釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】根津神社と明治神宮をはしごする

2024-05-15 05:53:00 | 日記
ゴールデンウィークは遠出する予定もないけれど、近場でいいからどこかに行きたい。

かみさんから提示されたのは根津神社。
初見参で、この時期はツツジが綺麗だそうだ。



千代田線根津駅からの道すがら、既に外国人観光客が多い。

東京生まれの日本人が初めて来るのに外国人に先を越されるとは、円安とネット社会を象徴するような状況だな。



根津神社では3月30日〜4月30日まで「つつじまつり」が開催されていて、最終日前だからピークは過ぎているだろうけれど十分綺麗だ。



つつじ苑の見学には別途入苑寄進料が500円掛かる。
大勢の人が並んでるし、外から眺めるだけでいいか。



屋台も出ていて興味をそそられるものの先にお参り。




つつじ苑を左手に見ながら桜門をくぐる。

門は彩色が綺麗だ。
外国人からすると十分に日本の神社を観光した満足感を得られるだろうな。
東京観光のついでにチョイと寄ってこれが観れるならそりゃ来るだろうね。




桜門に続いて唐門があり、正面に見える拝殿からお参りの行列が出ている。

2列に並んで唐門をくぐって拝殿前では4列に並び直してお参り。

無病息災、家内安全でお願いします。




お参りが済んだら御朱印をいただきに並ぶ。
最近は御朱印帳を手にした外国の方を良くお見かけする。

御朱印と御札やお守りが同じ授与所で、前に並んでいた外国人観光客の方は6,000円分のお守りを購入していたね。

お土産に良いのかな。



次に千本鳥居の途中から乙女稲荷神社を巡る。




西口や北口からの参道にはずらっと屋台が並んでいる。

たこ焼き、やきそば、リンゴあめ、チョコバナナ、焼き饅頭、射的やくじ引きもあって子供の頃の縁日を思い出す。

外国人の目にはどう映ってるのかな。
こっちはテンションが上がって何か食べようかと思ったものの、たこ焼きが600円とは値上がりしたね。

人も多いので屋台は見送って根津駅への道すがらの喫茶店でランチを済ます。

続いては何度も行っていたのに御朱印をいただいていなかった明治神宮へ。

千代田線で1本ね。


こちらも外国人観光客が多い。
参拝客の7割近いのではないか。



高い緑に囲まれてビル群が目に入らないから都心とは思えない静寂と清々しい空気。

落ち着くね。




このサイズの木の鳥居なんて滅多にお目にかかれない。



お宮参りのご家族が複数いて微笑ましい。
婚礼客も見かけたな。

それぞれ好天で良かったですね。




お参り後、御朱印をいただくのに行列に並んでその場で書いていただく。

4人の方がサラサラと見事な筆さばきだ。
机の上のカウンターを見ると220番目だったから、1人1日400人分くらいを書くのだろう。
凄いな。

これにて目的達成、帰路につく。



帰りに竹下通りを覗いてみると凄い人でしたよ。


🌿

【食】ショウサイフグの刺身・白子ポン酢・ムシガレイのあんかけ

2024-05-13 05:45:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの3ヶ月振りのフグ釣行は潮ケツに手も足も出ず、釣果はたったの1匹。

もう1匹釣った良型のフグがゴマフグだったのが残念だった。

サバフグにギマとゲストで釣れた中にムシガレイが2匹いるのは救いね。
美味しくいただきましょう。


(上:ショウサイ、下:ムッシー。)

ショウサイフグとムシガレイの刺身。

ショウサイは30分、ムッシーは1時間、ピチットシートで水分を抜いた。

3ヶ月振りのショウサイの旨いこと。
やっぱりフグ刺しはショウサイフグだよ。

ムッシーも淡白な中にほんのり旨味が乗るけれどショウサイには見劣りする。
単独ならば十分ですがね。


(お初。)

ショウサイフグの白子ポン酢。

唯一の釣果が白子持ちで良かった。
今年の初ものですよ。

シーズン初期の爽やかなコクが堪らん。
今年もこれをいただける季節になったなー、と時節を感じるよ。


(初メニューかな。)

ムシガレイのあんかけ。

水っぽいムッシーは火を通す料理が良かろうと、ブツ切りにした身を揚げて和風あんかけでいただく。

クセのない白身がフワッとしていいな。

やっぱ、ムッシーはいいわ。


(集合写真。)

本命のショウサイフグは1匹という貧果だったものの、今季初の刺身と白子を味わえて良かった。

これからの白子シーズンで山ほど釣って、飽きるほど味わってやりますよ。


🐡

【釣】待ちに待ったフグ釣りは手痛いスタート (2024/04/26 ショウサイフグ 野毛屋)

2024-05-10 05:50:00 | 釣り
待ちに待った今季のショウサイフグ船のスタート。
トラフグ期間は見送っていたのでフグ釣りは3ヶ月振りだ。

繊細なアタリを取って掛けると小気味良く走るショウサイフグの釣り味。
ショウサイとの勝負が楽しいし、食でも白子が入っているかもと楽しみがある。

そんな期待を持って野毛屋さん5:00着で9番目。
久し振りに宿並びの駐車場に停められた。


(毎度。)

フグ船は2艘出しが決まっているから予め予約人数分を残し、席札が間引かれている。

席は艫側から取られてたから健船の最後の四隅、左舷舳1番目をチョイス。

今日の潮だとほぼ潮ケツになるけれど、どうにかなるだろうと思ってたのよ。

この時はね。


(久し振りの第十忠丸。)

船に乗り込んで準備すると片舷8名で余裕がある。
やっぱ平日はいいな。


(潮はこんな感じ。)

今年の釣り目標のフグ140匹の実績はまだ16匹。
残り124匹を釣らねばならんのに3ヶ月の空白期間は痛いのだけど焦りはない。

ここから捲くってやるぞ!との高揚感に満ち満ちていたのですよ。

この時はね。


(出船。)

出船して東進、東京湾を横断する。

余裕の釣り座なんでゴロンと仰向けになってウトウト。

これからが気候的に丁度良い季節で吹く風も気持ち良い。


(釣り開始。)

大貫沖で釣り開始。

錨を打つ掛かり釣りだ。

仕掛けはノーマルカットウのみ。
潮が緩いからオモリはナツメ8号をチョイス。

着底から優しくシャクって誘い、ゆっくり誘い下げる。
ゼロテンの待ちは5秒。

3ヶ月のブランクを感じさせない誘いじゃないの。


(風はそよそよ、うねりはなし。)

暫し時間が経っても型見たよアナウンスがない。
朝のサービスタイムが空振るとはまだショウサイフグは群れていないのだろう。

キャストして広く探索すると寄せて来る途中で触りをキャッチ。

いるぞ、いるぞ、とその場で止めて誘い続けると微かなアタリが出、アワセるもスカ。

続けて誘うとアタるもののまたもやスカす。

手強いじゃないの。

前のめりに構えて3度目のアタリでガツ!と掛けた。

ゴリ巻きから抜き揚げると、


(キミかね。)

ギマ。

前回ボウズなんで久し振りに魚の引きを味わえた。

ギマはカワハギの仲間で食べられるらしいけれどヌメリが強いし食指が動かずリリース。

船中あちこちでギマが揚がっているようだ。

潮は右舷艫側に流れている。
完全な潮ケツね。

船下に入る抱え込みだから、竿先を下げて丁寧に誘う。

するとサクッと手応え。

竿を掲げた追いアワセからゴリ巻きに入るとブルブルと泳ぐ感触あり。
これはショウサイじゃないの?

水面からブチ抜いて振り子のように戻ってきたところをキャッチ。


(8:07に1匹目。)

今季初のショウサイフグをゲット。

白子持ちかもしれないから血抜きして即クーラーへ。

潮ケツで早々に型を見れて一安心。

ここから捲るか!?


(でも風景写真。)

続くアタリを期待するも反応がない。

右舷側をすり抜けた1匹をたまたま掛けたのかね。

船中たまにポツと揚がる程度で盛り上がりに欠ける。

渋い状況だけど3ヶ月振りのフグ釣りは楽しいよ。

アタリが遠くてもぞんざいにならないように誘い続けていると、誘い下げの着底と同時にアタリが出る。

瞬時に反応するとガツン!

ゴリ巻きからブチ抜くとエサバリをしっかり食っていた良型だ。

健船長に写真を撮って貰った後に気が付いた。

こいつはショウサイじゃない。


(こいつです。)

柄はショウサイフグと見分けがつかないけど腹にトゲがある。
(ショウサイフグにはありません。)

腹にトゲはコモンフグもあるけれど柄が明らかに違う。

ショウサイとコモンのハイブリッドか?

その旨を伝えて健船長に確認して貰ったらゴマフグとのこと。

ショウサイにそっくりで腹にトゲ、腹ビレが黄色はゴマフグか。

健船長が捌いたことがないそうなんで残念ながらリリース。
貴重な釣果が減っちゃいましたよ。


(で、風景写真。)

アタリが遠いから場所変えして早潮のエリアへ。

オモリは12号〜15号に変更。

キャストしても着底時にはほぼ真下、数回誘うとラインが船下に入っていく。

着底前にピョコピョコとアタリが出てアワセ一発で掛ける。

活性反応が薄い重たい手応えは、


(キミかね。)

ムシガレイ。

同じような展開で続けて2匹目を揚げる。
ムッシーは嬉しいゲストね。

その後はアタリを取って掛けるとサバフグ。
続けて3匹をゲット。

ゲストが掛かってくれるけれどショウサイは遠い。


(気持ちも晴れず。)

10mを切る浅場に移動しても潮ケツのまま。

錨が入っているから前にはキャストできず右舷と違うスジを攻められない。

アタリが遠いとたまに出る触りでタイミングが取れずアワセをスカしちゃう。

エサだけいかれるのが数度、チャンスをモノにできないまま無念の終了。


(沖あがり。)

結果は1匹。

潮ケツでもどうにかなると思っていたのは自惚れでした。
3ヶ月振りのフグ釣りは苦いスタートでしたよ。

この1匹が白子持ちだったんで初物をいただけるのが救いね。


(本日のフグ。)

マダイ0、アオリイカ0、ショウサイフグ1とはここ3回の釣行はナントモな結果だな。

フグ目標のカウンターは1つしか減らず、あと123匹。

次こそは何とかしたいぞ。


・ショウサイフグ : 1 
・ゴマフグ : 1 (リリース)
・サバフグ : 3
・ムシガレイ : 2
・ギマ : 2
船中0〜9
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2024/04/26 野毛屋)

2024-05-06 06:08:00 | 釣り
ついに始まりましたよ、ショウサイフグが。

待ちに待って3ヶ月振りのフグ釣りですよ。

前回のアオリイカ釣行時に4月27日(土)からショウサイフグ復活の話を耳にしたものの、確定情報じゃなかった。

家に帰って健船長のブログを見たら正式発表されていたので、すぐさま予約の電話を入れた。

更に数日立つと、23日(火)からに繰り上げるとのこと。
トラフグが揚がらないからショウサイフグのスタートを前倒ししたのだろう。

ならばこちらも前倒す。

休暇を取って平日に有利な条件で3ヶ月振りのフグ釣りを楽しもう。

この日を待ってましたよ。
白子はもう入ってるかな?


🐡

【釣】シャクリ続けて2回連続カラオケで終わる (2024/04/20 アオリイカ 野毛屋)

2024-05-03 05:19:00 | 釣り
サムネ画像は空の桶です。

2回連続で釣行記の書き出しを同じフレーズで始めることになるとは、何ともはや。

今回はゲストも掛からず完璧なボウズ。
釣果なし、無、ゼロであります。
ダメージありありでございます。

トホホ。


(毎度。)

野毛屋さん5:00着で23番目。
最近はこの時間でも常に20番代になるな。

トラフグのお客が多いのは承知の上だったけれど、期せずしてアオリイカに乗るお客も多い。


(どうせゼロですが潮はこんな感じ。)

釣り座は四隅から数席取られているから、選択の余地なく左舷艫5番目をチョイス。

こんなに乗るとは予想外だぞ。


(本日は第二忠丸。)

船に移動して準備をしていると続々とお客が乗り込んで来る。

最後に若い女性が3人乗り込んで隣に納まった。
貸竿の女性陣は見るとクーラーも持たずにウェアは街着、足元はスニーカーという散歩に来たの?と思うような出で立ち。

オモリもリーダーもハサミすら持たない女性陣を、常連さんが甲斐甲斐しくサポートしてましたよ。

うら若い女性がふらっと乗るなんて船釣りに対するハードルが下った表れだろうし、業界的には良い傾向なんだろうけど、もうちょっと下調べが必要じゃないですかね。

結果、左舷は13名。
右舷も同数でほぼ満員。

この人数で胴の間では割当ては相当厳しくなるのだろうな。


(出船。野毛屋船団。)

出船して事前に宣言されていた竹岡沖を目指す。

街着の女性らは風に吹かれて寒そうだ。
空は薄い雲が掛かっているものの日中に陽が射す予報。


(釣り開始。)

20m前後の浅場のタナから釣り開始。

3秒ごとにシャクる。
とにかくシャクリ続ける。

アオリイカがエギに乗ればヌーンとシヤクリが止められる。
その瞬間を期待して、信じてシャクリ倒す。


(風はそよそよ。)

浅場では型を見ず場所変え。

次のタナは30m前後。

暫くシャクると左舷舳で型を見る。
Sトシくんがタモ入れすると舳2番目、3番目と次々にアオリが掛かるプチフィーバー。

こっちまで来るか!?
と思いきや3人までで終了。


(あとは風景写真よ。)

シャクリ続けてたまに船中ポツと揚がる程度。
お客が多いから分け前も少なくなるな。

次の盛り上がりは艫から。

左舷大艫が掛けると、次に自分の右隣の初アオリだろう女性が、何か来てるかも!と竿を煽っている。

「巻いて!巻いて!」

促すと、それに気付いた常連さんとSトシくんがフォローに回り、見事アオリイカをゲット。

女性はビニール袋すら持ってないから常連さんから貰い、クーラーも持ってないから常連さんのに預かって貰うという至れり尽くせり。

釣り方もシャクリとは言えない揺ら揺ら程度で良く掛かったな。

初心者と女性に釣れるのはあるあるだけど、アドバイスをしていたのに先に揚げられてちょっと堪えましたよ。


(変わらず風景写真。)

更に大艫から順番に左隣まで掛けて、次だ!来るか!と期待してシャクるも、来ず。

これが2度あり、アオリはここまで来てくれない。

アオリイカは潮の流れに忠実に舳や艫から順番に掛かるけど、胴の間まで数が足らずに供給されない。


(やっぱり風景写真。)

それでもいつ竿が止められるか分からない。
次のシャクリで来るかもしれない。
そう信じてシャクリ続ける。

エギを替え、シャクリも変え、その瞬間を信じてシャクリ続ける。


(最後まで風景写真。)

やはりアオリイカは釣り座とお客の数に左右される釣りだな。
シャクリ続けつつ半ば諦めも入る。

せめてマルイカでも来てくれないかと思うものの、重みを感じると毎度女性陣の誰かとのオマツリ。

勇治船長が残業してくれたものの、カスリもせずノーピクで終了。

久し振りに完封を喰らいました。


(本日の空桶。)

結果はゼロ。

トップの3匹が6名いると聞いた。
そのうち1匹でもすり抜けて胴の間まで来てくれていればなー。


(沖あがり。)

アオリイカもリベンジ科目に計上して平日に乗らねばならん。

宿題が増えて困ったもんだ。


・アオリイカ : 0
船中0〜3
中潮


🦑