釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】ドキドキの脳ドック検査

2022-03-11 06:00:00 | 雑感
今年の人間ドックでPSAの要精密検査の結果が出て、4月にMRIを撮る予定になっている。

歳を取るとどこかに不具合が出るものだろうけど、現時点で一番恐れているのが脳卒中だ。

家系的にがんになるだろうことは覚悟してるし、なったとしてもサヨナラまでにはそれなりの時間的猶予がある。

でも、脳卒中は下手をすれば発症したその瞬間に逝ってしまいかねないから怖い。
脳卒中は発症すると、「他界する」、「後遺症が残る」、「無事」がそれぞれ1/3の割合だそうです。

3年程前、野毛屋さんでフグ釣りを終えた後の駐車場で、倒れて逝ってしまった方がいた。
近くにいて救急搬送まで見送ったので、その時の記憶が強烈に残ってる。
自分事として考えると堪らなくなるよ。

その不安をなくしておこうと、以前からやらねばと考えていた、脳のMRI検査を申し込むことにした。
ついでに胸部のCT検査も合わせて、健康保険の補助でセット価格14,000円で出来るのはお得でしょ。



申し込みの翌週の検査は1時間も掛からずに済み、そこから10日程で結果が郵送されて来た。

ドキドキしながら封を切り、結果を確認すると、何ら異常はないとのこと。
ホッとしたよ。

スキャンの画像を見て、まずは自分の脳ミソがしっかり詰まってることにひと安心。
最近記憶力が覚束なくて、隙間が増えてるのではないかと気になっていたのですよ。
血管も瘤がなくて綺麗なものだ。
良かったー。

胸部画像もクリアで問題なし。
禁煙して15年、綺麗な体に戻ったのでしょうか。

これで当面は一番の恐怖から解放された。
あとは4月の検査でどんでん返しが出ないことを祈るのみ。

もう暫しドキドキが続きます。


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【食】コモンフグのカシューナッツ炒め・アカメフグの刺身

2022-03-07 06:14:00 | 釣魚料理
2021シーズンラストのアカメフグ釣行は、主役のアカメはたったの1匹、コモンフグが4匹で計5匹の釣果。

小振りなアカメが1匹なんで、メニューは刺身しかなかろうと、1週間熟成させますよ。

まずは残りのコモンを先にいただこうとすると、おチビ混じりの4匹だと刺身に多く、唐揚げに少なし、でメニューに迷う。
コスパが高い漬け丼にするには、コモンフグは身がしっかりしている分、口に残って丼としてのバランスが悪い。

悩んだ結果決めたメニューは、


(久々の品です。)

コモンフグのカシューナッツ炒め。

フグは中華系メニューとの相性が良いし、たまたま家にミックスナッツがあったんで、カシューナッツを抽出して仕立てた。


(寄りで。)

鶏肉版よりあっさりしていてヘルシーで旨い。
家族4人分のおかずに量的にもクリアしてる優秀なメニューだね。

そして1週間が経ち、ラストアカメをいただきます。


(こちらね。)

秋までお別れだから気合いを入れて丁寧に下ろして、刺身にする。


(頑張りました。)

1週間熟成させても身に張りがある。
さすがは天然アカメフグ。
噛めば噛むほど旨味湧く、フグらしいテッサが味わえる。

旨いなー。


(ちょびっとですが。)

薄皮を湯引いてポン酢で。

良質なコラーゲンたっぷりだろうプリプリで、刺身と違う歯触りがまた良し。


(集合写真。)

名残惜しいアカメフグ。
出来ることなら最後はチリ鍋でお別れしたかった。

秋に再会しましょうね。


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【釣】シーズンファイナルアカメは焦らされまくりでサヨウナラ (2022/02/26 アカメフグ 野毛屋)

2022-03-04 06:40:00 | 釣り
2021年のアカメシーズンはいよいよラスト。
2022年シーズン開始の秋まで暫しのお別れを告げに、野毛屋さんでシーズンファイルに挑みますよ。

いつもよりチョイ早い4:40着で並びは4番目。
土曜日なのに四隅確定の番手とは素直に喜べない。
鼻が効く常連さんが渋を察知し、釣行を避けたのではないかと思っちゃうよ。


(毎度。)

釣り座は左舷舳1番目をゲット。

朝イチはスカスカだったところ、徐々に人が増えて左舷は7名、右舷も同じくらいかな。
右舷の胴の間には出船がないユキちゃんが竿を出す。


(今日は出番がない1号船。)

スタートは通常のカットウ仕掛けで、余りエサが出たところでチラシに替える作戦にする。
どちらも使い古しね。

潮が緩いだろうからオモリは8号をチョイス。


(潮はこんな感じ。)

風はなく、陽が昇ると暖かで過ごしやすい。
午後から南風が強まる予報だから、前半勝負だな。


(朝日に向かって出船。)

出船して釣り開始。

想定通り潮が緩いから、ゼロテンの待ちは5秒。
ファーストコンタクトを待って竿先をじっと見つめる。

でも、音沙汰なし。


(釣り開始。)

暫く誘い続けても「型見たよ」の船長アナウンスがない。
船中動きなしか?

暫くして、お隣が中型アカメを揚げたのが船中初。

いるね。
アカメはいるね。

そのうちこっちにも来るだろう、と思って誘い続けてもこちらは音沙汰なし。

しかも、再びお隣がアカメを追加する。


(気持ちは良いけどね。)

誘い幅や強さを変え、待ち時間を変え、オモリの色も変え、と手を変え品を変え色々試すものの、音沙汰なし。

お隣は更にコモンも追加してるし。
手が合わないのか?

湾フグ修行では度々こんな状況があるんだよね。


(まだ風景写真が続きます。)

1時間、2時間、3時間が経過し、この間アタリもカスリもなし。
常連さんの顔を見掛けないのは、やはり鼻が効いてのことだったのか。

すると突然、前触れもないアタリから竿先を引き込まれた。
竿が胴から曲がってアカメではない強烈な引き。

大型マダイか!?
ギリギリと巻き揚げるうちに、引きから察しが着いた。
こりゃサメだね。

分かった途端に上がったテンションも冷めた。
サメだけに。

水面まで揚げて、口に掛かったカットウバリが伸びて外れた。

釣り味は堪能しましたがね。


(まだ風景よ。)

暫くして、右舷で竿を出したユキちゃんが様子を見に来て空の桶を覗き、「いないね」と言う。

サメは釣ったよ。と返して、ユキちゃんは?と聞くと、

「自慢じゃないけど、まだゼロ!」

何と、ユキちゃんでも型を見てないなら状況が悪いのだろう。
ちょっと焦りが和らいだよ。


(こちらが空の桶。)

お隣とは既に5匹は差が着いてるだろう。

何がどうしてこの差になるのか、湾フグではこんな事態があるんだよね。

でも、ユキちゃんも釣れてないなら、釣り方の問題じゃないのだろう。
と、思いたい。


(期待のポイント。)

船中我慢の時間が続くところで、大きく移動して大型船脇のポイントへ。

ここはかつての釣行でアカメがポンポンと揚がった筋のはず。
期待出来るぞ、と集中する。

暫し誘うと竿先に本日初の気配が出る。
いるか?いるのか?

ゼロテンで睨む竿先の揺れに反応してサクッ!と掛けた。
ゴリ巻きで抜きあげると、


(11:07にやっと1匹目。)

おチビコモン。

開始から約4時間、ようやく型を見ましたよ。

その数分後にもコモンを追加。
やっと気配が出て来たぞ。
これから追い上げか?


(やっと魚が入りました。)

と思ったものの、ペースは時速1匹くらい。

粘って誘い続けて、やっとアタリが出る状況で渋々なのは変わらない。


(4匹目は12:29。)

午後を回って4匹目に良型のコモンを揚げたものの、ここまで全匹がコモンフグ。

シーズンファイナルでアカメにお別れに来たのに、そのアカメに見向きもされないよ。
参ったね。


(またもや風景写真。)

またもやアタリが遠退いて、終わりの時間が刻々と近づいて来る。

このペースだと獲れてもあと1、2匹だろう。
せめて最後にアカメフグに会いたい。
出来ればタモ入れサイズをお願いしたい。


(どこにいるのかね?)

時間の経過と共に、あと1匹、何とか1匹、型に拘らないからアカメをぜひ。
祈る思いで誘い続ける。

大丈夫、釣れる、釣れるよ。
という強気と、
このまま終わるかも。
と弱気が交差して揺れる思い。

諦めたらそこで勝負は終わるぞ。
自分を奮い立たせて集中して誘い続ける。

誘い下げの着底と同時にアタリが出てアワセ一発、ガツンと掛けた!

ゴンゴン来る引き。
これは来たか!?


(13:55に来ましたよ!)

やっと来ましたよ、アカメフグが。

中型なものの、念願叶って愛しのアカメに会えましたよ。

念ずれば通ず、だね。


(掛かってくれてありがとう。)

残り1時間、集中して更なるアカメを期待したけど叶わず、タイムアップ。
これがラストアカメとなりました。

結果は5匹。

渋々で苦しい展開だったけど、何とか最後にアカメの顔を見れて良かった。


(沖あがり。)

船着き場に戻っての捌きを見てると、数は少ないもののポツポツと良型アカメが揚がってた。

あの1匹でもこっちに来てくれていればな。
思うものの、型は運だから仕方がないか。

ガツン!ゴンゴンのアカメフグとは、秋の再会まで暫しのお別れだ。


・アカメフグ : 1
・コモンフグ : 4
・サメ    : 1 (リリース)
船中0~7
小潮


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