今回の大雨(2つの台風の通過)であちこちに「state of calamity」(自治体の災害宣言)が出されています。
主にルソン島ですが。
私たちがセブから帰って来た月曜日、
ラサール大学は授業を午後8時までしていたので桜の友達の多くはまだ(木曜日の今現在)ラサール大学から出られないみたいです。
(午後買い物に出たとたんに激しい雨。雨を利用して裸で走り回る子ども達。)
昔、オンドイという台風が来て桜がラサール大学に閉じ込められた時は
急激に400mmの雨が降って多くの方が亡くなりましたが、
(左側が浅いのですが乗用車の運転が遅いのでイライラしたバスは右側を通行してます。)
今回の雨は合計では700mmを超えたとニュースでやっていますが、
ずっと激しい降りではなく、間に小降りがたまにあるので洪水しない地域は全く洪水しません。
(ケソン市役所の前。市役所に近い部分は少し深くて乗用車は通れません。)
私の家やこの周辺は大丈夫だったのですが、
今回、今まで洪水しなかった地域で洪水してる場所があるのです。
床上浸水どころか、屋根までの水が何日も引かない地域があります。
(そんなに深い水ではないですがトラックのしぶきくらいの深さはあります。)
それで思い出したのが配水管工事。
(他の道が洪水渋滞だったのでフィリピン大学構内を通りました。道路の洪水はなかったです。)
大きな直径1.2mくらい(多分)のセメントで出来た円柱形の排水管を
洪水対策に埋める工事を何年も前からやっていましたが
まだ全地域は終わってないのです。
道の端を掘り起こすので住宅地なら家に入るのが大変なのに
その工事、手で掘ったりして進みが遅いのです。
(上手く写真に撮れませんでしたが雨の中で遊ぶ子ども達。)
何年も前から始めていて家の周辺はかなり前に終わりました。
そのお陰だと思うのですが、以前は直ぐに洪水だった家の周辺は水はけが割と良かったです。
でも・・この周辺で水はけが良かった分、
工事が済んでない地域に工事が済んだ地域の水が流れたんじゃないかと思うんですよね。
憶測ですけど。
買い物の帰り、運転手が反対車線を走り始め驚くと
右側(車が渋滞で動かないのが少し見えますが)は洪水で乗用車が立ち往生。
ところがヴィレッジの入り口は警備員のいる場所が洪水で車が不通なので
迂回しろと言われました。
迂回するには貧しい人の住む地域を通らなくてはなりません。
自分たちの地域に珍しく多くの車が入って来て野次馬が沢山集まりました。
今週はNCR(National Capital Region)の全ての学校(幼稚園から大学)が休校です。
仕事は火曜日は銀行なども閉まり、水曜日は午後から大統領府が従業員の帰宅を承認しました。
さっき午前12時半頃から突然の大雨でマリキーナ川の水位は20mになったので避難を呼びかけています。
マリキーナは盆地なので水位が下がらない地域。
レプトスピローシス・・・
ネズミの尿から感染するレプトスピローシスという病気が流行っているので洪水の水で子ども達を遊ばせないように(貧しい子ども達は洪水の水でプール遊びが好きですが)と呼びかけてます。
洪水に浸かってしまった時はきれいな水でシャワーする、足など傷がある場合は消毒した方がいいでしょう。
洪水の度にこの疾患で亡くなる方が多い怖い病気です。
症状は最初は風邪症状に似てるそうですが潜伏期間は3日~14日で直ぐに発症しない事もあるよう。
詳しくはこちらをご覧下さい。
ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/レプトスピラ症
腸チフス・・・
汚染された水で腸チフスも流行っているとか。
水道水でも安全とは言えないので煮沸してから飲むようにということです。
デング熱・・・
あまりの大雨で蚊も家は居ないのですが
地域によっては蚊が繁殖してるようで
特に避難所や半分外のような場所で寝ている方に流行しているみたいです。
フィリピンのデング熱は血小板が下がる出血性デング熱なので脳出血など致命的な症状で突然亡くなる事もあり要注意です。
災害の被害にあった方達が一日も早く普通の生活に戻れますようにお祈り申し上げます。
主にルソン島ですが。
私たちがセブから帰って来た月曜日、
ラサール大学は授業を午後8時までしていたので桜の友達の多くはまだ(木曜日の今現在)ラサール大学から出られないみたいです。
(午後買い物に出たとたんに激しい雨。雨を利用して裸で走り回る子ども達。)
昔、オンドイという台風が来て桜がラサール大学に閉じ込められた時は
急激に400mmの雨が降って多くの方が亡くなりましたが、
(左側が浅いのですが乗用車の運転が遅いのでイライラしたバスは右側を通行してます。)
今回の雨は合計では700mmを超えたとニュースでやっていますが、
ずっと激しい降りではなく、間に小降りがたまにあるので洪水しない地域は全く洪水しません。
(ケソン市役所の前。市役所に近い部分は少し深くて乗用車は通れません。)
私の家やこの周辺は大丈夫だったのですが、
今回、今まで洪水しなかった地域で洪水してる場所があるのです。
床上浸水どころか、屋根までの水が何日も引かない地域があります。
(そんなに深い水ではないですがトラックのしぶきくらいの深さはあります。)
それで思い出したのが配水管工事。
(他の道が洪水渋滞だったのでフィリピン大学構内を通りました。道路の洪水はなかったです。)
大きな直径1.2mくらい(多分)のセメントで出来た円柱形の排水管を
洪水対策に埋める工事を何年も前からやっていましたが
まだ全地域は終わってないのです。
道の端を掘り起こすので住宅地なら家に入るのが大変なのに
その工事、手で掘ったりして進みが遅いのです。
(上手く写真に撮れませんでしたが雨の中で遊ぶ子ども達。)
何年も前から始めていて家の周辺はかなり前に終わりました。
そのお陰だと思うのですが、以前は直ぐに洪水だった家の周辺は水はけが割と良かったです。
でも・・この周辺で水はけが良かった分、
工事が済んでない地域に工事が済んだ地域の水が流れたんじゃないかと思うんですよね。
憶測ですけど。
買い物の帰り、運転手が反対車線を走り始め驚くと
右側(車が渋滞で動かないのが少し見えますが)は洪水で乗用車が立ち往生。
ところがヴィレッジの入り口は警備員のいる場所が洪水で車が不通なので
迂回しろと言われました。
迂回するには貧しい人の住む地域を通らなくてはなりません。
自分たちの地域に珍しく多くの車が入って来て野次馬が沢山集まりました。
今週はNCR(National Capital Region)の全ての学校(幼稚園から大学)が休校です。
仕事は火曜日は銀行なども閉まり、水曜日は午後から大統領府が従業員の帰宅を承認しました。
さっき午前12時半頃から突然の大雨でマリキーナ川の水位は20mになったので避難を呼びかけています。
マリキーナは盆地なので水位が下がらない地域。
レプトスピローシス・・・
ネズミの尿から感染するレプトスピローシスという病気が流行っているので洪水の水で子ども達を遊ばせないように(貧しい子ども達は洪水の水でプール遊びが好きですが)と呼びかけてます。
洪水に浸かってしまった時はきれいな水でシャワーする、足など傷がある場合は消毒した方がいいでしょう。
洪水の度にこの疾患で亡くなる方が多い怖い病気です。
症状は最初は風邪症状に似てるそうですが潜伏期間は3日~14日で直ぐに発症しない事もあるよう。
詳しくはこちらをご覧下さい。
ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/レプトスピラ症
腸チフス・・・
汚染された水で腸チフスも流行っているとか。
水道水でも安全とは言えないので煮沸してから飲むようにということです。
デング熱・・・
あまりの大雨で蚊も家は居ないのですが
地域によっては蚊が繁殖してるようで
特に避難所や半分外のような場所で寝ている方に流行しているみたいです。
フィリピンのデング熱は血小板が下がる出血性デング熱なので脳出血など致命的な症状で突然亡くなる事もあり要注意です。
災害の被害にあった方達が一日も早く普通の生活に戻れますようにお祈り申し上げます。