Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

京成モーニングライナー搭乗記

2015年12月27日 23時59分59秒 | Weblog

人生40年以上生きてきて、京成スカイライナーに乗車する機会など全くなかった。
もっとも、(最寄りではないが強いて使う)利用駅の近くには止まらないこともあって、縁すらないものだった。


ただ、このスカイライナーについては、主体をスカイアクセス線に回してしまったため、京成本線では全く出番がなくなってしまった。
ところが、朝晩だけはモーニング(イブニング)ライナーと称して、朝は上り線のみ、夜は下り線のみ、スカイライナーの車両を用いて有料特急として現在も引き続き走らせている。


個人的に状況や旅行の際には、最寄りがJR駅だし、JRのほうが使い勝手がいい。
さらに、京成を使ったとしても、その利用駅が普通とか快速ぐらいしか止まらないこともあって、原則使わない。


だから、スカイライナー自体を利用機会がなかったが、今回初めて乗車することになった。
まあスカイライナーではなくて、京成本線のモーニングライナーではあるけれど、勝手に個人的に評価させていただいた。


【レビュー】


乗り方としては利用駅でライナー券を購入するのだが、JRのように枚数制限のある自由席ではなく、完全指定席制となっている。
また、このライナー券売機も優秀で、自分が指定したい場所もしくは窓側か通路側かをザックリ指定でき、ボタンひとつで発券されるようになっている。


その後は、指定席なので並ばなくてもいいのだけど、指定場所に並んでおけばよく、発車時刻が近付いたら、駅員の誘導に基づき乗車口に整列すればいい。
あとは、列車到着と同時に乗り込んだら、チケットにある指定席へ向かうだけだ。


ここまでなら、簡単便利なシステムなんだけど、当然メリットデメリットは存在する。
ここからは、JR総武快速線のグリーン車と比較して評価してみよう。



【メリット】


・ 自販機やトイレが充実

・ AEDが設置され、各車両の前後には、大荷物用のバケットまである

・ 車両が持つ高級感

・ 飛行機ばりのモニターが前方に存在

・ 天井が高く圧迫感がない

・ 網棚が大きい(網棚がある)

・ 足元にコンセントが常設

・ 窓が大きい

・ 前席までのスペースが広い(膝は完全に伸ばせないまでも拳3.5分もの余裕あり )

・ 前席が全開でリクライニングされてもさほど気にならない

・ 直進安定性が抜群なので強い加速感などの衝撃は少ない

・ 中通路が広い

・ 料金は一律410円と安価

・ 完全指定席で座れないことがない

・ 乗車口制限があるものの、集中管理システムのおかげで指定席までの移動が短い



【デメリット】


・ 座席(背中側)を薄くしてスペースを確保している分、座り心地はだいぶ硬い

・ 同様に座席(太腿側)そのものが浅いので、深く座っても太ももに伝わる「座っている面積」が少ないため滑りやすい

・ 全区間分を座席購入しているので、たとえ途中駅で空席が出来ても、その後利用したい人は乗車すらできない(降車管理がない)

・ 乗車口制限があるため、停車駅でのロスタイムが大きい(移動時間は、無料特急と変わらない)

・ 京成本線はカーブが多いため結構横に振られるし、平均速度が上がらないのでヤキモキする


【総合評価】


運行が朝と晩に限られているなどの条件が多いので、利用者は限定的になる。
価格と座席空間は魅力的だが、運行本数・座席自体の居心地からJRのグリーン車に軍配が上がる。


タイミングが合えば、リピートもあるが、無理やり都合をつけて乗車しようとは思わないというのが素直な感想。
個人的には、両方向に1時間間隔でいいから、このような有料特急を用意してもらえば、もっと利用するのだが。


 

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