(移転しました)Saoの猫日和/old

saoの猫日和のURLが変わりました。
⇒ https://blog.goo.ne.jp/saoneko0224

ラジオ深夜便

2017年09月30日 | TV・ラジオ・CM・映画

J友さんから、ツイ情報をいただきました(^-^) 有難うございます。

ジュリーは今日は静岡市民文化会館でした、その会館内のカフェに描かれてたそうです!素敵~

そういえば、福井のライブの時ですが、会館の隣のカフェではジュリーをずーっと流してくれていました。注文した品が出てくるのは 随分と遅かったけどね・・


こちらもJ友さんからです。25日の「ラジオ深夜便」で作詞家の橋本淳さんが、タイガースとジュリーについて お話しをしたそうです。→こちらで18分頃です

(一部のみ)タイガースというのを
内田裕也さんが連れてきたところで、意を決して
これは俺がやる。ポップスがやれる。ヒットスタジオにタイガースをナベプロが連れて来て
杉山さんがどこから来たの?関西、じゃあ阪神タイガースでタイガース
なんば一番でやってるんです。
こっそりディクターと見に行って
沢田研二さんという人が やたら色っぽくて印象に残ってて良かった
ヒットパレードにタイガースを出そう
曲が出来てからということになって
僕のマリーでデビューすることになるが、それまでに僕はブルコメや
ビレッジシンガースをやってて、最初はなにがなんだかわからなかった。

シーサイドバウンド、モナリザの微笑が少しだけ流れました。

 


今日の朝日新聞beのフロントランナーは糸井重里さん。プロフィールに沢田研二の文字がありました。

先日の阿久悠さんの番組で、辛辣に語っていた糸井さんは、80年代末には広告からもTVからも身を引き、インターネット上で「ほぼ日刊イトイ新聞」を開いています。会社の売り上げの7割は「ほぼ日記帳」で稼ぎ出すそうです。

70年代半ばにコピーライターという横文字職業があると 誰もが知るようになったころ、大学の同級生も すっかりその気になって、コピーライター養成講座に通っていました。講座を終えて、コピーライターとして不動産業界にライターとして就職しましたが。。。すぐに辞めていました。憧れだけでは なかなかにモノにはなれそうにない職業ですね。

 


同じく朝日新聞be、1978年7月の曲「もう一度流行歌」

拡大

ジュリーとタイガースは先週も先々週も、75年「追憶」、68年「花の首飾り」とランクインはするのですが、読者が選ぶ投票では いつも下の方にあまんじています。「追憶」は人気投票で「傷だらけのローラ」の後塵を排してしまい 悔しい 69年の「美しき愛の掟」などは読者の投票にはランク外でした。

60年代末から80年代までの年代なら、いつでも沢田研二の名前が上るのですが 読者投票の順位は決して高くありません。これはヒット曲がとても多いからこそで、印象が分散してしまうので仕方がないのです

コメント (2)

山河燃ゆ(終わり)

2017年09月29日 | TV・ラジオ・CM・映画

「ひよっこ」は明日で終り、今日は家族揃って東京のTV局で「涙くんさよなら」を歌う。で、矢田部家の前に歌った家族の曲が「銀色の道」でした。TVの番組から出た曲で、ザ・ピーナッツのB面だったそうです。音楽の教科書に載っていそうな、ピーナッツにしてはフォークソングな曲だけど、歌詞がとても好き✨→銀色の道


そして「山河燃ゆ」も関連記事を紹介して終わりです。

34年ぶりに見たYOUNG・1983年11月号。83年にもなるとナベプロ3人男だった、森さん布施さんの二人ともがナベプロから独立しています。そして誌面に新人の吉川晃司君が登場。時代が流れているのを誌面から充分に感じとれました。

タキシードを着こんだ山崎いさおさんも載っていました。男性BIGスターがジュリー1人になってしまったので、YOUNGの記事にジュリーの関連記事が増えていたのは嬉しかった。それまではジュリーの記事が少なくて、ファンクラブとしては不満だったのよ~ すでに既出の記事だと思いますが。市川森一さんが亡くなられて、残念でした。

 

 

コメント (4)

山河燃ゆ 総集編第3話

2017年09月28日 | TV・ラジオ・CM・映画

大河ドラマ 山河燃ゆ 総集編#3(あらすじ)

終戦となり、平和が訪れた。チャーリー・田宮と共に日本に進駐した賢治は、広島で梛子と劇的な再会をする。彼女は日本に戻り郷里の広島で原爆にあい、余命わずかといわれていた。1946年5月、極東国際軍事裁判が開廷した。賢治は優れた語学力を買われて通訳の言語調査官に任命される。

  


原子爆弾を落とされた日本は連合国に無条件降伏をする。天羽賢治は 極東軍事裁判に立ち会う。

総集編の最後の3回目になっても、初めから全部見ていないと ちっとも見えない、わからないチャーリー田宮のわかりやすい全体像とは→ 賢治の友人、二世。はっきりアメリカ人として生きる人物。賢治とはエミーや梛子を取り合う恋敵でもある。開戦前は放送局に勤め、日本の貧しさと不潔さを嫌う。収容所では米側の手先となり、日系人の管理をし、FBIのスパイとなる。米国政府に不満を言う日系人から「バナナ」(外見は黄色人種、中身は白人という意味)と揶揄され殺されそうになるが逃れ、米軍将校にのし上がる。ここまでが、総集編の①と②

ここからが総集編の③最後です。→戦後はGHQの将校として白人を指揮する立場に立ち、日本人から白い目で見られながらも天皇陛下に拝謁した途端、掌返しで英雄視され、日本の貴族の娘との再婚が持ち上がる。

婚約者を迎えに行く道すがら、暴漢に軍服を着ていなかったため日本人と勘違いされ刺され、賢治とは逆に「心はアメリカ人だが外見を見繕わない限り 自分は日本人にしか見られない」と悟り死ぬ。

婚約者を迎えに行く途中で、女(パンパン、娼婦)を襲う男を止めようとしたところ、逆上した男に刺されて死ぬ。ここからは、チャーリーが殺される凄惨な場面に・・・

 顔色を全く変えず、チャーリーをナイフで刺した男・・・刺した後にニヤリと笑った顔が冷酷で凶暴で とても怖い。この男優さんはどんな人かと、以前に調べたけど それほど有名な俳優でもなかった。

数々の役柄で死に様を見せてきたジュリーだけれど、凄惨な死に様において、私にはこのドラマでの最期が一番怖ろしく悲惨だと思います。

何度見ても ほんとに怖い・・・

アメリカ人であろうとして、汚い事までもして のし上がったにもかかわらず、暴漢に刺殺されてあっけなく死ぬチャーリーの、息も絶え絶えの最期の言葉 『クソ なんてこった。最後までジャップか。 今日はアンラッキーだぜ』

主人公の天羽賢治は、極東軍事裁判で敗者が勝者を裁く裁判に疑問を抱くようになる。『戦争は人類の最大の罪です』そう言い残し、銃口を自分の頭に向け引金を引いた。 チャーリーは死に、主人公の賢司も戦争の罪に深く苛まされ、自らの命を絶った。


 総集編は3回に短くまとめる為に、日本編のエピソードが殆ど省かれていました。 いや~ 何度見ても最後がズーンと重たい、怖い・・・そして戦争の悲劇と不条理には、私の少ない語彙では語る言葉もない・・ 

戦争の悲劇を絶対に繰り返さないために、次の選挙でよく考えます。

 

コメント

山河燃ゆ 総集編第2話 

2017年09月27日 | TV・ラジオ・CM・映画

LalaTVって、女性を主なターゲットとした番組を提供するチャンネルで、コンセプトはトキメキそうです。真正面から二つの祖国の戦争の悲惨さを扱った「山河燃ゆ」にトキメク女性は・・・ジュリーのファンだけだと思うなぁ・・ (同じく山崎豊子の残留孤児の「大地の子」や、日航機墜落の「沈まぬ太陽」等の決して笑って見られない重厚な作品を放送しているので、Lala TVもトキメキよりも内容を重んじているのかも。)

特に2回目の今回は、多くの日本人の戦死者を出したフィリピン戦線の模様が描かれて、TVドラマとはいえ まさに日本軍の死屍累々の悲惨な状況で、眼をそらさずにTV画面を見つめるのはとても辛い・・ 

そのフィリピン戦線で賢司と忠の兄弟が敵同士として出会ってしまう。それは有り得ないしょ!というあまりに悲惨な状況で、苛烈すぎる兄弟の運命に、戦争が人間を崩壊させていく様をありありと見ました。

嫌な奴だと言われても、役柄とは関係なくこの番組の中でジュリーの存在は、カッコよく一筋の華やぎになっていると思います。

総集編 第2話

マンザナールの日系人収容所では、日系人の考え方の違いから分裂してしまう。チャーリー田宮は収容所では米側の手先となり、日系人の管理をし、FBIのスパイとなる。反対派に襲われ殺されそうになるが逃れる。天羽賢司は戦争を早く終わらせるために米軍に入る。フィリピンのルソン島で、敵同士として弟の勇と対峙することになり、勇は捕虜になった。このことが兄弟の間に決定的な溝を作った。


50数回もあった番組を総集編で、5時間程度にしてしまうんだから 主役じゃないジュリーの出番は当然多くない。しかし重たい戦争を扱ったこのドラマの中で、このジュリーの出番だけはカットしないで~!と願っていたのが、ジュリーのシャワーシーン 

最後のシーンが切られていたけど ちゃんと放送してくれました。このシーンだけは何度見てもトキメキます~

米軍のスパイとなり反対派に、シャワーを浴びている最中に襲われそうに・・・

反対派が襲撃に来たことに気がつき、慌ててバスローブを着るチャーリー

シャワー室を脱出し、天羽乙七(三船敏郎)が管理する死体安置所に逃げ込むチャーリー

逃げ込んだところまでで、このシーンは終り・・ 

このあと、天羽乙七に死体安置所の冷蔵室の中に匿われて、追手が去ったあと震えながら出てくるシーンが続く・・・ 次は今回の放送でカットになったシーンです。

死体安置所の中に隠れていたので、寒さにガタガタ震えていると、ほれ、と天羽乙七(三船敏郎さん)にタオルを渡される。

チャーリーが震えながら、かくまってくれた天羽乙七を見る目が、悪いことをした子供のようでもあり、いたいけな小動物みたいで可愛い

10年程前のCSの再放送で、こんなシーンがあったのかと気がつき、美味しいシーンだわ~と喜んでいたら、真面目なジュリーファンの方からバカにされてしまいました・・ 

ジュリーのシーンだけ集めて見ていると、このドラマの全体像はよくわからない。1984年の放送の時はジュリーにしか興味がなく、何の感慨も持たなかった。ジュリー意外は惰性でこの考えさせられるドラマを見ていたようで、10年前の再放送を見ても内容を覚えていなかった。改めて再放送をジュリーの出演のない場面も全部通して見たら、こんなにも考えさせられることの多い、日米の双方から戦争と人間を描いた作品だったのかと知りました。

それはともかく、話は重たく暗いが ジュリーさまは素敵でございます

 

コメント

山河燃ゆ 総集編・第1話

2017年09月26日 | TV・ラジオ・CM・映画

「ひよっこ」で早苗さんを迎えに来た、ドラマー役の俳優さんは誰?気になるわ~ 

私の知らないミュージシャンでした。→ ロックバンドのTHE COLLECTORSの古市コータロー


昨日から始まりました、1984年NHK大河ドラマ「山河燃ゆ」の総集編。

10数年前にCSで放送されましたが、その時には「銀河チャンネル」じゃなかったかしら?今回は、女性TVの「Lalaテレビ」からです。ここは殆どの番組が、女性が好きな韓流ドラマばかりの大甘な番組ラインナップなのに、何故いま戦争を描いた骨太で硬派の「山河燃ゆ」なの? それはともかく、総集編で見られるのは嬉しいですが、ジュリーの出番は多くはありません。 

大河ドラマ 山河燃ゆ 総集編#1
移民としてアメリカへ渡り、ロスアンゼルスでランドリーを営んでいる天羽乙七の長男で、10歳の時から日本で育って来た賢治と、ハイスクールを終えて今度帰国する次男・忠の兄弟二人は二つの国籍を持つ二世の対照的な考え方を持っていた。1941年(昭和16年)12月8日、日本海軍はハワイ真珠湾の米海軍艦隊を攻撃し、太平洋戦争が始まった。

天羽兄弟に、チャーリー田宮、日系一世に二世達。夫々が同じ日本にルーツを持ちながら、育った環境の違いや生活などから、兄弟であってもその思いも考えも違っている。

誰しもが平和を願い国を愛し、家族に恋人を愛している。日米の狭間に生き、矛盾だらけの世界に大きな葛藤を抱え、戦争に翻弄された日米双方の人々を描いていて、それぞれの苛酷な運命に胸が痛まずにはいられない。

 

当時の記事、とても字が小さい💦

拡大、ジュリーが「女房のアドバイス」と言うなんて思えないけど

「憎まれ役の、イヤな奴だなァ」なんて言っていますが、GI姿は文句なくカッコイイです 

主人公の天羽けんじ(市川染五郎)は、真面目で愚直なほどに真っすぐな男。時にクソ真面目過ぎてイヤになるくらいで、世の中もっと上手く立ち回れ!といいたくなる。

それに対して、ジュリー演じるチャーリー田宮は日系二世の立場に留まらず、上昇志向の強い屈折を抱えた翳りを持つ人間です。日本人社会では「イヤな奴」という単純な話ではなくて、どこか謎の部分を抱えていて、ジュリーには似あっていると思います。どこかで反感を覚える奴も、ジュリーが演じると華やぎと愛嬌があるのです。

「目立つように一生懸命やっております」には、ジュリーらしいと笑ってしまいました。

三船敏郎、池辺良、鶴田浩二など、映画界の大スターがゾロゾロ出演の豪華な配役に、大原麗子、島田陽子、多岐川裕美などの美しい女優達

ジュリーの屈託の無い可愛い妹役が、手塚里美さん。この人は4年後の映画「リボルバー」(1988年)ではホステス役で、ジュリーがそのヒモだったな・・ 

わずか4年で、映画では少女から成熟した女の役に変わっていた。何年たってもイメージを変えない女優もいるけれど、手塚さんの俳優としての成長を感じました。

他の出演者も懐かしい人がいっぱいでした。随分前に亡くなった川谷拓三さんは、大学生の時に北海道に旅行に行ったらロケで遭遇して、一緒に写真を撮ってもらいました。

「さすらいの食いしん坊(味の素)」だった、竜崎勝さんは大河ドラマの常連で、帝国軍人役が似合うニヒルで冷たい風貌が忘れらない。この「山河燃ゆ」の放送終了直前に亡くなったが、人気アナウンサーの高島彩さんの父親だった。全然似ていなくて、まさか親子とはビックリです!

コメント (5)

パストラルかぞ 大ホール

2017年09月25日 | ライブ・公演・舞台

今日のパストラルかぞ大ホールに参加されたJ友さんから、ご報告をいただきました(^-^) 

加須は、埼玉県加須市です。ジュリーのお蔭で加須を、かぞと読める様になりました。


J友さん、どうも有難うございます

加須終わりました。
もう最高でした。私が見たなかでは1番良かったです。
何がこんなに感動したのか?
歌声はいつも通り良かったですよ~
でもでも~ 今日は特にもうジュリーの歌声に酔いしれました。
永遠では、涙が溢れて止まりませんでした。

どセンターはやっぱり凄いと 感動していたら、
端で観たJ友さんも昨日の横須賀より良かった。
今までで観たなかで1番かもと言っていました 。

今日は花咲徳栄、埼玉で初の優勝おめでとうございます~
の挨拶で始まりました。

シーサイド~ジュリーがしまったという顔をして??
ゴーバンの横ステップが始まりました。
タロー、トッポ、ジュリー順番にメンバーの名前を言って踊って、
~~それがとても良かったです
何が違ったのか?私にはわかりませんでした。
でも超 得した気分のシーサイド~でした。

TOKIOの最後のリフレ~?
TOKIO ~TOKIO~TOKIO~
前回ツァーの感じで~復活してかっこ良かったです~


J友さん、有難うございます。気をつけてお帰り下さいね~

 

こちらもJ友さんからです。幻想的な色合いが、とても素敵。

コメント

阿久悠をめぐる対話

2017年09月24日 | TV・ラジオ・CM・映画

よこすか芸術劇場に行かれたJ友さんから、ジュリーはお元気でご機嫌でした。「自由に歩いて愛して」でマイクトラブルがあり、歌い直したいと言って2回歌ったそうです。髪もだいぶ伸びたようとご報告をいただきました。私が次に行く10月には、もっと髪も伸びているんでしょうね。

横浜に観光を兼ねて行きたいので、始まる時間が早いよこすか芸術劇場には日帰りができたら行きたかったのですが、新幹線の停まる品川、新横浜からいずれも50分もかかるので 諦めました。(品川と新横浜までの時間が同じってどういう事) 横須賀は地方からでは かなり不便


J友さんから教えていただいた、EテレのETV特集「いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話」 今まで何度も何度も繰り返し取り上げられている、昭和の(昭和で括られるのは誇り高そうな阿久悠さんは嫌だろうけど)作詞家、巨匠・阿久悠さんですから、それほどの期待感もなく見始めました。録画して後で見るつもりが、現在我が家は録画不可能なの! というわけで私のアヤシイ記憶だけなので 間違い勘違いは多々あると思いますけど。

番組は水野良樹さんが、阿久悠さんを巡る人々との対話で進行して行き、最後に阿久さんの未発表の詞に水野さんが曲をつけ、山本彩さんが歌います。

まず、阿久さんの代表作を紹介するレコードジャケット写真が次々映し出されるも、ジュリーの作品がひとっつも写らず・・ なんやねん!どういう事?!と、まず気を悪くする単純なジュリーファン 後からちゃんと「勝手にしやがれ」のレコードジャケットが映りました。

数々の大ヒットを飛ばしたピンクレディーの「サウスポー」の書き直しエピソードなどを飯田久彦プロデューサーが語り、その話は面白かったんですけど、阿久さんが一番愛したジュリーの話はないのん?と、すぐに思う、またまた単純なジュリーファン。それは私です。(飯田久彦さんて、私の幼少時代はとても人気のあった歌手でした。おぼろげに記憶が残っています。ルイジアナママを歌っていたそうな)

今までの阿久悠特集番組とは違うのがEテレ。それまでの他の番組とは違って、多くの関係者のインタビューや日記で阿久悠さんの時代との向き合い方や、阿久さんの内面にも深く切り込んだ番組になっていました。そこはちょっと心に痛く思ったほど・・ 阿久さんは時代を書きたいと思っていた。その作品は歌い出しだけで、その世界が映像のように目に浮かんでくる。

糸井重里さんのインタビュー

『曲名を考えて下さいという依頼があって、他の人が詞を創るから 無責任に考えるのは楽しかった。ところが「TOKIO」は糸井さんが書いて下さいと言われ、劇画やフィクションのように書けばいい、漫画を描く勢いで大袈裟に書く、玄人には思いつかない。そこは申し訳が無いと思う、阿久さんには。

※曲名だけ考えるというやり方は、ピンクレディーの時にも全く同じ方法で曲名だけ阿久さんらが考えて「サウスポー」が産み出されてました。よくある手法のようです。

阿久さんは時代を書きたいと思っているが、自分は時代のニュアンスが入ってから面白い。阿久悠さんの「OH!GAL」のように、女を前に出すのはプロデューサーの仕事で、作詞家が今の世の中を解説するなんて、聞きたくない。

阿久悠さんの詞は「時代」が入ってから、面白くなくなった。』

「OH!GAL」と「TOKIO」どちらもジュリー自身の歌った作品との対比で、阿久さんの時代への感覚が80年代辺りから世間とフィットしなくなった事を語ってしまう事の皮肉さ。「TOKIO」がジュリーの唄で世に出たとき、阿久さんが糸井さんの詞に とてもショックを受けたと聴いたことがあります。

そして輝かしいA面曲にも関わらず、ジュリーがかつて「OH!GAL」を「大嫌いな曲!」と切って捨てた事を思い出しました。実は私もそんなに好きではないですが、歌っていたジュリー自身がそこまで言い切っていいの?と、ちょっと驚いたもんです。あれだけ艶やかに化粧して、世間に大きなインパクト、賛否両論された曲なのにね。この辺から本格的なメークをするようになった、エポックメイキングな曲ではあるのですが・・ 私はジュリーの濃い化粧は嫌でした。

「女は誰でもスーパースター🎵」と断定したところ、女の時代を自ら語ろう、ジュリーに語らせようとしたところが、ジュリーの感覚とは合わなかったのかな??と、あくまで想像ですけど、糸井さんのインタビューで思いました。この後のインタビューでは糸井さんは深く阿久さんの詞を尊敬されていました。

音楽評論家の小西良太郎さんが、歌い手は阿久さんの表現の為の道具である。作詞家は10年もやれば瑞々しさが失われる、79年に阿久さんに休んだらどうかと言ったと話していました。 安井かずみさんも、作詞家生活の10年ほどの後は加藤和彦さんの作品しか書かなくなったな・・と思い出したりして。ジュリーにとって安井さんの後が阿久さんの詞だった。 表現者、とくに作詞家は時代に寄り添い続けながら、鮮度を失わないことが事が、阿久さんでさえも難しいんだなと思いました。しかし80年代以降も、印象的な記憶に残る作品を生み出し続けていた阿久さんです。

でこの後のインタビューが、阿久さんの持つ枚数を記録で抜いた秋元康さんですが。。。 

出てきた秋元氏のビジュアルばかりに目を奪われてしまいまして、(首がすっかり、狭い肩に埋没して無くなってた、服が小さいのか 変に躰に合ってなかった、唇がヤケにジト~っと ラメ入りリップでも塗ったようにヌラヌラだった💦何だかキショイ 個人の感想です)お陰で何を語っていたのか、全く頭に入りませんでした~!そういえば、阿久さんの作品では「時の過ぎ行くままに」が好きと言っていたなぁ。

晩年は病気で入院していても、訪ねれば椅子に座り 居住まいを正していたという阿久さん。その死期が近づいても「求められている、責任が有る」と綴った日記帳に、強い確固たる意志を感じました。日記は読まれることを意識して書いていたようです。

やせ我慢、媚びず、おもねらず・・という阿久さんの生き方に、まさに70年代の美しいカッコイイジュリーこそが、阿久さんの語りたい世界を伝える、最上の表現者だったのだろうと改めて思いました。

番組進行は、「いきものがかり」の水野良樹さん。思慮深く真面目な進行ぶりには好感を持ちました。最後はAKBの山本彩さんが阿久さんの未発表作の詞を歌う。「愛せよ」という命令口調の曲名が硬い・・ まだ若い この方の歌声を聴いたことが無いので、正直に言って「愛せよ」はアイドルには どうなん?と思いました。

                 愛せよ 愛せよ 愛せよ・・・ 

             

阿久さんの生原稿に黒々と濃く書き連ねた文字、「愛せよ」

「愛せよ」の文字がひとつひとつが際立ち、強く主張している。見ただけで充分に重たい、実際に詞もズ~ンと重たい。水野さんは こんなに重たい固い詞にどんな曲をつけるんだ? しかも歌唱力に定評のあるベテランを選ばず、歌うのは経験の無さそうな若いAKBの女の子じゃないか、と思いましたが、山本さんを起用したわけがよくわかりました。

山本さんの声はこの重たい説教的な詞に対して、羽根のように軽く 吹く風のように爽やかな優しさがありました。重たい詞を見事に自分の物にしていました。こんなに歌えるなんて知らなんだ、懐疑的ですいませんm(__)m 「愛せよ」と呼びかける歌詞が風に乗って飛び去るようで、とても良かったです! 

山本さんを調べてみたら→ 朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌である自身のセンター曲「365日の紙飛行機」を弾き語りして話題になりました。 へ~~ 毎日見てたのに気がつかなんだ・・といっても、どんな曲だったかすぐに思い出せなくて、もはやボケ老人 後でやっと、歌い出しをちょっとだけ思い出したわ。

再放送は9月28日木曜日です。

 

コメント (2)

阿久悠さんの番組がEテレで

2017年09月23日 | JULIE

取り急ぎですが、J友さんからです。

今夜 11時Eテレ ETV特集「いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話」

渡辺直美さんが進行役のお昼の番組、土スタで、
今夜Eテレ11時~阿久悠さんの特番あると紹介していました。
「永野良樹の阿久悠をめぐる対話」

ゲストのALFEEに、阿久悠さんの曲で思い出は?に
高見沢さんは「ヤマトより愛をこめて」
桜井さんは「勝手にしやがれ」

今夜の番組の1つが阿久悠さんの詞が見つかり、曲をつけるそうです。

コメント

タイガースのCM

2017年09月21日 | タイガース・GS

昨日は安室なみえさんの電撃引退に驚きました。

引退の事をインタビューされている20代の若い女性ファンが、安室さんの『ブレない生き方がいい、私の神です!』と高らかに宣言していました。安室さんの生き方ってどんなんか全く知りませんが、まるでジュリーに対するファンの言葉と変わりがなくて、ブレない生き方はやはり世代を超えて尊敬される。安室さんのライブは、MCも殆どなく 歌いっぱなしなんだそうです。

引退の理由は何なのか知らないけど、まだ40歳の若さでさっさと引退されたら ファンは寂しいなぁ、やっぱり。 友人は、また戻ってくるで・・と言っていましたが(笑) どうかな?


超プチジュリーです。NHK「日本人のお名前」で、悪虫(わるむし)さんのお名前の方が、菅原に名前を改名しなかった理由を語る時にタイガースの曲が流れました。GSの舞台の仕事の時に菅原さんに苛められたから だそうです。


ベビーチョコのCMを見た覚えがないとEKOさんからコメントを頂きましたが、実は私も放送当時に見た記憶が有りません・・(-_-;) ベビーチョコのCMは随分後になってから、GS特集のTVで見たの。ママ~!なんてジュリーが手足をバタバタさせてたなんてね~!

東日本のmikoさんが『ベビーチョコのCM覚えています。あまり回数はなかったと思います。ジュリー1人なので他のCMの間にあったのでは・・?』とコメント下さいました。西日本の方は見たことが無いと言われる方が多いので、西日本では放送回数が少なかったのかもしれないと思いました。(もちろん、西日本でも見たと言われる方も有ります)それに、私の住んでいたのは田舎なので、NHK以外の民放TVのチャンネルも少なかったのよ。

タイガースのCMで印象的なフレーズはやっぱり、チョッコレイト チョコレイト チョコレイトは明治~♪  デ~ラ 君が好きデ~ラ🎵 も好きだったな~!ジュリーの幼さの残る声が甘えたように甘ったるくて、まだお子ちゃまだった小学生の心も鷲づかみ!

チョコバーのCMも好きでした。バーバー チョコバーバー🎵 サリーの低音ボイスの歌い出しが、ジュリーの声よりも印象的なCM 痛快丸かじりです(^-^)

 

コメント (6)

カバー・オブ・ローリング・ストーン

2017年09月20日 | 新聞・雑誌 記事

神戸新聞にローリングストーン誌の身売りの記事。

ローリングストーン誌といえば、音楽専門かと思っていましたが、政治や文化も扱う幅広い雑誌だったのですね。知らなかった・・ 部数を減らしているのは書籍や雑誌は、のきなみの事だけど、老舗のローリングストーンも同じらしい。ジュリーが『カバー・オブ・ローリング・ストーン』で一度でもいいから表紙に載りたいと歌った時代から、もはや半世紀も近い。

『カバー・オブ・ローリング・ストーン』の一度でも表紙に載りたいという歌詞とは違い、日本人でただ一人表紙に載ったのはジュリーだけです!

その本物の表紙を、アルディーズ・ミュージアムで見せていただいていた。7月16日のNHKでの50周年ツアーの直前に・・ アップしようと思いながら、す~っかり忘れきってしまい、もう2か月もたって、新聞の身売り記事で思い出した

表紙の左はGSが勢揃いのようだから、ウエスタンカーニバルかな??

米・Rolling Stone誌の表紙を飾った「最初で最後の日本のアーティスト」沢田研二

そして、いつも話題になるのがジュリーの隣りの男性は誰なのか? シロー説があるけど、全く似ていないので違うと思います。似ている?と思えるのは堺正章さん、ジャガーズの岡本信さん説もあった。けど決め手がなくて謎でした。

アルディーズさんの所で本物を見ていたら左の男性について、小さく書いてあったはUNKNWON UNKNWONは、①未知の,不明の,未詳の. ②名の知られ(てい)ない,無名の

つまり、左の男性は誰だかわからないと書いてあったの、ジュリーが主役、あくまで添え物、ジュリーさえわかればそれでいい、そういうローリングストーン誌の姿勢でした。これは私です、と名乗りを上げる声もないので、もう詮索はやめようと、unknownの文字を見てそう思いました。 

懐かしのジュリーの歌う とぼけた感じの「カバーオブローリングストーン」がYOUTUBEにありました。久しぶりに聴きました(^-^)

コメント (4)