釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】金沢まいもん寿司を奢ってもらう

2023-06-12 05:50:00 | 雑感
この4月から社会人となった長男が初任給が入ったんで家族全員の外めしを奢ってくれるという。

ほう。
ならばありがたくゴチになるか、と向かう先は金沢まいもん寿司たまプラーザ店。
長男の大学合格祝いに家族で行ったところで、そこが良いと言う。

こちらは、あれから5年経ったのかーと感慨深い。
留年しやがったから4年じゃなく5年ね。

子育て終了の実感が湧きますよ。


(明るいうちから来店。)

金沢まいもん寿司はその名の通り、石川県金沢市に本店を構えるチェーン店の寿司屋さん。
ネタに拘り、職人さんが握りますよ。

混むだろうからと17:00に入店して20分くらい待つ。
この時間でもテーブル席は満席だ。

コロナ禍を経て注文はタブレットになっていた。
タブレットは注文するには楽だけど、都度画面を送って選ぶのに時間が掛かる。
俯瞰で見るには見開きのメニューが欲しいところ。

アナログにはアナログの良さもあるのよ。


(第一弾。)

自分はまずはコハダからスタートして、アジ、〆鯖と光り物、青物からいく。
かみさんはカンパチ目当てでおすすめ3カンから。
長男は貝好きなんで貝3種、軟体好きな次男はマダコやイカ。

それぞれが好みから攻める。


(ネタ良し。)

ネタは金沢から仕入れているのか、のどぐろが推しのようだ。
握りは少々お高いんで遠慮して、のどぐろのアラ汁を注文。


(たっぷり味わえる。)

たっぷりの椀で良い味の出汁に上品な脂が浮く。
頭とカマが1匹分入っていて、アラをほじくり身も味わえる。

型は小さいものの、のどぐろはさすがの旨さだ。




(途中から写真を撮ってないよ。)

マダイ、穴子と写真に収めたのはここまで。
あとは食べるに忙しくて撮り忘れました。

回転寿司より値が張るものの、ネタが良くて満足度が高い。
皆で満腹、満足ね。
久し振りに人が握った寿司を堪能しましたよ。

長男と次男で度々こういう機会を設けて貰いたいね。


🍣

【釣】親子DEエンジョイフィシングスクール (2023/05/28 LTアジ 三喜丸)

2023-06-09 06:28:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょうというイベントです。

5月28日(日)に三喜丸さんでLTアジを開催しました。

3月に開催した「大人釣り教室」を除くと、今年初の親子釣り教室になります。

脂が乗って激旨、新鮮なアジを楽しく釣って美味しく味わって貰いたいですね。


(三喜丸さん、お世話になります。)

予約で満員だったところが数組がキャンセルになり、直前に追加募集をしました。
前日に申し込みいただいた方もいましたよ。

8組み17名の親子を8名のインストラクターでサポートします。



私は右舷でお父さんと小学2年生の女の子のサポートです。

過去にLTアジの釣り教室に参加いただいたことがある方でしたが、前回は数匹しか釣れなかったとのこと。
渋い日に当たったのですね。
今日はぜひとも釣ってもらいたいです。

何匹釣りたい?と娘さんに聞くと、「10匹!」とのこと。

出船前にリールの使い方、竿の扱い方の基本とアジの釣り方をレクチャーし、あとは実地で教えます。



出船して向かった先は根岸湾。

朝はそれほどでもないですが、これから吹く予報の風を嫌ってのことでしょう。

湾奥で釣りを開始して暫く打ち返しても船中反応がありません。

「まずはコマセを撒いてアジの足を止めないとだめですから。」

と説明するものの、今日は渋いのか?と気が気ではありません。



暫くコマセを打ち返していると、娘さんの様子に変化が。
どんどん活性が低下して俯き加減に。
船酔いしてしまいました。

出掛けに酔い止めを飲もうとしたそうですが苦くて諦めたとのこと。
お父さんと相談して横になって貰うことにしました。

せっかくの釣りが辛い想い出にならないように、何とか復活して貰いたいです。


(ダウン。JOFI神奈川のホームページから。)

お子さんの分も頑張りましょう!
とお父さんを励まし、空いた竿を借りて私も釣りに参加します。

なかなか反応がなかったところに、船中ポツポツとアジが釣れ始め、歓声が揚がります。



お父さんにコマセの振り方改善のアドバイスをしたところでアジが掛かりますが、2回巻きバレ。

3度目の正直でようやく釣り揚げることができました。
揚がったアジの血抜きは私が買って出ます。

私も型を見たところで娘さんが復活、釣りを再開できました。



コマセ詰めから投入、底取り、コマセ撒き、タナ取りまで、口頭で伝えるときちんと実践してくれます。

「コマセが無くなったから回収しようか」

巻上げまで一人でできます。
その途中で掛かったのがファーストヒット。

「来た!来た!」

グングン来る手応えに声をあげて喜んでくれます。

揚がったのは、



ショウサイフグ。

この辺りのショウサイは絶対美味しのですが、残念ながら持ち帰りは出来ません。
記念撮影をしてリリースです。


(記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

リリースしたものの魚を釣って気合いが入り、集中して打ち返してくれると本命のアジが掛かります。

楽しそうに巻き揚げて、船酔いから完全復活です。

良かった。


(アジゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

アジの活性が上がって来て船中ポンポンと釣れ出します。

バリ食いとはいかず、食うのに時間が掛かるものの、きちんとタナを取ってコマセと同調させればググンと竿が揺れます。



娘さんはお父さんと同じペースでアジを釣り揚げて、2人で10匹は達成。

根のある場所ではカサゴも追加してお土産には十分な魚を釣れました。

お父さんのレベルアップのためにコマセワークと仕掛けを張る釣り方をレクチャーすると、更にペースが上がって連チャンです。

娘さんも負けずに投入の度に掛けます。

朝の渋い状況と船酔いでどうなることかと思ったスタートでしたが、段々と盛り上がって最後はイケイケ状態です。

娘さんは満足して疲れたようで、あがりまでの15分は休憩。
目標の10匹をゆうに超す釣果を揚げましたよ。

その間竿を借りて、残り時間で釣った3匹を持ち帰りさせて貰いました。



12:30に沖あがり。

クーラーは大漁です。
娘さんは楽しかったと言ってくれて、お父さんも釣技が上がって感謝されました。

皆さんお土産たっぷり。
どのご家族も笑顔で港に戻りました。

宿前では三喜丸の女将さんから簡単なアジの下ろし方の実演をいただき、皆さん真剣に見入っています。
これから大漁の釣果を捌く仕事が待ってますからね。


(当日のインストラクターの面々。JOFI神奈川のホームページから。)

「親子DEエンジョイフィッシング」はこれから12月まで毎月の開催を予定しています。

皆さんとご一緒できることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・チリソース炒め・白子ポン酢・焼き白子

2023-06-05 06:19:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの平日釣行はダメダメのたった4匹の釣果。

数は少ないけれど型が良いのが救いね。
白子は3腹分。
しかも最大サイズがオスだったから大型の白子が取れて嬉しいぞ。

4匹だと1回分で完食だな。


(刺身の合盛り。)

ショウサイフグとシロギスの刺身。

小型のショウサイ1匹を下ろし、シロギスは糸造りに。

ピチットシートで水分を抜いたショウサイは約束の旨さ。
シロギスは久し振りで淡白な中の甘みが上品。


(定番。)

白子ポン酢。

期間限定の定番メニュー。
爽やかなコクが堪らんね。

白子の味を覚えた長男も唸ってるよ。


(焼き目が良いぞ。)

ショウサイフグの焼き白子。

大型白子で仕立てた。
塩して暫し置いてからグリルでじっくり焼きを入れる。

表面の香ばしさと熱々の中のトロッと感を噛みしめる。
日本酒が欲しくなって一杯だけいっちゃいましたよ。

長男がまたまた唸る。


(これも定番。)

ショウサイフグのチリソース炒め。

お手軽簡単なのに食べ応えがあって満足度も高い、優秀な品。

かみさんは翌日のお弁当にも入れる予定。


(集合写真。)

これで4匹はペロッと完食。

たまには消化に悩むくらい釣りたいものだな。


🐡

【釣】久し振りの早潮に苦戦してへこたれる (2023/05/19 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-06-02 06:03:00 | 釣り
野毛屋さんへの平日ショウサイフグ釣行は午後から雨の予報。
雨が絡むから空いてるかと思ったら4:50着で10番目。


(毎度。)

フグ船は4隅が埋まってるんで左舷艫3番目をチョイス。

この日のフグ船は総勢24名だったか。
あと数名乗れば2艘出しになるところ1艘のまま。
平日にも関わらずそこそこお客が乗るから余裕とはいかない釣り座ね。


(そこそこ乗ってます。)

乗船して準備に掛かる。
左隣は2人組の男性、右隣りは度々お見掛けする女性。

その女性が船越しに勇治船長と交わす会話が聞こえてくる。
竿の強さと誘い幅など、要約するとタックルに合わせた誘い方のアジャストが必要とのことで、隣で準備をしながら耳をダンボにして聞いてましたよ。


(潮はこんな感じ。)

釣り座的には後半の上げ潮勝負。

最低でもアベレージ目標のツ抜けはしたいな。


(出船。)

定刻前に出船。

雨は落ちてないけど雲が厚くていつ降り出してもおかしくない空模様だ。
気温もカッパの上下を着込んで丁度良いくらい。


(釣り開始。)

富津沖で釣り開始。

潮はそれほどなく直下に仕掛けが落ちていく。
すると、着底と同時に触りが出ていきなり掛ける。

小型だろうけど船中1匹目をいただき!
とゴリ巻きするも途中でバレる。
追いアワセが足らなんだか。

エサはそのまま直ぐさま打ち返す。

着乗りするほど活性が良いならすぐに来るだろうと思ったのだけど、来ない。

そのうち船長の「型見たよ」アナウンスがあり、左隣りの方も揚げる。


(渋いのか?)

船中ポツと揚がるも続かず、船長は移動を決断。

南下して大貫沖で再開すると今度は潮が早い。
ナツメ8号だったオモリを10号に上げ、更に丸型10号に変更する。

オモリの使い分けは、早潮では丸型、それ以外はナツメ型。
基本はナツメを使うということね。


(いつ降り出してもおかしくない空。)

早潮での釣りは久し振りで誘いがしっくり来るまで時間が掛かる。

その中で左隣の方は小型ながらショウサイをポンポン揚げて既に5匹目。
こちとら0のままなんで離されたね。

誘いがサマになってきたと思うと、今度は海を漂う葉っぱにラインを取られて釣りづらい。

繊細なアタリを取る湾フグ釣りでラインを取られるのは致命的よ。


(大量の葉っぱが漂う。)

そんなこんなで苦労しつつ2時間を費やし、やっとのこと型を見る。

早潮では3秒毎に誘い続けるから、アタリを取る前にシャクリで掛かり、サクッと来たら潮も手伝って釣り応え十分ね。

ブルブルとくる手応えの横走りをゴリ巻きで制してブチ抜くと、良型のショウサイフグだ。


(9:32に1匹目。)

久し振りに健船長に記念撮影いただく。
こいつがオスだったら白子が楽しみだぞ。

これからバリ食いか!?
と思いきや、その後も沈黙。
たまにシャクリで掛かる時速0.5匹ペース。

右隣りの女性は型を見ておらず、同じくお悩みの模様。

左隣りの方がポンポンと小型ながら良いペースでショウサイを揚げている。
左舷では段チのペースだ。
チラシ仕掛けに枝針を着けているけど、仕掛けは右隣りの方も同じ。

誘いが合ってるのだろうけど、右舷後方へ流れる抱え込みの潮で右舷艫と被らないフレッシュなスジを釣れているのだろう。


(空も気持ちもどんより。)

仕掛けをノーマルからチラシに替えるか、チラと考えたけれど、ノーマルカットウを貫く。

チラシ仕掛けは水の抵抗で重く感じるから誘いが変わるのを避けたいし、ユキちゃんはノーマルカットウしか使わずに異次元の釣果を揚げるのだから遜色なく釣れるはず。

今のところ、掛かれば型が良いのはノーマルカットウだからではないかな。


(様子を伺ってるのか?)

誘いを変えて、キャストして、オモリの色を変えて、枝針も着けてと色々と状況の打破を試みるも結果が出ない。

掛けた!
と思ったらギマ。

来た!
と思ったらシロギス。

なかなかショウサイに相手にされませんよ。


(シロギスはキープね。)

いよいよあがり時間が迫り、今日はダメだーと観念。

同じく観念してた様子の右隣りの女性がようやくショウサイを揚げた。
船中ラストだったそうで、型を見て良かったですね。


(まだ雨は降ってない。)

諦めモードになりつつ時間まで誘い続けるもショウサイフグには届かず。

そのまま沖あがりとなった。


(スカスカの桶。)

結果は4匹。

巻きバラしが2回あったけど、それを含めてもダメダメな結果だ。
完敗です。

トップは左隣りの方でユキちゃんと同数の21匹。
離されたね。


(沖あがり。)

捌きは船着き場に帰ってからとのこと。
船が走り始めたところで雨が振り始め、途中はバシバシ叩きつける豪雨になった。

移動中、雨に打たれつつ反省しきり。

思い返せば潮が早ければオモリは丸型10号、弱まればナツメ10号で通していた。
止めているつもりだった仕掛けが実は動いていたのかもしれない。
だからショウサイが食わなかったのではないか。

慣れから当たり前に出来ているとして、仕掛けが動いているとの疑いを持てなかった。
重いオモリを試せば結果が変わったかもしれないな。

釣れなかったのは自分を疑わずに環境のせいにした慢心のせいですね。


(本日のフグ。寂しい結果よ。)

今年はアベレージ目標以上の釣果が続いてたから調子に乗っていたのですね。

今後は心を入れ替えて謙虚に修行いたします。


・ショウサイフグ : 4
・シロギス : 1
・ギマ : 2(リリース)
船中1〜21
大潮


🐡