競争力強化、国に要望へ 森田氏「圏央道が最重要」 りんかい線相互乗り入れも 関東知事会
(ちばとぴ by 千葉日報 5月14日(水)16時13分配信-Yahooニュース)
今回は標記のとおり東京臨海高速鉄道(以下、「りんかい線」という。)に係る時事ネタをお送りしようと思う。
二週間くらい前の朝、千葉日報(新聞)のトップページが、まさにこのネタだった。
もし、京葉線とりんかい線が相互乗り入れとなったら、蘇我から渋谷新宿池袋を介して埼京線経由で川越まで一本で行けることになるかもよ~というオレとしてはビッグなニュース。
まあ、もし前月の時点でこのことが実現されていたら、もう少しオレのボイラー講習時の移動もラクチンだったかもなどと推測は今から絶えない。
少し脱線してしまったが、この相互乗り入れの話は、オレ個人としても是非とも実現していただきたい事案である。
年に数回だけだが、新宿や渋谷という場所へ行くこともあるし、なによりそちら方面へ乗り換えなしで行けるということが何ともありがたいことではないか。
きっと、京葉線や埼京線で展開している快速や通勤快速といった区間急行の列車も登場することで大幅な時間短縮も期待できることだろう。
加えて期待できるのは、房総特急の距離延長だろうね。
「房総特急は、日本一短い距離を走る特急列車と揶揄される※」ようになって久しいが、これで房総半島からりんかい線経由で渋谷新宿池袋、さらには大宮、もしかしたら湘南新宿ラインを介せば、宇都宮もしくは籠原まで乗り換えなしで行けることになる。
(※現時点では、おそらく特急しおさい号の佐倉-東京間の55kmというのが最短ではないかと思われる。)
勿論そのためには、クリアされなければならない課題も一杯ある。
一番の問題は、料金の問題。
現在では、貸し切り列車やお座敷列車のように、確実に料金を収受できる列車に限って新木場駅をまたいで運転できた。
しかし、ICカード等が発達した今、どうやってエコノミークラスの運賃を徴収できるかが課題になるだろう。
なので、JRの特急電車のように車掌が張り付いていて、運賃を手動で別に徴収できる列車であれば、そのハードルも小さいので実現性としては、まずこっちが先なのかも知れない。
もう一つの問題は、遅延や運転見合わせが名物の京葉線自体の問題だ。これは他の路線にも言えることだが、たくさんの路線にまたがって列車が運転することは、勿論便利である代わりに、遅延が発生した時などにリスクも大きい。
今までなら、京葉線が風で止まってもほぼ地下を走るりんかい線や川越線に一切の影響は無かったかもしれないが、今度は遅延も連動することになる。特に京葉線の場合、貨物線を無理やり旅客路線にした路線であるので、高架線でありながら風防が低いため風にめっぽう弱く、よりによって臨海部を走るこの路線は、それがいまだにネックであり、いまでも毎日のように遅延イベントが発生するところ。
従って、京葉線を以下に遅延させないかの工事まで計画に入ると莫大な経費がかかるし、遅延リスクだけの問題にとどまらない。
色々御託を並べてしまったが、京葉線がリスク含みであっても、個人的にりんかい線の相互乗り入れは、(オリンピックを抜きにしても)実現して貰いたいと願うばかり。
http://www.chibanippo.co.jp/news/politics/194832
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