寒い寒い。年を取ると南の熊本でも、この寒さはこたえる。今朝の最低気温は―1℃。前日の朝はー４．４℃。市内では１センチの雪が積もった。我が家の窓から遠くに見える阿蘇の外輪山は白い雪に覆われ、市内の金峰山も白くなっている。
全国各地を襲った今季最大の猛烈な寒波は、北陸や東北に近年にない大雪をもたらした。熊本が寒い、雪が積んだといっても、北海道や東北、北陸などの雪国に比べるとものの比ではあるまい。
積雪は多いところで１メートルを超えたようだ。新潟では、進行中の列車が雪で立ち往生し、乗客、乗員が１５時間近くも車内に閉じ込められたとニュースに出た。折から始まったセンター試験の開始時間が遅らした試験会場も数多くあったようだ。
テレビを見ていると、うずたかく積もった屋根の雪降ろしは、危険な作業であり重労働であることがよくわかる。玄関の高さまで積もった雪を取り除き路を作る作業も大変だ。雪国では、その作業を避けて通ることはできない。高齢者の方々はどうされているのだろうか。わが身のことのように思われ心配でならない。
鹿児島指宿では「菜の花マラソン」が開かれた。３万本の菜の花が咲きほこる４２，１９５㌔のコースを１万３千人のランナーが元気で駆け抜けた。九州の最南端指宿には、すでに春がやってきたようだ。
願わくば、早く春がやってこないかな。その日が待ち遠しくてならない。だが、いまは冬の真っただ中。インフルエンザも最盛期を迎えている。全国の患者数は１２０万人を超えたようだ。
健康には十分留意しながら、朝のラジオ体操と散歩はかかさず、来るべき暖かい春を待つこととしよう。