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石原裕次郎がテレビと出会った時 〜「太陽にほえろ!」の時代〜

2022年07月19日 | ショーケン

昨日は石原裕次郎さんの若きパワフルな映像と歌声に思わず見入りました。正直に言うと、昔は裕次郎さんの魅力がわからなかったんですが、今になって天性の声の良さに魅了されています。土曜日にはBSPで放送50年を迎えた「太陽にほえろ」を紐解く番組がありました。

石原裕次郎がテレビと出会った時 〜「太陽にほえろ!」の時代〜

1970年代、映画が斜陽の時代を迎えても裕次郎は大作を作り続けた。しかし無理がたたり35歳の時に病に倒れる。そんな裕次郎に声をかけ続けたのがテレビのプロデューサーたち。当初は断っていたが13本だけという条件で「太陽にほえろ!」に出演する。それがなぜ14年間も続き、刑事ドラマの金字塔とうたわれるようになったのか?竜雷太、水谷豊などの出演者、スタッフの証言から、裕次郎がテレビと出会った時代を振り返る。


放送開始から50年。裕次郎さん、ショーケン、優作さん。出演していた人々は、すでに多くの方が鬼籍に入りましたが、番組が作られた経緯、新人デカの登場など、多くの方の証言で綴られていきました。

初出演当時、まだ21歳のショーケンが初々しい。本気で走りまくります。

最初、台本には「坊や」と書かれており、こんなガキっぽい役なんですか!と噛みついたショーケンに、プロデューサー達は、これはガキっぽい刑事の成長物語だから理解してくれ。坊やと呼ばれているのは、お前じゃない。ところが

「俺はその役者じゃないんだから、誰かに化けるということは出来ない、俺自身で使ってくれ」っていう話なんですね。そこで監督と話し合ってくれ。

監督はおまえ自身でいいから、本気で走ってくれ。それでショーケンは納得。

第一回の放送は、事件の背景よりも刑事自身を描く、それまでにない幕開けでした。

徹底して刑事を描いた「太陽にほえろ」その成功の要因はマカロニを演じた、萩原健一にある。ジュリーの出演回がちょっとだけ画面に映りました。

ジュリー演じる殺人を犯した大学生を射殺してしまったマカロニ刑事が錯乱し、ごめんなさい ごめんなさい・・起きて下さい!もう刑事やめる!と泣き叫ぶ。身も世もあらず取り乱した姿を晒すショーケンを、死体になったジュリーは身動きも出来ずに息を潜めたまま、どう受け止めていたのか。

ショーケンの演技に、共演者からの賞賛が相次いでいました。殿下の小野寺さんが「エっと思いました、突き抜けている、こんな芝居があるのかと思った、僕なんかがやったらヤメロと言われる。」竜雷太さんはショーケンを型破りで魅力がある。カッコ悪いカッコ良さ。時代は70年代安保の2年後で、ショーケンは若者の挫折という感情を感じていたのではないか、という声が有りました。

マカロニやジーパンの殉職シーンは、今までに記憶に残る名シーンとして何度何度も見たのに、やっぱりあまりにも衝撃的。まだ若く先の有る刑事たちの最期の赤い血糊の色が鮮烈すぎて、眼をそむけたくなる凄惨さ残酷さです。その反対に歴代の若手デカ達の、デビュー間もない若々しい姿に、半世紀たった今は、母のような心持で優しい眼で慈しむように見てしまいました。

番組で久しぶりに大野さんの姿を見ました。「太陽にほえろ」の音楽を担当したのは、PYGで一緒にやっていたのでショーケンから推薦され、あとで有難うと電話を入れたのだとか。

大野さんは、見せて貰ったラッシュ映像と、頭の中のイメージでやれそうだなと思った。それまでのTV番組になかったロックサウンド、激しさ躍動するものがある、それがメインテーマだった。

 



先ほどブログをアップしようとしたら、ちょうどラジ関のPlaylist of Harborlandが始まって、MCの田名部さんが土曜日の祇園祭の映像を見ていたら、その後番組が「太陽にほえろの時代」だったので番組を見ました。と話されて、話題にあがっていました。「ジュリーにチェックイン!」はまた後程。

私も前の番組の祇園祭の生中継を見ていました。もう40年程前に宵山に行ったきりなので、とても観に行きたい! でも祭りに集まった多くの群衆の映像に、ちょっと引いてしまいました。😓 

もう少しコロナが収まらないと不安はつきません。

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今こそ見たい!

2022年07月10日 | ショーケン

選挙で、改憲勢力 3分の2議席維持が確実だそうで、これからの日本はどんな道を歩むのかな・・ 改憲よりも先にすべきことはいっぱいあると思うけど。

世の中は選挙ですが、 カテゴリーは久しぶりに「ショーケン」です。昨日の朝日新聞Be

今こそ見たい、1970~1980年代の刑事ドラマ(一部抜粋)

「太陽にほえろ」は、ショーケンの役柄は元はジュリーに、と言うことだったけれど、ジュリーが忙し過ぎてショーケンになったという事でした。実のところ、それほど刑事ドラマを「今こそ見たい」・・とは思わないけど、ショーケンらしいエピソードに苦笑。

人気はあるのに降板したいというところに、トッポがザ・タイガースを人気絶頂なのに抜けたいと言ったのと、似ていると思ったりして。自分の気にそまない事はしたくない、自分が自分が、と言う所が良くも悪くもショーケンらしい。けれど、この時はともかく、後のショーケンは役者としての自分が「化けるのは無理だ」、とは言わないと思う。

松田優作さんや、石原裕次郎さんの最期のエピソードには、心が動かされてしまいました。もっとも、私が「太陽にほえろ!」を見ていたのは初めの頃だけで、新人デカは渡辺徹さんくらいまでかな。

たまたま、NHKBSPで16日土曜日、「太陽にほえろの時代」で裏話が聴けるそうです。


 

昨日のBSP「東京ブラックホール 1989~1990 バブル狂乱へ」もう30年も前の事なのか。番組では肩パットの入った派手な洋服や、前髪を巻いたロングヘアーが、バブルファッションを見事に再現していて、これほど見た目だけで分かりやすいものはない。ジュリーだってあの頃は、大きな肩パットの入ったジャケットを着ていたと思い出します。

私自身はバブルの恩恵には、ほぼ無縁だったけれど、調子のいい浮かれた話は、仕事の周りにいっぱい有りました。高い車がバンバン売れ、別の会社では自由が丘や海外に店を出すとかなんとか。どちらの会社ものちにコケました。友人の働いていたトップともてはやされた地銀も、やっぱりコケました。あの時代の落ちることを知らない高揚感は、地に足がついてない、浮遊していただけやったんやね。良い時から悪い時まで、そんな時代を見ていた者として、番組を興味深く観ました。

番組中で紹介されたのは、林真理子さんのバブル時代を描いた「アッコちゃんの時代」の本のモデルになった、アッコちゃん。本を読んだのに、すでに内容は忘却😓 今も美しく得意げで、あいも変わらずバブリーな・・と思いながら見ていたら、川添象郎さんの妻だそうで。川添さんは、キャンティのトッポのお友達。

ユーミンやYMOを見出し、今も空間プロデューサーとして活躍しているそうです。この方といえばマダム・タンタンとか「ヘアー」とか・・ 60年代から随分色々と世間を賑わわせていましたが、ご健在と懐かしかったです。日本中が調子に乗った頃から30年、今やスッカリ自信を無くしてしまったこの国は、選挙でどう変わるのかしらね。変えたいもの、変えてはいけないものも確固として有ると思うけど。

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新曲のレコーディング♪

2022年04月14日 | ショーケン

twitterで知りました。タローさんが3月25日開催のライブMCで『沢田は今、レコーディングしている。』と話されたそうです。ということは、今はもうレコーディングは終わったのでしょうね。

ジュリー自身が去年のライブMCで、作曲していると話していましたが、どんな曲になったのかな~ 7月のツアーの前に出るのでしょうか?早く聴きたいです(^^♪



 

昨日のブログで、テンプターズの映画「涙のあとに微笑みを」を、私は見たことが無い・・と書いたら

J友さんより『映画は見ました、パンフレットはあるのですが、内容は全く覚えていません』とのことです。パンフの画像を送っていただきました。有難うございます(^^♪

ショーケンはまだ18歳の素朴な表情に、少年の幼さを感じます。映画は1969年の3月29日に公開。すでにGS全体が退潮ムードの時期で、映画が盛り上がったとは考えにくいですが、テンプターズの歌唱や動く映像が少ないので、これは貴重な映画かも。ショーケンの映像なら私は、NHKの明智探偵事務所が見たいけど。とても面白かったのに・・

こんな週刊誌の記事を発見、1972年10月号のYOUNGの表紙

GS時代はジュリーと比べたら、男ファンは多かったのかもしれないけど、でも当時は圧倒的に女の子ファンが多かったはず。ショーケンのファンに男子が増えたのは「傷だらけの天使」以降だと思うのよね。

 


その後、片付け物をしていたら・・ なんとまあ「涙のあとに微笑みを」のDVDを所有してたことを発見(^^;) 持ってたんかい。スパイダースの映画のDVDもあったわ~。

東宝GSエイジコレクション。2007年発売の、東宝のGS映画40周年記念DVD-BOXだそうで、ジュリーの還暦以前です。タイガースのDVDは買った覚えは有って、一度は見た。そういえば、テンプターズやスパイダースのDVDまでいらん、その分安くしてと思った記憶が蘇りました。もちろん、一度も開封した事はないです。(^^;

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3月26日は命日

2021年03月26日 | ショーケン

今日は「キネマの神様」のムビチケの発売日。J友さんたちはネットで購入した方や、今日 映画館に行って早速購入されたそうです。私も買いに行かなければ(^-^) 「キネマの神様 ディレクターズカット」は考え中です。


J友様さんから「今日はショーケンの命日です」とお知らせが有りました。

ショーケンが突然逝ってから、もう二年。この季節に亡くなる人が多いせいか、J友さんから言われるまで、すでに忘れていました。

去年の秋に買った、文藝別冊「萩原健一 傷だらけの天才」は、証言からその実像に迫ります。本屋で立読みしようと読み始めたら、細かい文字がビッシリ詰まって、到底 読みたいところだけを立読みで済ませそうにないので、悩みつつも買いました。

内容は、ショーケンと黒澤明との対談、交流のあった人からの談話、一緒にドラマを作った人から見た話、有名作家がファンとしての目から見た姿、音楽的な側面などで構成されている。収録された証言は多方面、多岐に渡ったものになっている。決して片側の一面だけから見たもの、近視眼的ファンの視線から見た一方的なものではないところが信頼できるし、読みごたえもありました。但し、巻末の最後の音楽編からバラバラに読み始めたので、いまだに読み残している個所が有ります(^^;

残念ながら私はショーケンのドラマや映画を、沢山見ていたわけではないので、ショーケンのことを語れるほどの知識は有りません。何よりもいまだに、ショーケン自身が嫌がりそうな、ショーケンの半世紀以上前のテンプターズ時代を、この先もいつまでも忘れられないのでございます(^^; 

そんなだから上記の本の音楽編の中で、2000年ごろに井上尭之さんがインタビューに答えて、PYG時代のことを語っているところを一番、興味深く読みました。PYGの結成の経緯や、PYGで負った傷など。それでも、PYGでの経験は大きかったという井上さんに、ジュリーは共感しているんじゃないのだろうか。

ジュリーファンの目線で言うと、ショーケンと比較してジュリーについて書かれた文の「ジュリーは真面目で言われた仕事を誠実にこなす・・」という文面を額面どうりに受け取れない。「誠実」、だけど・・その言葉の裏側を嗅ぎ取ってしまいます。ジュリーは誠実で、そして間違いなく想像的であるということに何の疑問もありません。収録されている速水さんのインタビューなど、モヤっとしながら読みました。

結局、私はショーケンの本と思いながら、どこかにジュリーの影を探して読んでいるのでございます。ジュリーに触れている箇所は、ショーケンを音楽の側面から見たところの、ごく僅かしか有りませんが。

「鴨川食堂」や「いだてん」は、私も見ていたドラマなので、ショーケンのドラマに賭ける 鬼気迫るエピソードを興味深く読みました。しかし言います、「鴨川食堂」のショーケンの関西弁はいただけない。「おちょやん」の杉咲花さんの大阪弁は◎です。板前役の包丁さばきよりも、関西人にもっとも気になるのはそこです。ショーケンには、誰も文句をつけることができなかったんだね、きっと。

俳優としてのショーケン、ミュージシャンとしてのショーケンに興味のある方には、おすすめします。


 

公園の桜が随分咲いてきました。

J友さんちの実家に咲いていたという石楠花。

そういえば、京都府立植物園の石楠花が、例年 桜と一緒に咲いていましたっけ。

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ショーケンとの出会いは、衝撃的だった。

2021年02月08日 | ショーケン

J友さんから教えて頂きました。⇒キネマ旬報 2021年3月上旬号 No.1830
短期集中連載:ドキュメント「キネマの神様」スタート

上映は延期になりましたが、連載が楽しみです(^-^)



萩原健一、「風の中のあいつ」で清水次郎長を拒み、黒駒勝蔵を選んだ天才的な勘の良さ

ペリー荻野が出会った時代劇の100人。第7回は、萩原健一(1950~2019年)の前編。

※一部抜粋  

萩原健一、ショーケンとの出会いは、衝撃的だった。

 1978年8月12日、ナゴヤ球場での沢田研二コンサート。ジュリーはたくさんのヒット曲を歌い、会場の熱気が最高潮になったそのとき、ステージに突然、ショーケンが現れたのである。悲鳴のようなファンの歓声に包まれた二人は肩を組み、互いに拍手を送り、歌った。スタンドの後ろの席で必死に背伸びして見た高校1年生の私は、もう何がなんだかわからない。ただ「すごい瞬間を見た」という興奮だけは、しっかり覚えている。
後になって、この前日、ショーケンのライブにジュリーが飛び入りしていたことを知った


名古屋球場のコンサートには、当時 ファンクラブから申し込みはがきが届きましたが、その頃は 気楽に遠征をしようとは思いませんでした。行きたかったけど諦めましたが、ショーケンが来るなんて・・ 行きたかったな〜 今日のカテゴリー分けは、ショーケンにします。

土曜日に、「麒麟がくる」の最終回に向けて、歴代明智光秀の映像の再放送がありました。これから本能寺に向かうショーケンの光秀(2002年、利家とまつ)は、顔に青いクマどりをしたような鬼気迫る表情。信長の非道を訴え、これから本能寺に攻め入ると宣言する、一番大事な山場の場面。そのショーケン声は、ずっと上ずり ひっくり返ったままで、見ているこちらは最期までハラハラ・・ 何かに取りつかれたような恐ろしさがありました。J友さんたちと、ショーケンの声はどうしたんだろうね?と話題になりましたわ。

対して、最期まで凛とした長谷川さんの光秀は、それまで何度も描かれ演じられてきた光秀像とは、どれとも違う新しい解釈の光秀で、こういう描き方もあるのかと思いました。さて、生存説はどうなんでしょうか??

今までの大河ドラマの明智光秀役で、一番それはないと思った配役は、1992年のマイケル富岡さんです。




我が家

公園の白梅

ご近所の朝起きたばかりの猫ちゃん、なんか 恨めしそう・・

 

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明智光秀を演じるショーケン

2020年09月10日 | ショーケン

ショーケンのカテゴリーに追加しました。

2002年の放送当時は、光秀を演じるショーケンの声が、台詞をいうたびに、裏返るのが気になって。J友さんらと、どうしたんだろうね?と気にしていました。病気のせいだったそうです。

当時のショーケンは、信長を演じる反町さんよりかなり歳上なので、渋さと抑えた演技に分別のある光秀の印象がありました。今回は演技の裏側を知り、ショーケンの思いも知って、6月か7月の再放送で 再びそのシーンを見た時には、全く違う感慨に浸りましたわ。

2002年、TV画面の中の光秀を演じるショーケンは鬼気迫って、怖かった・・

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【ダイアモンド☆ユカイのロックなスーパースター列伝】再び萩原健一さん

2020年02月27日 | ショーケン

全国で来週から臨時休校とのこと、えらい事になりました。子供たちを守るという事で、今の状態では仕方が無いのでしょうか。

親御さんも大変です💦 この分でいくと、加速度的にあらゆるものが お休みなるんじゃないでしょうか。経済も停滞するし、目先の状況が分からない今、さらに不安になりました。



 

前にお知らせした「NHKすっぴんラジオ」ダイヤモンドユカイさんの、ショーケン特集は放送日が25日に変わりました。聞き逃し配信で聴けます。こちら⇒【ダイアモンド☆ユカイのロックなスーパースター列伝】

※9時15分くらいから、020年3月3日(火) 午前11:50配信終了

【ダイアモンド☆ユカイのロックなスーパースター列伝】再び萩原健一さんです。今回は特別ゲストにミュージシャンの速水清司さんをお迎えします。萩原さんのバンドメンバーとして、ライブやレコーディングで長い時間を一緒に過ごした盟友だからこそ語れる、ミュージシャン萩原健一さんの魅力について伺います。


「ショーケン特集」のパート1を聴けなかったのが残念です。

★1曲目「自由に歩いて愛して」

ユカイさんは、ジュリーとショーケンは我々にとって、スターの中のスター、多大な影響を受けました。「太陽にほえろ」のショーケンは妙にカッコ良かった。ゲストの速水清さんは、26曲をショーケンに曲を提供した。

★2曲目「泣くだけ泣いて」速水さんが初めてショーケンに提供した曲

速水さんは脳梗塞で7カ月入院していた。ショーケンの病の事は知らなかった、訃報はショックでした、胸に穴があいたみたい。ショーケンは、意外におとなしい真面目な人。「一緒に回ったツアーはどんな印象でしたか?」の問いに速水さんは、緊張した、ショーケンは何をやってもカッコ良かった。

★3曲目「ムーンサンシャイン」ショーケンはカッコいい事をやろうと、リハーサルが多く、しっかりリハーサルをした。

★4曲目「ハローマイジェラシー」アンドレマルローのライブから

速水さんはショーケンと仲違いをして、バックを辞めた。「どんな理由で?」との問いに、何を考えているのか分からない所があって、ブチ切れた。けど、曲だけは書いた。

「どんなスーパースターでしたか?」と聞かれて、ショーケンはそんな言い方じゃないね、何かおかしい・・おかしい中でやっている、オーラが違う、怖い・・ダーティーヒーローって感じが合っているのかも。

★5曲目「プレゼント」


 

1曲目の「自由に歩いて愛して」ジュリーの甘い声とショーケンの声が絡み合い、まだ大人になり切っていない二人の声が青い。競うようにお互いを追いかけ合う二人の声、それが独特のムードを醸し出して、とても魅力的。私の大好きな一曲です。

1曲目の「自由に・・」から5曲目までの間に、ショーケンの上に10数年の年月が流れていて、歌声、歌い方、表現の違いが顕著でした。

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ショーケン最終章

2019年12月28日 | ショーケン

TVで今年亡くなった人として、ショーケンと裕也さんが出てきました。

「いだてん」に出演していた高橋是清役のショーケンの演技には、年齢を重ねた役者が醸し出す重厚さ、少し痩せて枯れつつある ショーケンだけが持つ味わいがあった。もっとも病を知らなければ、ショーケンもやつれて老けた、歳をとったと思ったかもしれないけど。

ショーケンの出番は7月までで、出演は終わった。高橋是清は二・二六事件で暗殺されるが、番組ではその場面は流れず 主人公の田畑政治・まあちゃんに「高橋是清が暗殺された」と言葉で伝えられただけだった。

3月にショーケンは亡くなっていたが、初めからその暗殺場面は無く、言葉のみで済ませるはずだったのだろうか?暗殺される場面も見たかったな、と思いながら番組を見た。

「ショーケン最終章」にそのことが書いてあった。「いだてん」の撮影は11月から始まっていたが、暗殺の場面も台本にあった。亡くなる8日前、入院先から帰宅して自宅で その暗殺場面の台本を読んでいた。しかし、容体が急変して撮影することなく病院に戻ったと書いてあった。

二・二六事件で暗殺される場面は見ることはできなかったけど、今はそれで良かったのかも、と思える。ショーケンの出演最終場面が無残に暗殺される場面じゃなく、まあちゃんとの飄々としたやりとりが おかしみを感じさせる、とてもショーケンらしい場面だったから。⇒ショーケンが演じる高橋是清

週刊朝日の記事

 

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「不惑のスクラム」スペシャル』

2019年09月12日 | ショーケン

台風15号の影響で、千葉県内では停電や通信障害が続いています。8日の神戸のライブの日に、台風が近づき新幹線の運行に影響が出て以来、もう5日過ぎました。昭和の時代には台風というと停電でしたが、令和の時代にもなって いまだに解消しない停電に、何時の時代なのかと思ってしまいます。一刻も早く、千葉県が正常に戻りますように。千葉のJ友さんたちが、15日には安心して八王子のライブに行けますように。


9月20日からラグビーのワールドカップが始まります。

その一環だと思うのですが、去年 放送された「不惑のスクラム」のスペシャル版がNHKで9月16日に放送されます。

こちら→NHK「不惑のスクラム」スペシャル

※刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。彼の背中を押した男たちもまた傷つき、居場所をなくした“週末ラガーマン”だった…。

 

2019年9月16日(月・祝)13時51分~

*13時50分~1分間のイントロダクション(高橋克典、戸田菜穂さん、村田雄浩さんによる前説)放送

★近畿地方での放送

NHK『がんばれ!ラグビーワールドカップ2019 ドラマ「不惑のスクラム」スペシャル』

2019年9月19日(木)19時30分~

*65分間の総集編の前後に高橋克典、戸田菜穂さん、村田雄浩さんによるトークが入ります。 

ドラマをご覧になっていない方は、元気なショーケンの姿が見られます。TVで見る限り、病気の影など感じませんでしたが・・ 


8日の「いだてん」では、ショーケンが演じる高橋是清が、2・26事件で暗殺される回だったのですが・・ 8日はジュリーの神戸ライブで、録画を忘れて見られなかった、高橋是清の最期が。。 土曜日の再放送を待ちたいと思います。「いだてん」のショーケンには威厳はあるのですが、「不惑のスクラム」の時よりも痩せたように見えました。

ジュリーのお腹がポンポンだなんて言っている我々は、ほんとに いかに贅沢なのかと思います。

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そういうアンタもカッコイイね。

2019年09月01日 | ショーケン

J友さんから、昨日の「嵐にしやがれ」で「矢沢〇吉がジュリーとのエピソードを話すらしい・・」と伺って、番組を見てみました。デビュー前からデビューにかけての話し等、機嫌よく楽しく、いっぱい話すエーちゃんが面白かったです。7年ぶりにアルバムを出したので、宣伝のためにTVによく出ているらしい。

ここでも、ロック歌手として初の武道館公演と言っていましたが、日本人としてはエーちゃんは4番目でしかないので、そこんとこ よろしくです。一番はザ・タイガース!!①ザ・タイガース ②ヒデキさん ③ジュリー ④エーちゃん

 

矢沢がいかに凄かったか、あのスターに対して


頭をペコリと下げて、萩原健一さん。亡くなりましたね

ミッキー・カーチスさんから、凄い興味を持ってショーケンがちょっと
挨拶を、見たいってことでスタジに訪ねて来る、

もう練習なんかどうでも良くなった。
メンバーに「おい、なめられるんじゃねーぞ」


誰も舐めてないのに・・
1時近くなっても まだ来ない。おっせーな
ホントに来るのかな・・

「萩原さん お着きで~す」
俺すぐ、レイバンレイバンレイバン!
レイバンかけて、寝たふりした。
ジョニー大倉や仲間がいる中で、自分だけ
一歩下がってソファにレイバンかけて寝たふり。

ガチャっとドアが開いて、ショーケンが
「お前らキャロルか、カッコイイな」


メンバー「おはようございます!」
矢沢寝たふりして、心の中で
「バッカヤロー おはようございますなんて、言うんじゃねーよ」

ショーケンの足音がコッツコッツコツと、そこに来たのがわかる
「そういうアンタもカッコイイね」


俺 言っちゃったの・・💦💦
そう言ったあとで、「俺 何言ってんだろ」(頭を抱えていました)
嵐「スーパースターに!」(笑)

 

 

ほんとに、あのショーケンに向かって、よく言うよね~ 大スターに向かって、新人の分際で💦

あのショーケンが、怒らなかったの?? それが不思議だ。かなり礼儀には厳しかったらしいと聞きましたが、ショーケンの反応が知りたかったわ。

で、このあとジュリーの話しになるのかな?と思って待つも、ジュリーの話題は出ずに終わり・・・アレ??

J友さんのお話によると、ザ・テレビジョンの記事を書いた人が、ショーケンとジュリーを間違えたらしい・・とのことでした。二人を知らないのでは?との事でした。あら、そう・・ 

日頃は見ない番組を見てしまったよ。 

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