昨日は世界遺産の平等院に行ってきました。今日のような梅雨空でなくて良かったです。
ここには亡き父母や家族と40年程前に行ったような記憶が・・
中学校の時に学校の旅行でも行ったのかな?でもやっぱり覚えていないわ。全く覚えていないので、初めて見る気分で訪れました。
今、この歳になって見る方が、平等院の美しさも説明も、ずっと自分の気持ちの中にすんなりと入り込む。子供の時の参拝は何の知識もなく、ただ見るだけだったことだろう。
ブラタモリの大阪・京都で案内を勤めている、「まいまい京都」のスタッフの案内です。
今回のスタッフは、平等院で文化財の補修・修理を担当していた男性です。
そういえば、平等院は先だって長いこと修理をしていましたね。
平安時代に創建されました。今は元の色合いは少ししか残ってはいないけれど、オリジナルは今よりもずっと華麗な色彩が施されていて、当時の人々の目にどれほど夢のように美しく写った事だろう。まさに極楽浄土。
よく見ると、真ん中の阿弥陀堂と左右の建物は別々。
真ん中の阿弥陀仏様に手を合わせてきました。
昔は無かった、とても近代的なデザインの宝物殿が後ろに作られていて、元の極彩色の平等院をバーチャルで見られました。
写メや柱などに触れることはNGだけど、人数制限をして阿弥陀堂の中に限定15分だけは入れました。昔も中に入ったのかな??さっぱり記憶がありませんが💦
まいまい京都のおかげで、通常非公開の重要文化財の寺院にも入れました。
中の写メはNGでしたが、日本一古いという欄間のデザインの斬新さや、襖絵を拝見。
苔むしたお庭だけ、写メがOKでした。作庭が有名な細川忠興で、あの細川ガラシャの夫です。細川さんは風流人だったんやね。
あまり作り込んだ感じのない、素朴さを感じるお庭には、自然にこちらもその中に溶け込んでいくような気がしました。
敷石を踏み、苔に触れてみたかったけど、眺めるのみです。
咲き始めていた萩の赤い花が、愛らしかった。宇治川の流れに歴史を感じ、門前に並ぶ有名なお茶屋に、ここは宇治だと実感しました。