我が家の小さな庭の〝カエデ”や〝やまぼうし”、〝花みずき”などの木々に芽吹いた朱や萌黄色の若葉に思わず見とれてしまいます。
未曽有の被害をもたらした「熊本地震」から16日で1年がたちました。地震が発生した時の怖さといったらたとえようがありません。幸い我が家の被害はわずかでしたが、災害の全体を知りたくなり、熊本日日新聞社発行の特別報道特集写真集「平成28年熊本地震(発生から2週間の記録)」を開いてみました。掲載された何枚かの写真は、言葉に言い尽くせないほどの悲惨な被害の状況が掲載されていました。わずかな我が家の被害や死ぬかと思うほど恐ろしかった地震の恐怖などは話にもならないようです。
16日に震度7の本震がありました。翌日のブログに体験した地震の恐怖をつぎのように記しています。(以下は昨年17日のブログです)
下から突き上げるような揺れの後に、立っていられないほど大きな横揺れが来てベットの上で跳びあがった。16日午前1時25分ごろと同46分ごろ。熊本県で最大震度6強、地震の規模を示すマグニチュードは7.3。阪神淡路大震災と同じ強さの地震が起こった。1昨日(14日)の地震とは比べられないほど揺れている。
揺れがあってから数時間、余震は間断なくまた切れ目なく続いた。その怖さといったらたとえようがない。築30年を超える老朽住宅に住むわたし、家の揺れるものすごい音を聞き、何することもできずに、ただ震えながら部屋の中にうずくまっている自分が腹立たしい。14日の地震発生からは恐怖の連続だ。死さえも考えた。
震度3以上の余震は朝までに30回を超えた。お昼をすぎても収まる気配はない。震度3以下の余震を含めるといくつの地震が発生したことだろう。まったくわからず不安は増すばかりだ。専門家の話によると、この地震はいま活動期にあり活発な動きを見せていて、いつ収束するか見通せないという。
「熊本地震」の発生から1年がたった15日、県内各地では犠牲となられた方々の追悼式が開かれたそうです。
大きな被害を受けた熊本城の復旧工事ですが、やっと天守閣の工事が始まったようです。
復旧工事の1日も早いことを願いながら、いつの日か復興なった熊本城を訪れる日を夢見ています。