自称”高校野球大好き”の老夫婦。オフシーズンの冬場は、もっぱらテレビの前に座り込み、ラグビー、サッカー、スキー等の冬のスポーツを楽しんでいる。
2019年最初のグランドスラム全豪オープンテニスが14日開幕した。NHKテレビでは、男子の錦織選手と女子の大阪選手が出場した15日の1回戦、17日の2回戦、19日の3回戦が放映された。両選手は期待にたがわぬ大活躍で、ベスト16に進んだ。テニス好きの私にとっては感激ひとしお。21日の試合が楽しみでならない。
TVでテニスの試合が流されることはあまりない。放送されたとしても放送は深夜にまたがることが多く、テレビを見ていると寝不足になり体内時計が狂ってしまう。だが今回は違った。放送時間は日中に行われ、遅くなっても午後8時ころには終わっている。
ベスト16となった錦織選手だが少し心配なところもある。1回戦は相手選手に2セットを先取され、3セットも2ブレークで完敗と思われたが、相手選手が足を痛めて途中棄権。からくも綱渡りの勝利となった。2回戦はセット数3対3でタイブレークの接戦となり、最後の最後、どちらかが1点入れると試合は終わる。最後の1打を錦織選手がとりやっとの勝利。勝ったのが不思議なくらいの試合だった。3回戦は、第1ゲームはブレイクされたものの3:0で、錦織選手の本来の姿が戻ってきたかのようだ。グランドスラム優勝を大いに期待している。
一方、大阪選手は3試合とも危なげなく勝ちぬき、優勝が近づいて来たかの感もする。でも、3回戦で台湾選手と対戦した試合、第1セットを先取され、興奮しラケットをコートに投げつけたのは、優勝を狙う選手としては好ましくない行い。マナーはとても大切なこと。
私がテニス好きというのは少しおこがましい気もするが、青春時代は日がな1日、朝から晩までソフトテニスではあったが、熱中した時期があった。錦織選手と大阪選手の明日の試合もテレビの前でゆっくりと観戦し、勝利を祈ることとしよう。忙しい朝がまたやってくる。