茨城・鹿島港の釣り人不明、1遺体発見(読売新聞) - goo ニュース
日本の釣り人口ってご存じだろうか?
実は、趣味として人口がもっと多いのが、「釣り」だったはず。
意外でしょ。
今は、サイクリング人口の方が多いのかな。
調べきれないんで止めたけど、釣り人口はゴルフ人口より圧倒的に多いことを理解して頂きたい。
なお、ゴルフ人口は1500万人で、釣り人口は4500万人。
釣り人口4500万人のうち、3800万人は海釣りもこなす人口である。
この3800万人が立入禁止区域で釣りをするわけではないのだが。
オレも釣りをするので、この事故に関して思うところはある。
そしてマナー違反だから、自業自得と言われても反論できない。
だが、人ごとではない。
釣りが好きな人は、釣れない釣りも釣りのうちだと認識していても、やっぱり釣れた方がいいと願うものだ。
そして、自分しか知らないようなプライベートポイントや、穴場スポットなどで釣りをしたくなるもの。
オレも過去に恥ずかしながら、立入禁止の場所に3回入ったことがある。
(もう10年以上前だが)
すべて異なるポイントだが、いずれも知人に連れられて行ったこともあり、罪悪感などまるで無かったことを記憶している。
でも、全く釣れなかった。それらのポイント。
偶々なんだろうけどさ。
3回目以降、立入禁止区域に入ることはしなくなったが、今は、ソコまでしてやろうとは思わない。
そのキッカケは、河川敷(禁止区域)でのゴルフが問題になっていることを知って、自意識が変わったんだと思う。
あの河川敷でボールを打つ人達の居直る様や開き直る様をTVで見て、きっと立入禁止区域で釣りをする釣り人も同じように見られているに違いない・・・・と。
ゴルフの場合、立入禁止の場所で行うと、人を殺してしまう可能性があって
釣りの場合は、自らの命を絶ってしまうリスクが高いということだ。
でも、ゴルフと釣りは、決定的に異なることがある。
きちんとした場所で楽しんでいても、釣りの方が明らかに死に直面している娯楽であると言える。
ゴルフの場合でも落雷などの危険もあるが、釣りも竿を振るっている以上、条件は同じ。
鉄砲水や高潮、強風といった自然が相手。
普段の釣りであっても危険リスクは高いのに、危険を冒してまで自らの一級ポイントを目指す違法釣り人。
実は、その後に捕まっても懲りずに立ち入るものも後を絶たない。
利害が絡んでいるとなおさらだ。
条例・・・・いや、法で厳しく取り締まるべきであろうな。
立入禁止区域での釣りとゴルフは特に・・・だ。
何処かの国の人のように、利己主義が根付いてしまった日本人は
忠告や警告などに耳を貸さないさ。
歳を取ると、余計頑固な者も増えるしね。
いっそのことバンジージャンプみたいに誓約書を書かせて、立ち入らせたらいいんじゃないの?
入場料も取れるけど、もしまた死んじまったら、問題になるんだよな。
これも難しいかー。
すでに日本人のモラルなんて腐りまくっているし、彼らの自意識に賭けることも難しい。
何事にも思いやりの心を持って動いていたのが日本人だったんだけどな.....