公開からちょうど1年が経ちましたが、先月も上映されていて、息の長いこれからも上映され続けるであろう、普遍的な作品になりそうです。中江監督にも、ジュリーにも代表作の一つに数えられる映画になりました。
キネマの神様、土を喰らう十二ヵ月と続けて佳作に出演したジュリーには、きっと新たな映画のオファーが来ているような気がします。
2022年キネマ旬報(1月)記事より
※「土を喰らう十二ヵ月」の興行収入は2憶6500万円だそうで、予想を上回っています。
全国公開の「キネマの神様」は5億5000万円。「土を喰らう十二ヵ月」とは、上映館の多さが違います。
驚きました、大橋純子さんがお亡くなりになりました。ジュリーと同世代や、まだお若い方の訃報があまりに続くので、ため息が出ます。⇒ 大橋純子さん急逝 ミュージシャンの訃報相次ぐ2023年 高橋幸宏さん、坂本龍一さん、谷村新司さん…
確か、大橋純子さんはジュリーのファンで、ジュリーに影響を受けたと言われていませんでしたっけ? 以前に、ブログで紹介したように思っていましたが、見当たりませんでした。
大橋純子さんのバンマスをされていた方のブログです。
東京ミッドタウン日比谷で、日比谷シネフェスティバル2023を開催。土を喰らう12カ月が屋外で上映されたそうです。参加されたJ友さんから画像とレポ、コメント欄にもレポをいただきました。
沢山の画像はJ友さんからです。有難うございます✨
ぺこりんさんから、コメント欄にレポを頂きました。有難うございます✨
『東京、日比谷ミッドタウンの広場での上映会[土を喰らう12カ月]に行って来ました。中江監督は15日に沖縄から、その日は、大雨で寒くて、帰りたくなったと。いつもの、オレンジ色の長袖シャツで、拍手で迎えられステージに。
司会進行の女性が、質問(沖縄での監督の活動など)なかなか土を喰らうの話は、出てこずでしたが、カナダでも連日満員でした。観客の感想は(ベリーハングリー)だったそう。客席からの、映画などの質問タイムは、ありませんでした。
進行係の女性からは、沢田研二さんの御出演は何故と。(この質問は、各会場で、必ず質問されてますね。)沢田さん、みずから、オーデションをと。眼鏡とって、[今はこんな感じです。それでよければ]とか、
身勝手な男の役でも、沢田さんだから許せちゃう。そんな役を出来るのは、日本中、沢田さんしかいない。ほとんどが1発撮り。その方が、気負いとか、役作りとかしないで、沢田さんのツトムがみれた。撮影も雪が欲しい時に降らず、降ったら降ったで現場に入れず除雪車を用意した。作物も欲しい時にはなくて、その度 沢田さんにも待って貰ってました。撮影後も、どこを切る(カット)かが難しい。
広場での上映会、いろいろな椅子が用意されてました。自由席はYogiboなどで、寝転ぶ人。(ファンでなく、一般の人のようでしたね) そのもっと、後ろは階段で座って観てる人達も。
スクリーンがとても明るくて、台所の窓からの日差しや、部屋の中も明るくて。映画館では、ほの暗いシーンや、書斎も、周りの本棚の本が見えたり。部屋のランプも明るい!緑の草木が、まぶしいほどの緑や、白い雪も。泥から顔出す亀ちゃんも、緑のまん丸、お目々まで見えて。とにかく 陽射しが明るかったです。それはそれで良かったです。
追記~ 奈良岡朋子さんは、撮影中は緊張されてか、険しいお顔されてた(役も、偏屈な役がらの為)でも、撮影終えた時には、お見送りの時に監督に [ありがとう。又、出させて]と、にっこりされてたそう。沢田さんのファンだったんですよね。沢田さんも奈良岡朋子さんのファンで、尊敬されてましたからね。長生きして欲しかったと、監督さんも残念な思いでした。』
ぺこりんさん、レポを有難うございました(^-^)
画像を沢山送って下さったJ友さんより、レポを頂きました。やはり、夜は寒かったそうです(^^;
『映画の英字字幕は新鮮です^ ^ トロントの映画祭で出したもの。今回の日比谷の映画祭はトロント映画祭と提携。トロント映画祭の方が挨拶されました。
今迄複数回見た中で、映像の色は一番綺麗。セリフもハッキリ聞こえる。
土井先生は料理は一度しか作らない。だから、撮りは一度だけ。基本的にはジュリーもファーストテイク。頼めば何回かやってくれるけれども、本人は、一度目に合わせて調整していた。
何度も聞いた話しだけど、ジュリーが自分をオーディションして欲しいと言われ、監督は、自分たちがジュリーにオーディションされる、と思っていたが、違った。沢田研二の本気を感じた。眼鏡をとり、皆さんが知っているジュリーではなく、今の自分でいいなら、全てさらけ出します、と。
ジュリーをキャスティングしたのは、いい男は 沢田研二しかいないから。水上さんは いい男。それが出来るのは沢田研二。水上さんは、とてもモテる。で、いい女を見ると頬杖をつく。だから、この映画でも沢田研二に頬杖をついてもらった。
あとは、監督の好きな映画、最近見た良かった映画や、沖縄の映画館の話など。インタビューの女性が話しを引き出すのが上手で、いいトークショーになりました。』
J友さん、沢山の画像を有難うございました。
この後は寒かったので、井上忠夫さんの弟さんが経営している居酒屋で一息ついたそうです。井上忠夫さんと言えば、GS世代には懐かしいお名前ですね。
なんとレトロな外観!昭和初期の時代に迷い込んだみたいですね。
加瀬さん
「芒種」は「土を喰らう十二ヵ月」で知りましたが
本日は芒種だったそうです。
朝日新聞、天声人語
お陰さんで「芒種」の由来がわかりましたが
絶滅寸前季語だそうです。
日曜日に「土を喰らう十二ヵ月」を見たばかりなので
梅仕事をするツトムさんが、目に浮かんできます
私は梅干を漬けたことはないですが
兵庫県の梅林で有名な、綾部山の梅林近くに住んでいる
幼馴染にすすめられて、梅ジュースを
作ったことはあります。
梅を黴させないように
毎日瓶を覗いて
黴が出ていないか確認しました。
1回目はカビさせてしまい、全部没
2度目は成功しましたが
面倒なので、それきりでやめました。
桔梗の花が今年も咲きました。
兵庫県内陸部、緑豊かな田園が広がる加東市で「土を喰らう十二ヵ月」を見てきました。
映画館のない市民に上質な文化や映画を、という恒例企画で去年は「キネマの神様」、今年は「大河への道」を見ました。友の会の会員ならば、とてもお安い値段で見ることができます。
加東市地域交流センター
綺麗な会場、ここでは去年の10月に土井善晴さんの講演会もありました。
今回で多分8回目?の「土を喰らう十二ヵ月」、ブルーレイは買ったけど。大きなスクリーンで広い劇場で、ジュリー演じる背中の丸くなった老作家のツトムさんを見る、という贅沢は捨てがたくて、また来ました。
観客は、自分を含めた高齢者多し。ここの映画会は、いつもほぼ中高年ばかりで、映画そのものも老人映画といえなくないですけど(^^; 田園地帯が広がる加東市の観客は、都会に住み土を触ることなど、ほぼない人々よりも、ツトムの畑仕事など、ずっとこの映画を受け入れることは容易いのではないだろうか。
加東市の映画会では今まで「キネマの神様」と「大河への道」を見たけれど、どちらも映画に字幕付き。今回もそうだろうと思っていたら、意外や字幕がついていない。あれ?今回は何でですか?
字幕は初めは「いらん、邪魔」と思うものの、自分では気が付かなかった細かい音や、聞き取りにくい台詞も、字幕のせいでよく分かる。音が字幕で表されることで、このシーンにこういう効果や意味があったのかと、気がつかされることもあって、今回は音はどう字幕で表現されるのだろうかと、少し期待をする部分もあった。それくらい「土を喰らう十二ヵ月」は、台詞はなくても生活音に自然音、獣の声、鳥の鳴き声など、それだけでシーンを説明して余りあった。今回はないのね、ちょっと残念な気がしましたわ。
加東市の多くの観客には、やはりお通夜のシーンが一番受けていた。さんしょの愛らしい小さな動きにも、微笑ましい笑いが起きていて、皆さん笑いのツボはどこも同じです。
ジュリー演じるツトムさんの、仙人のような山奥の隠遁生活をおくる穏やかな表情には、歌手ジュリーの面影が無くて、何度見てもキュッとする
特典映像を見てしまったあとで、指を刺すような冷たい水で野菜を丁寧に洗い、料理をする姿には、土井さんがこういう風にと細かく指導されたんやろな、と重ね合わせて、それもまた好ましいね。
しかし、なんといっても私がこの映画を見て、一番に思いだすのは亡き母のこと。畑で作ったほうれん草や大根や、曲がった胡瓜や茄子を、実家に帰った時にもたせてくれた。自宅で実った柚子の千切りを入れた白菜づけを、樽にいっぱい漬けて持たせてくれた。蕨や土筆を私の為に摘んで、帰ってくるのを待っていてくれた。味噌も実家でもらうお味噌が一番美味しかった。
ツトムさんが畑で野菜を取るたびに、水仕事をするたびに母の姿を思い出す、母の面影が浮かんでくる。母が亡くなった時は、自分では意外なほど嘆き悲しむほどのことはなかったけれど、「土を喰らう十二ヵ月」は年齢を重ねたジュリーの自然な飾らない魅力だけではない、在りし日の元気な母の姿を思い起こさせて、とても切なくさせてくれる映画です。
映画が終わったあとで、交流会館からすぐの「播磨中央公園」に行ったら、公園内の池がまるで、ツトムさんが散骨した湖のように思えて、静かに佇む池面に しばし見とれる。池の向こうに白馬の山々は無いけれどね。
土曜日の夕刊に、「惜別」奈良岡朋子さん
播磨中央公園は、広いバラ園もあって、綺麗でしたよ
山ぼうしの、4弁の白い花が満開
鋼の錬金術師のロケで、ディーン藤岡さんが歩いたという、並木道
「土を喰らう十二ヵ月」BD部門1位!
素晴らしい~!!
大阪のJ友さんより、メッセージが届きました(^^♪
『16日ラブリーホールで
土を喰らう十二ヵ月を見てきました。
ライブとは違う顔ぶれが多かったですが、
お客さん、たくさんの入りでしたよ
フライヤーは A4サイズで大きい(^-^)
大阪映画センター主催で、
他にも、上映するみたいです。』
ジュリーファン以外の方が沢山見てくれたこその盛況ですね(^-^)
シネマ de ラブリー「土を喰らう十二カ月」⇒ 公演詳細│公演案内│ラブリーホール
大阪映画センターとは⇒ 大阪映画センター
大阪映画センターは、大阪府でシネマ映画の配給・上映を行っています。お客様のニーズにお答えするシネマ上映会をご提案いたします。デジタル上映やバリアフリー上映、講演など様々なコンテンツを豊富に取り揃えております。
大阪府の限定ではありますが、見たい映画の上映を後押ししてくれる仕組み。一般人でも上映できないことはなさそうです。
大阪府の和泉市では、キネマの神様の上映もあります。⇒ 弥生の風名作シネマ劇場 「キネマの神様 」日本語字幕付き
令和5年6月11日 (日) 和泉シティブラサ 弥生の風ホール
5月11日のロームシアター京都のライブでは、ジュリーが「キネマの神様」 と「土を喰らう十二ヵ月」について語ってくれました。
映画スターみたいやな(^-^) いやいや、映画スターでしょ!!
土を喰らう十二ヵ月は
コロナになる前に撮影を開始したんですけど
志村さんがコロナで亡くなり
松竹100周年の記念映画を
僕が断っていたら、捜すの大変と
受けることにした
ここだけの話、
元々候補の1人で、喜劇が出来る人が
いいということで志村さんに
キネマの神様は志村さんで、言うても
せんないけど、僕は見たかったです。
台本を見たら台詞が少ない、これやったら出来る
志村さんのところだけ、ザーっと読んで
何日間必要ですか?ということで
土を喰らう十二ヵ月の撮影は、コロナが
収まって来てからということで
県を越えて移動してはいけないと言うことで
キネマの神様の撮影は東京
直接車に乗せられて、東京の撮影所に
県を跨いでないということで、(^^;
川を越えてる、
そんなことが有りいの、映画俳優みたいやな(笑)
珍しい映画ですよね、山あり谷ありでもなく
淡々と一日が過ぎてゆく
いつみても自然にスンナリ見られそうな
映画やな、と思いながら
キネマの神様に関しては、もっと上手にやれたと
思っている、ここだけの話やで・・
昨日は京都から帰って、お手軽にブログを上げて早々と寝ました。
朝起きて、書き忘れた!と思ったのが
BSTBSで、6月にジュリー特集があると
ジュリーが話してくれました。
昔の映像などを編集して流してくれるそうで
楽しみですね!
-
会場には、土を喰らう十二ヵ月のDVDのチラシが置いてありました。
- では、京都の楽しい思い出を胸に
- 現実の仕事に行ってきま~す。
- まだ続きます。
おうちでDVDもいいですが、やはり大きなスクリーンで
「土を喰らう十二ヵ月」を見るのは格別です。
リベンジの地・埼玉より、J友さんからご報告をいただきました。
画像を見てビックリ ここが映画館なんですか??
どこか田舎の公民館みたい・・・
いやいや、映画館
以下、青字はジュリ友さんより。
今日は深谷シネマに来ました。
館長さん研二さん、なんとジュリーと同い年です✌️
手書きの看板、レトロな建物素敵ですよ😉
本当に、いまや珍しい手描きの看板ですね。
青い文字で深谷シネマ、元酒蔵だそうです。
ここは完全に物置の裏に見えます(笑)
館内はやっぱり映画館。地域の方の映画愛に支えられているんでしょうね。
本当にレトロな風情が素敵(^^)
こんな映画館で見たら、いっそう作品が味わい深く感じそうです(^^)
「土を喰らう十二ヵ月」のDVDが、お昼に届いていました(^-^)
まずはお先にゆっくり、DVDのパンフレットと、amazonの特典 マスコミ用プレスを拝見
パンフレットには映画では無かった、「立夏」で紫陽花(もしかしたらオオデマリ?)を活けるツトムさんの姿が掲載されていて、花を活けるお姿なんて、いまだかつて一度も見たことがないお姿。ドスンと腰を下ろして大股開いて活けるお姿は、決して優雅ではないんだけれども、花とツトムさん(ジュリー)という組み合わせに、なんだか萌えるの!!(笑)
「寒露」では、空を見上げるツトムさんの物憂げな表情に見とれました。もう若くはない紛れもない老人なのに、なんでこんなに惹きつけられるんでしょう
映画のシーンがカラーでいっぱい掲載されたDVDのパンフレットは、小さいながらも映画のエッセンスがギュッと詰め込まれています。流れる季節とツトムさんの精神性まで感じさせて、とても大切な一冊を手に入れた気分です。
マスコミ用のプレスには、詳しい映画の解説や出演者の紹介。映画を作る過程の「プロダクションノート」では、この作品がいかに多くの人達の映画への情熱の賜物なのかと感じさせられました。美しい美味しい数々の映像の後ろには、これほどの多くの苦労が隠れていたとは。そこに最高のキャストを得て、この一つの作品が出来上がったのだと思うと、改めて感激です
さあ、DVDを見ましょうか!と、うちはブルーレイ見られるもんね(^^) が、しかし私はうちでブルーレイを見たことが無かったアレアレ・・・ まずはメーキングを見なくっちゃ!画像は立ち上がるも、どうやってメーキングを見るん??チャプターはないの?と汗汗 家人は出かけておらず、ジタバタ・・・帰ってきた家人がようやく、メーキングと特典映像はここだと見つけてくれました。アカンなぁ・・
ようやく見られた、メーキングでツトムさんを演じるジュリーのお姿に、萌え萌えです
DVDもいいけど、大きなスクリーンはやはり格別。
続きます