痩せるのは夏か冬か。殆んどの人は夏と考えるだろう。夏には食欲が落ちる、睡眠時間が減る、汗をかく、などが主な理由だろう。逆に冬は、外出が減る、皮下脂肪を蓄えて寒さを凌ぐ、着膨れするので太っても目立たない、などの理由で太り勝ちだ。
しかし自然界の動物の殆んどが冬に痩せる。これは食料が乏しいことが最大の原因だが哺乳類においては基礎代謝が増えることも一因だ。
自ら発熱しない変温動物は周囲の温度が下がると動けなくなる。恒温動物は発熱するので寒い中でも動き続けられる。しかしそのために少なからずエネルギーを使う。
恒温動物は寒くてもホメオスタシスによって体温を維持する。それだけではなく体を動かしたり筋肉に力を入れたりあるいは震えたりして体温を高めるから、本来、冬のほうがカロリー消費量は多い。冬に太るのは暖房をするからだ。アメリカの国立保健研究所の実験によると、何もしない状態での1日平均カロリー消費量は、27℃では約1500㎉、12℃では約2240㎉だったそうだ。
減量したい人には低室温ダイエットをお勧めしたい。暖房を最小限にすれば自力で発熱せざるを得ない。更に脳を使えばもっと効果的だ。脳は体重の2%程度の重量しか無いにも拘わらず全エネルギーの20%を使うという非常に多くのエネルギーが必要な器官だからだ。幸いなことに、脳はある程度低温のほうがよく働く。寒さに耐えて勉学に励めば必ず痩せる・・・?
しかし自然界の動物の殆んどが冬に痩せる。これは食料が乏しいことが最大の原因だが哺乳類においては基礎代謝が増えることも一因だ。
自ら発熱しない変温動物は周囲の温度が下がると動けなくなる。恒温動物は発熱するので寒い中でも動き続けられる。しかしそのために少なからずエネルギーを使う。
恒温動物は寒くてもホメオスタシスによって体温を維持する。それだけではなく体を動かしたり筋肉に力を入れたりあるいは震えたりして体温を高めるから、本来、冬のほうがカロリー消費量は多い。冬に太るのは暖房をするからだ。アメリカの国立保健研究所の実験によると、何もしない状態での1日平均カロリー消費量は、27℃では約1500㎉、12℃では約2240㎉だったそうだ。
減量したい人には低室温ダイエットをお勧めしたい。暖房を最小限にすれば自力で発熱せざるを得ない。更に脳を使えばもっと効果的だ。脳は体重の2%程度の重量しか無いにも拘わらず全エネルギーの20%を使うという非常に多くのエネルギーが必要な器官だからだ。幸いなことに、脳はある程度低温のほうがよく働く。寒さに耐えて勉学に励めば必ず痩せる・・・?