毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

熊本城の桜は三分咲き・突然変異か変わった花も

2017-04-06 19:50:28 | 日記

 熊本城の三分咲きの桜の花を眺めながら、春の高校野球の準決勝が行われる藤崎台球場へと向かった。地震のため立ち入り禁止となっている御幸坂の桜並木の隙間から復旧工事中の熊本城が見える。復旧工事の大変さが垣間見えるようだ。

    

 藤崎台ではベンチ裏の特等席から、ゆっくりと高校球児等の元気溌剌とした試合をゆっくりと観戦した。明日はいよいよ決勝戦。強打同志の八代高と文徳の対戦。勝利したいずれかのチームが沖縄で開かれる九州大会に駒をすすめることとなるが、どちらのチームにも勝ってほしい。

 試合のあと、地震で崩れたままの石垣ぞいに、いまだ完全には開ききれない三分咲のさくらを眺めながら、熊本城周辺をまわる”城めぐりん”のバス停に向かった。さくらはあと2~3日で満開となることだろう。娘たちとの花見が待ち遠しく楽しみでならない。

 バス停は工事中の市立博物館の前、細川刑部邸の入り口だが、バス停そばの1本の桜が満開となっている。ところが様子が少しおかしい。大きな幹から花が直接咲いている。始めは品種の違う花だろうと思ったのだが、一方では地震の精で変異したのではとも思った。

   

 一味違う一足早い、満開の不思議なさくらに見とれてしまった。 


枝垂れ桜と監物台樹木園

2017-04-04 19:05:00 | 日記

  青空には雲一つない上天気。この日、人吉では夏日を迎えたという。熊本でも日中の気温は23度を超えた。

 夏を思わせる陽気に浮かれたわけではないが、折から藤崎台球場で行われるだろう「春の九州高校野球熊本大会」準決勝を見ようと老人夫婦がそろって球場へ出かけた。年を取ると物忘れがひどくなる。今日は高校野球の休養日だということを夫婦ともにすっかり忘れており、球場について初めて今日は試合のないことを初めて知った。球児たちの元気な声がまったく聞こえない静かな球場が前にある。

 さてどうしよう。夫婦が顔を見合わせた。お城のさくらはまだ早いが、立ち入り禁止となっている熊本城の中で唯一入ることのできるのは二の丸広場。そこにはちらほら花見の客が見えるものの、にわか仕立ての花見というわけにもいかない。城内の加藤神社にはお参りができる。お参りして家に帰ろうとしたのだが、その途中で城内にただ1つ開いている監物台植物園があることを知った。

 熊本市では70歳以上の老人に市内の交通費が割引される「さくらカード」が支給されている。そのカード、水戸黄門の印籠ではないが、熊本城や細川刑部邸、夏目漱石の旧邸や動植物園などを無料で利用できる。監物台植物園もその一つ。無料ということもあって、初めてではないが久しぶりのことそこでしばらく時間を過ごすこととした。

 目からうろことはこのことか。入口からすぐのところに大きな枝垂れ(しだれ)さくらが満開の花を咲かせていた。ヨシノさくらに一足先んじての満開だ。予期せぬ思わぬ花見だ。気も心も癒されたことはいうまでもない。

   

                      

 園内のたくさんの樹々や草々には一つ一つに丁寧な説明板がついており、知っている木もあれば初めて観る木も沢山あり、ここはまるでたくさんの樹木の素晴らしい学校、勉強には持ってこいのところ。全く予期せず楽しい春の1日をすごすことができた。

 ただ、園内から眺める地震で傷んだ熊本城の天守閣の痛々しさには心が痛む。1日も早い復興を心から願うばかりだ。

 

 

 


桜の開花宣言・癒される熊本城

2017-04-03 13:07:39 | 日記

 熊本地方気象台が4月1日、例年より9日遅く昨年より10日遅かったさくら(ソメイヨシノ)の開花宣言を行った。いまかいまかと待ちに待った開花だが、いまだ薄紫色の花々が広がり始めたところ。満開までには今少し時間がかかりそうだ。満開は8日~11日ころで、あとしばらく花見はお預けだ。

(御幸坂の桜並木)(千原さくら)(ソメイヨシノと千原さくら

 好天に恵まれた日曜日、藤崎台球場で開催されている高校野球の応援に出かけた。どのチームを応援するというわけではないが、若い球児たちの溌剌とした好プレイを見るのが楽しみな高校野球大好きの老人夫婦。ネット裏の特別席でお弁当をいただきながらの観戦。この日は好天とはいえ、時々小雨がパラパラと降り、真冬のような冷たい風がスタンドを吹き抜け、その寒さには全く閉口した。この日の試合は「春の九州高校野球熊本大会」の準々決勝。八代高と玉名専大付属が準決勝に進出した。明日の試合もまた面白そうだ。老人夫婦、年を重ねるごとに外に出るのが億劫になってくる。明日もまた天気がよければ球場に足を運ぼうかねと”うちの奥さま”と顔を見合わせた。

 野球が終わって熊本城の2の丸広場を通ったが、広場は満開の桜を待ちきれない花見客で超満員。隙間もないほどに敷かれたブルーシートの上で、冷たい風をさけながら、震えながらの弁当開きのご様子。昨年と様相が変わった熊本城をながめながら「美しい桜がお城の悲惨な光景を少しでも和らげ癒してくれれば」と願っての花見ではあるまいか。城彩苑では賑やかに太鼓の演奏が始まっていた。