ネットラジオの「らじるらじお」で聞けると教えていただき、ちゃんと聞けました~ コシノジュンコ「夜のプレイリスト」タイガース全曲集☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
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誰かに聞いて欲しい たった一枚のアルバム。心に秘めた音楽との出会いを語っていただきます。この時間、音のシェアができれば・・・
コシノジュンコです、2000年までパリコレに参加していました。ベトナムなど世界各地でファッションショーを開催していました。今日はザ・タイガース全曲集です。タイガースは5人組のバンドで メンバーの沢田研二はジュリーの愛称で絶大な人気でした。私とタイガースの出会いは人生で大きく、タイガースの衣装を担当していました。きっかけは、渡辺ミサさんが、ウエスタンカーニバルのプロデューサーで、タイガースの衣装を作ってくれる?とてもセンセーショナルな事で、私も若く 胸がドキドキしました。
スパイダースやワイルドワンズ、オックスなどあの当時最高のGSが参加した(ウエスタンカーニバルの)リハーサル。タイガースの出番は一番最後で、私は眠くて眠くて・・・ ジュンコさん、起きてる?とミサさんにおこされました。生まれて始めて、GSの衣装を作ったのがタイガースでした。
♥僕のマリー ♥シーサイド・バウンド ♥モナリザのほほえみ ♥君だけに愛を ♥銀河のロマンス ♥花の首飾り ♥シーシーシー
いかがでしたか?「花の首飾り」に涙が止まらなくなりました。思い出しちゃう・・ GSはファッションと音楽が一体化している。他にスパイダースもやっていました。青山通りでコレットという店をやっていました。お店の周りに中学生がたむろしていました、GSは一世を風靡した、社会現象でした。
♥廃墟の鳩 ♥青い鳥 ♥美しき愛の掟 ♥嘆き ♥LOVE LOVE LOVE ♥素晴らしい旅行 ♥誓の明日
久しぶりに聞いて、とてもジーンときている。久しぶりに聞いた人、始めて聞いた人。是非、あなたのライブラリーに入れてください。
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タイガースの曲が年代順に流れた。デビュー曲の幼さから、「シーサイドバウンド」の弾けた若さ。曲とともにジュリーの歌声の成長と、TGの勢いがついていくのがはっきりわかる。
メンバーの趣向は知らないが「銀河のロマンス」から「花の首飾り」への流れを続けて聞いて、タイガースのロマンティック路線極まれり✨ ジュリーの小女の心を蕩かすような甘い声と、トッポの気品ある洗練された高音に、改めてタイガースの他のグループにはない魅力をつくづく感じました。やっぱり、この二人がいてこそと、タイガース時代はトッポファンでもあった私はそう思う。
そして、68年夏ごろには 早くもGSブームの陰りをいわれていたのだ。「廃墟の鳩」など、メッセージ性の強い曲だったが、小学生の私でも 曲に込めたタイガースの思いは受け止めていたつもり。(^^) 「美しき愛の掟」あたりから、小学生にはちょっと曲が重たくなってきた。ジュリーも背伸びをしているように見えたし・・ 解散近い頃の曲は、前向きなふうでありながら、どこへ行くのかタイガースは?という感じでしたね・・・
それはともかく、「カーネーション」では、ジュンコさんがモデルの直子は、自分に自信満々で、次女という立場でやりたい放題だった。ファッションもまさに、ジュンコさんそのままの自由さを感じたし、「安井かずみのいた時代」でインタビューに答えていたジュンコさんも、仕事に遊びに恋に、自由奔放なイメージがあった。しかし、リハーサルで眠くて眠くて・・・というジュンコさんに、まだ若かったんだなぁと、微笑ましさを感じました。
タイガースの衣装で世に出た、コシノジュンコさん。またこういう機会があったら、さらに色々と語っていただきたいものです。
タイガースは少女コミックの表紙にも!私は、小女コミックは見ていないの。でもこの衣装はジュンコさんじゃなくて、川添梶子、マダムタンタンです。

この帽子は似あっていないと思います。
ジュリーの左の扉絵は、マーガレットではお馴染みの高橋真琴さん。マーガレット展でも、表紙が展示されていました。ほんとうに気高く夢のようにキレイ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆ 憧れました。今もお元気で、個展が開催されている。
