釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】初心者鮎釣り教室 (2023/07/29 中津川)

2023-08-11 05:57:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主催する初心者鮎釣り教室。内水面の釣りの中でも難しく、初心者にはハードルが高いだろう鮎の友釣りを、JOFI神奈川のインストラクターが指導して体験して貰いましょうというイベントです。

今回も、実釣1回のにわか鮎釣りインストラクターとして友釣りのサポートに参加です。

今回のために、鮎タイツ、シューズ、ベルトを購入しました。
道具を一式揃えるにはまだまだ投資が必要です。
鮎の道具は海のものに比べて高いですねー。



場所は中津川の八菅橋下の川原。

好天なのでテントやタープを張ってキャンプを楽しんでいるご家族が多いですね。

参加者は5名。
それぞれにマンツーマンでインストラクターがサポートします。
中にはわざわざ浜松からお越しいただいた方もいます。

私は中学3年生の男の子を担当することになりました。
防波堤からの海釣りはやられているそうで、鮎釣りに興味を持って参加してくれました。
引率のお父さんは川辺で見学です。



晴天の下、放水がないので川は前回より穏やかな流れです。

先に川に入っている鮎釣り師の隙間を探して釣りを開始します。
川の対岸寄りを狙うために岸から離れた場所に立ち込みます。

水深は膝下くらいですが、川底の岩が滑るし、気を付けないと足を取られます。
鮎タイツとシューズだから立ち込み易いですが、参加者はもっと大変でしょう。


(実釣風景。JOFI神奈川のホームページから。)

中学生は、初めは鮎の長竿の扱いに苦労していましたが、馴れると様になって来ました。
オトリ鮎が川底で泳ぐように誘導します。

すると、度々オトリが川岸から離れるように泳ぎます。
他の鮎を嫌っての行動でしょうか。

岸寄りを狙って泳がせると、今度はどんどん川下に流されて行きます。

「竿を立ててオトリを戻して。

竿をサポートしてオトリを浮かせると、その下にもう1匹います。

「掛かってる!」

早々に鮎を1匹ゲット。
釣れてくれてホッとしました。

ただ、中学生は釣れた実感がなかったようで、急に引っ張られたのがアタリだったのかー、と振り返ります。

釣れた鮎とオトリを入れ替えて、同じスジを流してみます。
暫く繰り返すと、突然竿先が引っ張られます。

来た!

今度はアタリが分かったようで落ち着いて対処できています。

前半戦で2匹獲れて上々です。

水分補給の休憩を挟んで後半戦に挑みましたが、下流から上流へ風が強くなり竿やラインが煽られて苦労します。

結局、後半戦は釣れず仕舞でした。



残念ながらお1人だけ掛けたもののバラして型を見ず、多い方は7匹を獲ったそうです。

釣り教室は13:00に終えましたが、浜松から来た方のためにベテランインストラクターが残って延長レクチャーを実施しました。


(当日の面々。JOFI神奈川のホームページから。)

私はサポート2回目でしたが、まだ鮎がいそうなポイントが良く分かりません。
自分で経験しないことには始まりませんね。

初心者鮎釣り教室は9月末まで月1の開催です。
既にキャンセル待ちになっていますが、海釣り教室ともどもご参加をお待ちしています。


🐟

【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2023/07/23 イサキ 伝五郎丸)

2023-08-07 06:50:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

8月23日(日)に松輪港の伝五郎丸さんでイサキを開催しました。

今が旬のイサキは好調に釣れているようで期待が持てます。
釣って楽しく食べて美味しいイサキで盛り上がれると良いですね。



松輪港は出船が早いので集合時間は5:30で、7組み17名の親子が参加。
中には3世代で参加いただいた方もいました。

サポートのインストラクターは7名。
私は左舷胴の間で3世代で参加のお父さんと7歳の娘さんを担当します。

朝が早かったですが、夏休みに入って初の週末ですから、明日の学校の心配はありませんね。



続々松輪港を出発する他船に遅れて出船。
イサキ船団に後入りで合流になります。

コマセカゴに仕掛けは3本ハリ、オキアミを着けたエサ釣りで狙います。
食いが良ければ手返しが有利なウイリー仕掛けに変える作戦です。

女の子にはロッドキーパーと電動リールを用意して基本的な操作をレクチャーします。

ご家族にもう一人双子の女の子がいて、別のインストラクターが受け持ちますが、2人で双子の女の子にほぼ付きっきりで面倒を見ることになります。

2人揃って沢山のイサキを釣って貰いたいです。



剣崎沖で釣り開始。

イサキ船団がひしめく中で船同士の距離が近いです。



水面から18〜12mのタナをコマセを撒き過ぎず、コマセの帯に仕掛けを通すように誘うのがコツですが、小さい女の子には難しいです。

そこで、小さくコマセを撒き、1m巻いて待つ釣り方を繰り返して貰います。
電動リールなので女の子でもカウンターの数字を見て操作ができるのです。

暫く打ち返すとイサキが釣れ出しました。



コマセ詰めも出来るようになって、エサ付けだけをサポートして操作を指示してあげればほぼ独りで釣りが出来るようになりました。
親子3代の釣り家族だそうですからセンスがありますね。

キーパーに掛けたままのコマセ振りとリールの巻きスピードがマッチしているのでしょう。
周りが釣れなくても独り連チャンします。



お父さんやおじいちゃんを差し置いて順調にイサキを釣る姿に、

「凄いね。釣り名人だね!」

と言うと、喜んで更に集中して釣ってくれます。

昨年の教室ではイサキが釣れずにアジ狙いに切り替えたので、順調に釣れてホッとしました。

中には3本バリにパーフェクトもあって数が伸びます。


(イサキゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

お父さんとおじいちゃんよりも双子の女の子がポンポンとイサキを揚げます。
周りの船の釣り人よりも良いペースです。

時々、表層を走るソウダガツオも掛かり大騒ぎ。
サバやタカベも顔を出します。



時間を追うごとに段々と食いが落ちてきますが、それでもポツポツとイサキが掛かるので飽きずに釣り続けてくれます。



娘さんは順調なので、ウイリー仕掛けに替えたお父さんに竿の構え方と誘い方をアドバイス。
ポツポツと追い上げますが、娘さんも追加するので追いつけません。



11:30の沖あがりの最後にイサキとソウダガツオを揚げて終了になりました。

女の子は30匹近く釣ったのではないでしょうか。



どのご家族も大漁で楽しんでいただけたみたいです。

順調に釣れ続いてくれると我々も気持ち晴れやかにのびのびと見守ることができますよ。



この日、リピートで何度も教室に参加してくれている中学生が独りで90匹以上の釣果を揚げました。

乗合船より短い時間で、他船のトップを上回る釣果を出すとは凄いです。

釣り教室の経験が釣技の上達に繋がることも嬉しいですが、参加した子供たちが将来インストラクターになって活動に参加してくれたらと思います。


(当日のインストラクターの面々。JOFI神奈川のホームページから。)

「親子DEエンジョイフィッシング」はこれから12月まで毎月の開催です。

皆さんとご一緒できることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・フグマヨ炒め・炙り・マリネ

2023-08-04 06:03:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのフグ釣行の釣果は13匹。
最後の鬼連チャンで何とかツ抜けて食卓を飾れるほどになった。

かみさんが釣果を当てにしてたんで、釣行当日の夕飯にいただいちゃいます。


(毎度。)

ショウサイフグの刺身。

小型で身付きの良いヤツをピチットシートで1時間、水分を抜いてから下ろす。

毎度約束された旨さね。

そして、メインは初の料理。


(定番化決定。)

ショウサイフグのマヨネーズ炒め。
フグマヨね。

最近はチリソース炒めの機会が多くなっていたんで、別のお手軽炒め料理として初挑戦。
フグに合うだろうと思ったところ、睨んだとおりバッチリ旨い。

ご飯が進むし、おかずには持って来いで家族からの評判良し。
これは定番化決定のヒット作だぞ。


(集合写真。)

チャチャッと手軽に釣魚料理を仕立てられるのは、身欠きで持って帰って来れるフグだからこそ。
助かりますよ。

翌日からは夕飯の一品としていただく。


(趣向を変えて。)

ショウサイフグの炙り。

バーナーで炙った身を厚めに下ろしていただく。
タレは、オリーブオイル+塩・コショウ、ポン酢、ゴマ油+塩の3種類を用意。

香ばしいフグの薄皮と半生の身がどのタレとも合う。


(マリネ、綺麗ね。)

ショウサイフグのマリネ。

ショウサイフグを賽の目切りにし、プチトマト、キュウリ、大葉と合わせ、マリネ汁で和える。

さっぱりいただけて箸休めにいいね。


これにて13匹を完食。
新たなメニューを開拓し、満足、満足。


🐡