甲子園で行われている高校野球交流戦の2日目。九州勢の2校、長崎創成と大分明豊が出場しともに快勝した。例年通りの選抜があればとの淡い期待はコロナ禍のため消え去った。
大分明豊が対戦した県立岐阜商のユニホーム、黄色いストッキングに青いアンダーシャツと青い帽子。どこかで見たような気がする。
テレビは3回裏にベンチで采配を取る監督を映し出した。それを見てはっと気づいた。
熊本の八代秀岳高校を全国大会にすすめた、大きなお腹は昔のままの鍛治舎監督が映った。岐阜商のユニホームは秀岳館のユニホームによく似ていることも。
秀岳館の指導がとても厳しかったことを何度も球場で見てきた。熊本の藤崎台球場ネット裏の特別席で、1人で弁当を食べられる監督を何回か見かけた。なんだか寂しそうで孤独な感がした。監督家業は大変なことだろう。鍛治舎監督。これからも甲子園で元気な姿を見せていただきたい。
高校野球はテレビで観戦より、球場でのびのびとした若者たちの元気なプレイを見る方が倍以上楽しい。コロナ禍の去った球場で、高校野球を満喫できる日が待ち遠しい。