【はじめに】
発破実技講習とは、この講習を修了することで、免許申請の際に必要な実務経験等と同等な権利を得られるというもの。
つまり、実務経験等がなければ、免許試験に合格しても「発破技士」免許の交付に至らない。
参考までに、この講習の参加者のうち、既に学科試験に合格済みの者が70%超で、どういうわけか火取保安責任者を有している者までいたようだ。
【実施機関や場所について】
この講習の実施は、一般財団法人 東京都火薬類保安協会(以下、「協会」という。)が行うものに参加した。
参考までに、同協会専務曰く「発破実技講習を実施している機関は、もう当協会である東京だけになってしまった」とのこと。
つまり、実務経験がなくて発破技士免許を得るためには、東京まで来なくてはならない。
なお、座学は、過去ログでも紹介した「八王子学園都市センター」内で、現地演習は、砕石屋である芳村石産の美山事業所内で行われた。
この芳村石産の事業所は、JR高尾駅からクルマで20分(JR五日市線秋川駅からでもクルマで20分くらい)の山中にある。
近年の現地演習では青梅のほうの砕石屋で行われていたようだが。
【講習時間など】
座学は13時間10分、実技演習は2時間半という予定がなされていた。
これらは8/25および8/26で行われるのだが、昼食は両日とも30分という信じられない設定がなされていた。
なお、こうした時間設定は、かつて三日間で行われていた講習を二日間に圧縮したためだと協会側からの説明であった。
(だとしても、それはそれで強引すぎやしないだろうかと、説明を受けていたときはそう思わざるを得なかった)。
【全体的な流れ】
初日の受付は、9時からとされているが、これは東急スクエアビルのエレベーターが8:50から稼働することに起因していると思われる。
なお、ほかの手段(エスカレーター)でも上へ行ける。
座学室への着席は、受付の先着順となっていて完全自由席だ。
そして目一杯19:00前まで講義が行われる。
二日目は、高尾駅前に集合し、前日に班割したメンバーが、チームごとに揃ったら用意されたマイクロバスに乗車して現地を目指す。
現地では、実際の発破シーンを見学したり、電気雷管を使った演習を班ごとに行うことになっている。
午後は、また八王子にある講義室に戻って座学再開という流れになっていて、予定時間を修了したら、その証明をもらって解散という運びだ。
<その2へつづく>
旅行・観光 ブログランキングへ
国内旅行 ブログランキングへ
神社・お寺巡り ブログランキングへ
全国護国神社巡拝ガイドブック ご朱印めぐりの旅[本/雑誌] (単行本・ムック) / 全國護國神… |
東京周辺ご朱印めぐり旅乙女の寺社案内[本/雑誌] / 「江戸楽」編集部/著 |