九州南部を襲った大雨で河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、広い範囲で多くの犠牲者が出た、球磨川の大水害から1ヶ月がたった。
県内では、3日午後6時時点で、避難所生活を送る人は1411人。球磨村ではやっと仮設住宅の入居が始まった。
人吉市では3700棟以上が床上浸水し、今も600人以上の人が避難所に身を寄せている。泥をかぶった浸水家屋の多くが、人手がなく、泥を取り除くことができず、土に浸ったままの状態にある。新型コロナの感染で、ボランティアは県内に限られ、十分な確保ができていない。
被災された方々に、心からお見舞い申し上げ、1日も早い復興を願うばかりだ。