第100回全国高校野球が閉幕した。"高校野球大好き”の老夫婦に高校野球の醍醐味を味合わせていただいた17日間だった。最高のエンターテイメント。
頂点に立ったのは史上初の2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭。力強い投打で新調された深紅の優勝旗を手にした。
それに劣らず、全国の高校野球ファンに強い印象を与えたのは、秋田の金足農だった。試合ごとに全国の高校ファンをひきつけた。選手全員が秋田県出身という県立高校。吉田投手を中心に9人の選手の予選から決勝まで。惜しくも準優勝とはなったものの、一丸となっての健闘は称賛に値する。
大会のフィナーレを飾る閉会式の際には、球児が繰り広げた数々の激闘をねぎらうかのように、甲子園上空に大きな虹がかかった。また、同時刻に、決勝戦を戦った金足農の地元の秋田でも、きれいな虹が見られたという。