先日の歌謡ポップチャンネルで放送された、1989年の「歌謡パレード」。1989年は、まさにバブル時代真っただ中。
そんな中、ジュリーの衣装はいつも その時々の流行とは関係なく、数十年後に見ても古びない。流行やバブルとは無関係、と思っていたけど、意外にバブル時代を感じさせるコスチュームでした。(^^; この時代、こんな派手なデザインの服も売っていたよね。
【Kriss Kringle】は、「サンタクロース」の別名やったんやね。
宝塚公演の「シティーハンター」もバブル時代が舞台になっていたけれど、歌謡パレードで いかにもバブル時代のヘアスタイル!と思ったのが、マルシアさん。
前髪をクルンと巻き上げて、残った髪をすだれみたいにおろす。あの頃は皆がやってませんでした?私もやってました~(笑) 一度やると、なかなか この前髪から脱却できなくなって、やめ時に困りました。この前髪をやめたのはいつ頃だったなぁ・・
未練がましく、この前髪を長く続けている人もいたけれど、さすがに近年はみかけない(^^;
そのマルシアさんについて、J友さんから教えて頂きました。
マルシアさんは、NHKラジオの夜のプレイリストで、ジュリーを取り上げていたそうです。全然知りませんでしたが、ジュリーのファンで、ナベプロ所属。ブラジルにおられた子供時代から、ジュリーファンだったそうです。J友さん、教えて頂いて有難うございます(^^♪
2019年12月6日(金)の夜のプレイリスト (マルシア Day 4)再放送です。
沢田研二 「LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜」 (1978)
1. TWO
2. 24時間のバラード
3. アメリカン・バラエティ
4. サンセット広場
5. 想い出をつくるために愛するのではない
1. 赤と黒
2. 雨だれの挽歌
3. 居酒屋
4. 薔薇の門
5. LOVE (抱きしめたい)
こんばんは。マルシアでございます。今夜みなさんに聴いていただくアルバムは 沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』です。
沢田研二さん、ジュリーさん、かっこいい!! ほんとにこの ひとことしかございません。
いま目の前にアルバムがあるんでございますけれども。渡辺プロダクションとゆうプロダクションで、わたくしデビューいたしまして。だからわたくしにとっては、同じ会社の大先輩なんだよね。ですけど1回もお会いしたことなんですよ残念ながら。だけどやっぱりジュリーさんは私にとって憧れの1人でもありますね。
沢田研二さんの何が好きかっていうと、声、ビジュアル、全てが好きで、想い出がございます。
初めて沢田研二さんの歌を聴いたときに、まだわたくし何歳だったんだろう、9歳ぐらいかな、友達がテープをくれたの。貸したのかな。それが沢田研二さんだったんだけど、一瞬でほれましたね。一瞬で。
毎日毎日、学校から帰ったら聴いて、聴いて、ほんとに聴いて、聴きすぎて。テープでございますから切れてしまったの、テープが。借りたテープをどう返せばいいのか。もう本当に泣きたいぐらい。沢田さんの歌が聴けない悲しさと、友達に申し訳ないとゆう想いがダブル・パンチでございました。
わたくしは何をしたかと言うと、結んだんですよテープを(笑)。ダメでしょ、そんなことしちゃ。まだ子供だね。結んで返したんだよ(笑)。友達に「あのね」って言われて。「これ聴けないんだけど」「すみません」みたいな。ほんと平謝りって言うんですか日本語で。しました。
貴重なものでございますから。何十年前の話でございますけども、当時はほんとに貴重で、なかなか日本のものがブラジルに入ることもまだ難しい時代でございましたから。すごい想い出でございますね。テープを結んだマルシアでございました(笑)。
それでは沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』から、
「TWO」
「24時間のバラード"」
「アメリカン・バラエティ」
そして「赤と黒」
続けてどうぞ。
この時間はわたくしマルシアが、沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』からお届けしております。
すごいタイトルだねこれ。「愛とは不幸をおそれないこと」。確かに。必ず不幸になるわけではございませんけれども、でも愛ってみなさんどうおもいますか、いまラジオを聴いてるみなさん。
愛は愛なんだよなぁ。なに言ってるのか わかんなくなっちゃいましたね。(^^ゞ
さてさて、ほんとにジュリーさんのビジュアルが好きで、ブラジルでわたくしたちは何ヵ月遅れで情報が入ってきたり、あとレンタル・ビデオとかもあったんですよ。〈紅白歌合戦〉は途中から生で見れたりして。
そのレンタル・ビデオさんで、いろいろお借りして拝見させていただいてたんですけれども、ジュリーさんの何がかっこいいかというと、もしかして日本のアーティストの中で、いまはビジュアル系って言うんですけど、ジュリーさんが最初にスタートしたんじゃないかなと。
ちょっとメイクしたりとか、ちょっといい意味でのかこつけて、振り付けとか。これも天性のもんなんですよね、彼の手の指先、みなさんもう1度映像見てください。彼の角度とか、目線とか、指先の使いかたとか、あごの位置とか、これがたまらん。
この世の中で、日本の中でいちばんバラが似合う男、それは沢田研二しかいないってゆう。わたくしも大好きの大好きで大好きで。いまの沢田さんも大好きですし。
やっぱりこの かっこつけない・・・あっ、さっきかっこつけてたって言ってたよね(笑)。でもそれかっこつけてないんですよ。当時の沢田研二さんはかっこつけてない、あれがもう沢田研二さんで。いまの沢田研二さんも見たい、聴きたい。声変わってないってゆうし、全部大好き。
わたくしは好きすぎて彼のいろんな歌も歌ってますけども、実際アルバムにもカバーさせていただいてる曲がございまして、これは沢田研二さんがザ・タイガースを1971年に解散いたしまして最初に出したソロの歌なんですね、「君をのせて」とゆう曲をわたくしカバー・バージョンをアルバムに入れました。
これは1971年の曲、2歳のときなんですね。やっぱりこれも名曲なんで、名曲だからこそこうやって時代を超えても誰が歌っても続いていくんですね。「君をのせて」ってみなさんご存じかな。「風に向いながら~♪」。男性の歌ですけど、女性が歌うと違うサウンドになるのでぜひ。
このアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』、見たら全部なんと作詞が阿久悠さんなんです。すごいね阿久悠さん。いろんな才能を持ってるよね。よくこんな歌詞がいっぱい出てくる。これも全部LOVE、全部男と女とかね。いろいろあるね。
さっき言ってた、わたしが聴きすぎてテープが切れて結んだ曲は「LOVE (抱きしめたい」、この曲を聴きすぎてテープが切れて結んでしまったわたくし。「抱きしめたい~♪」、いいね。でもあまりにも若すぎて、意味が全くわかってなかったわたくしでございます。
それでは再び沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』から、
"雨だれの挽歌"、
"居酒屋"、
"薔薇の門"、
そして"LOVE (抱きしめたい)"。
続けてどうぞ。
〈夜のプレイリスト〉、この時間はわたくしマルシアが沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』からお届けいたしました。
本日ご紹介した曲のラインナップはのちほど番組ホーム・ページにアップいたします。
このアルバムは阿久悠さんが全部作詞したとなっておりますけど、わたくしも実は30周年記念の"ALEGRIA"を出したんですけど、ポルトガル語バージョンも出しまして、初めて作詞をいたしました。
まぁ、阿久悠さんすごいね。こんなにいっぱい出てくる出てくる。阿久悠さんのとてもロマンティックな日本のオブラートに包んだ感じの、これはこれでいい感じでございますね。
番組ではあなたからのメッセージやご感想をお待ちしております。〈夜のプレイリスト〉のホーム・ページを開き〈番組へのメッセージ〉からお送りくださいませ。
今夜お届けした沢田研二さんのアルバム『LOVE 〜愛とは不幸をおそれないこと〜』、みなさんいかがだったでしょうか。久しぶりに聴いたかたも初めて聴いたかたも、ぜひあなたの音楽ライブラリに加えてくださいませ。
〈夜のプレイリスト〉、お相手はマルシアでした。チャオチャオ。