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映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

映画「相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」レビュー

2014年05月08日 22時48分17秒 | Weblog

映画レビュー(ネタばれなし)


相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ


この日は諸事情もあって、映画鑑賞ダブルヘッダー2本目としてこの映画を観た。
ぶっちゃけ、途中途中で生あくびが、場面移動の合間に出てくるほど退屈してしまった作品だった。


実は、相棒が成宮君になってからの今シリーズ、一度もテレビで見たことなかった。
なので、劇場版は新鮮味もあるかと期待したのだけど、テレビでひとつの作品を観たことに変わりない流れだったと言わざるを得ない。


テレビ版と違うのはスケールが大きくなったといいたいところだが、キャストが豪華になっただけで基本的に何も変わっていない。
たとえば、犯人は猟奇的な人物のもと、右京役の水谷氏らが現場に乗り込み、相棒とともに鑑識役の六角氏やいつもの三人組(河原氏)が事件解決に絡むという原則は何ら変わりない。


ひねりのひねりが今回はなく、ほぼストレートに展開する。
右京の説得シーンも説得感がイマイチだったし、人間臭いところも特になかった。


また、予告編では相棒役の成宮君がピンチになったり、右京役の水谷氏が叫ぶシーンがあるが、実は成宮君(だけ)がピンチになったりは特にしないし、水谷氏がシャウトするところも劇中に数度あるのだが違和感のある演出で面白みもなかった。


一番問題なのは、ミステリー感がないというかサスペンス感が薄いことだろうか。
推理小説マニアの方なら、適宜そう推察されるであろう展開が淡々と流れているようで盛り上がりに欠けたことだろう。


また今回は、孤島が舞台だが派手な爆破シーンも少ないし、違う部門でお金をかけたのだろうか、迫力に欠ける。
まあ相棒ファンなら、一見の価値もあろうが、いつかテレビで放送するであろうタイミングで鑑賞するほうがいいかも知れん。


そう、正直にいえば映画館で観なければならないということはない作品だった。
個人的には、いつもの小料理屋での絡みとか、人間臭いシーンも欲しかったし、とにかく「えっ、そんな展開?」というポイントが欲しかった。


ちなみにエンドロール後のサプライズはないので、エンディング時に席を立ってOK。
まあ、オレがお得意のMVP発表も該当者なしということにしておこうか。

 

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