど、「作業」と形容したようにあまりにすんなり行って達成感に欠けているのは贅沢でしょうか?


(頭シールいただきました。)

自分自身イマイチ盛り上がれなかったのは、目標達成のためとは言え野毛屋さんを避けるという反則をしたような後ろめたさからかな。
でも、一郎丸さんで定宿の野毛屋さんの名を辱しめない釣りは出来た。

最近は釣果が伸びずに、湾フグ釣りの腕前が上達してない、それどころかどんだけ下手なんだ、と凹んでたのですよ。

今回同船した方々から「凄いですねー」と誉めていただけて嬉しかったです。
修練が力になってることが自覚出来て少し自信が回復しましたよ。

これからも修行に励みますぜ。

・コモンフグ : 53(リリース4)
・ショウサイフグ : 5
・アカメフグ : 5
・カワハギ : 4
船中18~63
小潮


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【釣】釣行前記 (2019/12/06 一郎丸)

2019-12-13 05:11:00 | 釣り
A: 110 - 85 = 25
B: 25 - 2 = 23
C: 23 / 2 = 11.5

簡単な算数です。

Aは11月30日(土)釣行前までの状況で、フグ釣りの年間目標110匹に対して実績85匹、目標達成まであと25匹という式。

Bは天王山と目した11月30日(土)の野毛屋さん釣行で2匹しか獲れず、残23匹というトホホな状況を示す式。

Cは12月の予定釣行2回では目標達成に各回11.5匹以上の釣果が必要という式。
すなわち、3匹、2匹と下降線をたどっている直近の実績からすると、絶望的という解になる。

土俵際。
崖っぷち。
背水の陣。
とにかく、後がない事態に追い込まれたこの状況。

諦めたらそこで勝負は終わる。
ゴールはここじゃない、まだ終わりじゃない!
ここで起死回生の策を打つぞ!


(不撓不屈。まさにライジングサン!)

まず、ボーナスが近いからかみさんに臨時補正予算を申請、承認を得る。

そして、少しでも釣果を稼ぐために休暇を取得して平日釣行を決行。

野毛屋さんには申し訳ないけど、船宿は直近で30匹超える釣果を叩き出している一郎丸さんを予約する。

一郎丸さんは2年振り2回目。
その時も野毛屋さんの釣果が上がらず、数欲しさに乗ったのだった。
この時が野毛屋さん以外で湾フグ釣りをした初の他流試合だったな。
トラブルがあったものの次頭の釣果だった。

クーラーに健流竿頭シールを貼ってる手前、一郎丸さんで無様な姿は晒せませんよ。
野毛屋さんで鍛えた(最近は自信を喪失している)腕を持って目標達成のための他流試合に挑んで来ます。

プライドを胸に、頑張りますぜ。


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【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール (タチウオ 2019/12/01 三喜丸)

2019-12-11 06:12:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

今回は小柴港の三喜丸さんでタチウオです。

本来は9月開催だったのが悪天候で中止になった振り替えの回です。
今年はまだ浅場でも狙えるタチウオ。
今年最後の釣り教室で釣果と共に良い思い出を持ち帰って貰いたいですね。


(朝の小柴港。)

前日の野毛屋さんへの釣行では風があって波があったものの、本日は凪。
釣りやすいコンディションですよ。

総勢16名の親子をインストラクター6名がサポート、1名はカメラマンを担当します。
私は右舷舳の親子を含む3名のグループが担当です。


(大型船ですよ。)

本日は20~30mの浅場しか狙わないとのことだったので、電動リールをセットしたもののケーブルは繋がず手巻きで釣ります。

片テンビンにオモリは60号、仕掛けはタチウオマスターのインストラクター自作の1本バリです。

大事なエサの付け方と釣り方をレクチャーして釣り開始。
担当した親子さんは初参加なものの船釣りの経験があるそうで飲み込みが早いです。


(シーパラを見ながら出船。)

釣り開始。

第一投は底から5~10mを誘うとのことで、タナに止めて誘い、様子を見ながら少しずつタナを上げるようにして貰います。

すると小学5年生の息子さんにアタリが。

「そのまま誘い続けて!」

ゆらゆらと竿先を揺らして誘ってくれていると、食い込みの強いアタリが出ました。

「今だ!アワセて!」

息子さん、竿を煽ってバッチリアワセが決まります。
竿先が突っ込みグングン来る引きから抜き揚げたのは良型のタチウオ。
見事船中1匹目をゲットしました。


(船中1番ゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

早い時間にお子さんに型を見て貰うと、こちらはホッとしますよ。

そこから船中でポツポツと型が出始めます。
お父さんは釣りの経験がある分、アタリにアワセてしまって食い込みまで行けません。

分かりますよ。
アタリを無視して誘い続けるのは馴れるまで難しいんですよね。

それをよそに息子さんは2匹目を掛けます。


(すかさず血抜きします。)

「上手だねー。タチウオマスターだね。」

と誉めると、ニコニコ。
息子さんは本当に釣りの所作に無駄が無くてセンスがありますよ。
将来有望ですね。

釣れたタチウオは抜き揚げから血抜き、クーラーへ格納まで私が請け負います。


(曇り空からたまに日が射す陽気。)

この日のタチウオは活発な食いとはいかないものの、適度な間隔と難易度で釣れてくれます。

全く釣れないと飽きてしまいますが、釣れ過ぎてもまた飽きが来ますから、丁度良い釣れ具合はありがたいです。

そう間を置かずに船中どこかで揚がる状況で、お子さんを含めて参加いただいた皆さん全員がタチウオを揚げることが出来ました。

型は3本指が標準ですが、中には4本サイズの良型も出ます。


(台風15号で流された貨物船が衝突した南本牧の橋。まだ破損していますね。)

沖あがりが近づき、息子さんが掛けたものの巻きバレした時点で、担当の3名の釣果がそれぞれ5匹と並んでいます。

バラして悔しがる息子さん。
残り5分の声が掛かり、

「最後に1匹頑張って釣ろう。きっと釣れるよ。」

と声掛けすると、あと1匹釣るぞ!と集中して真剣に打ち返してくれます。

残りあと数分。
来い、来い。と声に出して祈っていると、アタリが出ました!

息子さんは食い込みのアタリまで待ってしっかりアワセて乗せます。
見事なアワセに感心しましたよ。


(掛けた!JOFI神奈川のホームページから。)

最後の最後に4本サイズを揚げて大盛り上がりです。
船中最初と最後を獲るなんで凄いですよ。

これでお父さんと合わせて11匹。
お土産には十分過ぎる量ですね。
色んなお料理で新鮮なタチウオを堪能してください。


(沖あがり後の集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

最後をバラして終えるのと獲るのとでは印象が大きく違いますからね。
最後に盛り上がれて良かったです。

沖あがり時にお父さんから「楽しかったです。ありがとうございました。」と感謝の言葉をいただきました。
こちらこそ息子さんの頑張りと笑顔に癒されましたよ。

皆さんと笑顔で釣りの楽しさを共有出来てお礼をいただけると、この活動に一層やりがいを感じます。

さて、2019年の「親子DEエンジョイフィッシングスクール」は今回がラストです。
2020年は更に回数を増やして様々な釣りでご一緒出来ればと思います。

また来年のご参加をお待ちしています。


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【食】ショウサイフグのカルパッチョ・茶碗蒸し

2019-12-09 06:00:00 | 釣魚料理
11月30日(土)の野毛屋さんへの天王山釣行は、撃沈の2匹。
完敗でした。

アカメは熟成が必要だから寝かせておいて、ショウサイを先にいただく。
たった1匹なんで寂しいかぎりですよ。

1匹でも豪華に見えるようにカルパッチョは確定。
その他に無理くりもう1品を仕立てることにした。

思いついたのが茶碗蒸し。

フグの切身を入れてフグ出汁で仕立てたならば家庭の味を超えるのではなかろうか。


(イケますよ。)

急に思いついたから、具は有り合わせなものの上品なお味がよろしいですね。

ただ、小さく切り入れたショウサイフグの身はアクセントに欠けるかな。
鶏肉ほど主張しないからパンチが効かないのか。


(安定の品。)

カルパッチョは和風に仕立てる。
タマネギのシャキッとした爽やかさがショウサイフグの旨味を引き立て、散らした薄皮の湯引きが食感に変化を加える。

サラダ感覚てイケて家族からも評判ですよ。

残り1匹のアカメフグは鋭意熟成中。
いただくのは1週間後だ。


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【釣】激渋で崖っぷちのエマージェンシー (2019/11/30 アカメフグ 野毛屋)

2019-12-06 04:27:00 | 釣り
師走の足音が聞こえてくる時期にも関わらず、目標まであと25匹と厳しい状況に追い込まれている2019年の湾フグ釣り。

目標達成にはここでツ抜けておかねばいよいよヤバいぞ。


(毎度。)

野毛屋さんに5:00着で9番目。
釣り座は四隅が埋ってるから、冷える予報を考慮して、お日様に愛でて貰える右舷艫3番目をチョイス。
左舷大艫には異次元の常連Mさんが鎮座される。


(続々と乗るよ。)

船上で準備してると続々とお客が乗り込み、片舷10名程になった。
釣果が奮わないから少ないかなと思ってたものの、なかなか盛況だ。

健船長に、最近の渋い状況では何か釣り方を変える必要がある?
と質問すると、いつも通りで良いとのこと。
やれることをやるだけだね。

自然をどうこう出来るもんじゃないから、ある程度達観が必要なのだろう。
気にしすぎてスタイルを崩す方がマズイからね。


(潮はこんな感じ。)

空は雲なく陽が射すだろうけど、予報よりも北風が強いのが気になる。
前日は風から来る波で苦労したそうだから、二の舞はイヤだよ。


(ライジングサン。釣果もこうあって欲しいな。)

出船して平潟湾を出ると波がバチャバチャして移動中に飛沫が掛かる。
波が落ち着かないと少々釣り辛いね。

リアランサー湾フグだと柔らかい穂先で上下動を吸収しやすいものの、風に吹かれると竿先が揺れてアタリが取りづらくなるのがデメリット。
今回はAllegroをチョイスしたからより丁寧な操作が必要だ。

最近はメインロッドをAllegroにしようと修行中なんですよ。


(富士山が綺麗に見える。)

釣り開始。

波による上下動でゼロテンがブレないように操作して竿先に集中。
潮がそれなりにあるから、待ちは3秒でシャクリ続ける。

暫く誘うと早速ガツン!と来た。
ファーストヒットいただき!と竿を煽ると竿先が思いっきり突っ込む。
その場からなかなか動かずやたらと重くフグじゃない模様。
時たま突っ込む引きをドラグを調整していなし、ギリギリと巻き上げる。

デカイマゴチだと嬉しいな、と思ってると、タモに入らないサイズのエイじゃないかな、と健船長。

そのとおり、水面に浮かせるとエイでした。
反転して突っ込まれた拍子にPEがラインブレイクしてそこから先を全て失う。
一投目から参ったね。


(お日様がありかたい。)

リールを取り替えて新しい仕掛け一式を整えて、釣り再開。
その間、「型見たよ」のアナウンスがあったけど左舷のようだ。

どうも活発な食いではなさそうだな、と思ってると左隣の方が中型のショウサイを揚げた。

いるぞ、いるぞ、と集中して誘い続ける。
丁寧に自然に、来い、来い、と念じながら誘うと、下げの途中で触りが出る。
寄ってきたな、と斜に構えてゼロテンで竿先に集中。

チョンと沈むアタリに反応してもスカす。
来たぞ、来たぞ、とゆっくり誘い下げての再度のゼロテン。
イチ、ニ、サン、と数えてアワセを兼ねた誘い上げるも掛からず。

三度目の下げからのゼロテンカウントのヨンでアタリが出、アワセを入れるとサクッと来た!

追いアワセからのゴリ巻きでブルブル来る良い引きだ。


(8:30に1匹目。)

抜き揚げたのは中型のショウサイフグ。
早い時間に型を見れてホッとしたよ。

ショウサイはすぐさま血抜きしてクーラーへイン。
八景沖のショウサイの食味が楽しみだ。


(富士山を拝みながらアタリを待つ。)

しかし、その後は沈黙。

船中、流し替え直後に型を見るも後が続かない。
長く厳しい我慢の時間が続く。

ツ抜けなんて望むべくもなく、半分の5匹すら雲行きが怪しくなる。
どこかで食いの立つ群れに当たれば、などと希望を持って誘うも掛けるはガラばかり。
ジリジリと焦りを感じる。

昼を回って集中力が欠け始めた頃に久しぶりに気配が出る。


(風と波は治まって来た。)

来たぞ、とスイッチを入れて斜に構えて竿先に集中。
ゼロテン待ちの穂先が揺れるに反応したらガツンと来た!

数時間振りの活性のある引き。
ゴンゴン来る手応えはアカメだね。


(12:05に待望のアカメ。)

抜き揚げたのは良型のアカメ。
ようやく3時間半振りの釣果だよ。

このペースじゃ数は望めそうにないから、とにかく次の1匹を獲って行くしかない。

ところが、相変わらずアタリが遠く、しかも、たまに出る単発のアタリで掛けられない。

結果、3回エサを食われるも追釣なし、健船長が残業してくれたものの結局2匹で終わることに。

何てこった。
(;´д`)


(寂しき桶よ。)

大艫の異次元に居られる常連のMさんでもトップで6匹だから、激渋の日だったのだろう。
フグはエサを食わないのではなく、魚影が薄くそこにいなかったのではないかな。

今年の八景沖のフグはどこに行かれてるのでしょうか?


(負けた。。。)

目標達成へのカウンターは2つしか減らせず、残り23匹。

いよいよもってヤバい。
崖っぷちの土俵際まで追い込まれた。
緊急事態だ。

こりゃ臨時補正予算の発動決定だな。


・アカメフグ : 1
・ショウサイフグ : 1
船中1~6
中潮


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