【2021年10月・日曜日発】
コロナによる縛りがもう各種解除になろうというころ、自分はバスタ新宿にいた。
4Fの出発ホールは、朝は朝で独特の雰囲気があって夜行便を待つ時間帯とは別の空気を醸し出していた。
ここ新宿から、バスで高山入りするのは人生初。
まずは乗り場をチェックする。
乗り場は、入って一番奥のCゲート7番だった。
【きっちり定刻に出発】
東京駅から発着するような高速バスだとQRコードかQRコードが付いた予約票でしっかりチェックするものだが、いざ高山線となると案外自己申告で問題ないみたい。
ちなみに京王バスだと降車時になぜか乗車券(またはその代わりになるもの)を強く提出するよう求められているが、そのシステムはこの新宿高山線でも継承されている。
(オレはこのシステムが嫌いで、かつて苦い経験もあってKOバスの利用は出来たら敬遠したいんだよね)
そして乗客率は35%ほどかな、日曜の朝イチ便だけど、まだまだ空いている状態で定刻にバスタを離れた。
(B新宿のC7ホームに入線してきた同便。このバスで6時間半かけて高山へ向かう。)
【まさかのNO電源車】
乗車して最初に探したのは電源だ。
6時間半もの旅を行う上で、今のご時世、ケータイの電源が切れてしまうリスクは怖すぎるからな。
それに、ここ新宿に来るまで、高速バスに電源があるものとして散々ケータイゲームで消費してしまったから、早く充電したいんだよね。
ところがいくら探しても、ACもUSBもそんな電源は見つからない。
めっちゃ焦って、前網にある説明書類を物色するが、Wi-Fiのものはあるが他はないので、これはないということで確定。
つまり、このバスには外部電源を有さない車両だったのだ。
これには、相当ガックシきた。
もし今後、京王の高速バスを利用する上で「51310」のバスが来るかもしれないということを心構えておく必要があるということだな。
ちなみにこの高山行きの高速バス「京王51310」は、4列ゆったりシートの設定だが、座席の間隔は「前は広いが横は狭い」ことを申し添えておこう。
【いざ高山へ】
定刻にバスタ新宿を出るとスムーズに幡ヶ谷から高速に乗る。
道路は順調だったが、相模湖に近づくにつれ道路の混雑が激しくなる。
渋滞こそ生じなかったが、談合坂SAには定刻から2分遅れで到着。
むしろSA内の方が朝8時という早い時間であるにも関わらず激しい混雑だった。
(談合坂SAでの様子を3連で。駐車場もSA内もパンパンだった。)
その後、道中片側一車線工事などがあったものの、諏訪湖SAには多少遅れて到着。
そして10:29頃、松本インターをアウトする。
(諏訪湖SAでのシーン。諏訪湖も綺麗だったが、バイカーが多いのが印象的だったかな。)
ここから2時間強、激しい山道移動となる。
(車酔いする方なら、ここからがキモだぜ?)
なお松本からは国道158号線で一本道なのだが、山岳地域(安房峠、平湯温泉など)を通るにもかかわらず多数の車線規制によって定刻移動から遠ざかってしまった。
(平湯温泉BTに停車中のひとコマ。好天の山岳風景も気持ちいいところ。高山までは、もう一息だ。)
【PS/驚くべきドライバーテク】
片側1車線の厳しい山道を、ほぼ止まることなく行き違えたりするテクニックにはほとほと関心しきり。
ちなみに松本から狭い道路を通るため、自動車には登り優先の原則がある。
とはいえ、トンネルや崖のスレスレを適正な速度を使ってノーブレーキでグイグイ動くさまは、これぞプロの技と大拍手ものだった。
高速でも渋滞、山道でも渋滞箇所があったのに、結局14分遅れで済んだのは、ひとえにドライバーのテクニックとしかいいようがない。
(高山BCに到着した高山行きの京王バス。あの渋滞、あの道路規制、あの山岳地帯を最終的に14分遅れで切り抜けたことは、本当にすごいこと。)
(これが今回のタイムテーブル。平湯から高山までの道路規制がなければ、完全に定刻着の流れだった。)
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