<その1からのつづき>
【流動的にもほどがある?】
高山に到着したら、荷物はまずコインロッカーにブチ込む。
なぜなら、ホテルのC/Iの時間までこなしておきたい使命が2つあったから。
それは、行きつけのラーメン店へ行くことがひとつ。
もうひとつは、新規でどこかのお店へなにか食べるというもの。(まさに流動的だがある程度の目星は付けていたけどね)
なお、経費削減のためにC/I時間について16:00以降にしなければならないという宿泊プランを選択したため、その後、困ったときのマクドナルド頼みで時間をつぶすというオプションもオレにはあった。
とはいえ、新規店の第一候補店は、駅から徒歩11分という場所にあり、残暑厳しい高山において中々のハードスタートなので、疲労とひざが不安ありまくりだった。
【所詮、計画は計画】
新規店の第一候補店は、駅から1kmも歩いてきたというのに、着いたらなんと昼休憩だった。
Googleで営業時間を調べてきていたとはいえ、ちょくちょく変わっていたりするのも高山らしい。
しかたなく行きつけのお店に向かうのだけどちょっとその前に、空いていたら立ち寄ってみたいお店があり、ちょっとのぞいてみたら営業中のご様子だったので早速入店。
こちらはちょっとした有名店のはずだったが、客はなんとオレひとり。
だけど高山での初EATということもあって、こちらでは少し割増しで美味しく頂けたのかもしれない(笑)
<こちらは高山ラーメンにしては見た目もお味もアッサリ系だけど、最後にしょう油由来の塩味がフワッと感じる美味しいラーメンだった。>
<お店の名前は”なかつぼ”。高山においては、まあまあラーメンで有名なお店。場所が場所だけになかなか来る機会がなかった。>
【早く言ってよ御主人!】
間髪入れずに、最初のラーメン店からまもなくの場所にある行きつけ店へ向かう。
昼ピークは過ぎて閉店時間も近いこの時間だったけれど、カウンター以外ほぼ満卓で相変わらずの人気っぷり。
そんななかカウンター隅に着席し、高山ラーメンをオーダーするのだけど、忙しさからだと思うが、店内は客らの会話も聞こえないほど張り詰めた空気だった。
瓶ビールを一本開ける直前に着丼して、ラーメンを半分ほど食べ進めたところで、御主人から一言。
「特製(ラーメン)は麺を変えたんですよ~。」
と突然の告白!
なにかのCMじゃないけれど、まさに「それ、もっと早く言ってよ~」状態にふんぞり返ってしまったオレ。
聞けば、着丼してから伸び始めてしまうような繊細な麺だけど、特製に合うものを最近用意してリニューアルしていたらしいんだ。
せめて一軒目にこちらへ来ていればねぇ、ラーメン2杯食うことなんか朝飯前だったけれど、ほぼ間髪入れずのラーメン3杯は、さすがのワタクシでもチョット無理(笑)
なんなら、夕方から3件居酒屋等をハシゴする予定だったから、ここで胃袋を120%にする勇気はなかったという。
後ろ髪をひかれる思いで店をあとにしたけど、それこそここは泣く泣くお店を後にするしかなかった。
<言わずと知れたオレが思う高山で一番おいしいラーメン店。案外、臨時休業もあるから訪店は大ギャンブルなんだけど。>
【ホテルで仮眠のはずが・・・】
結局その後は、駅の西口まで行ってマックで時間をつぶし、ホテルへ向かったのだけど、ここまで歩いた距離はちょうど5キロ。
早朝出発と満腹具合、残暑厳しい中の街中徒歩移動というで疲労感はすでにピークだったという。
それでも夜の部に備えて、簡単にシャワーを浴びて、ベッドに飛び込むのだけど、全く寝られる気配がない。
そう、列車の走行音に加えブラインドの間から強烈さ仕込んでくる西日が、完全に睡魔を飛ばしてくれるのだ。
仕方がないので、まあまあ時間も早かったが、改めて徒歩15分(ちょうど1km)の居酒屋に向かったという。
<その3へつづく>
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