フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

セブ旅行で友達と再会

2012年08月11日 08時12分42秒 | 旅行
旅行中、絶対に会いたかった人がいました。
それは結婚前、社会福祉の1つであるコミュニティー・オーガニゼーションで卒論を書いたのですが
セブのある地域でそれをさせてもらったのです。

結婚後はセブに行かなかったので実に23年か24年ぶり。
連絡先もなくなってしまったのでそこにまだ住んでるかすらわかりませんでした。










タクシーに行き先を告げると前にはなかった
海沿いにハイウェイが出来ていてびっくり~。

日本の援助で作ったんですって。











窓から陸側を見ていたら・・ここは魚市場みたいなんですが
卒論書いてた時にその活動の拠点だった教会の屋根が見え、

暫くしてタクシーが右に曲がると、海の中に建つ何千世帯ものスラム街、
当時はよく訪れた地区がまだ残っていて直ぐに分かりました。












これがその教会。

道路拡張されていて友達の家が残ってるか不安でしたが
タクシーで通ったら直ぐに分かりました~!











(教会の売店と無料診療所)

でもやっぱり道路拡張で彼女の家の庭(洗濯干し場)は削られてなくなってました。












私より5、6才年上の彼女、
突然訪れた私にびっくり~。

写真を撮るって言うとお父さん、急いでシャツ着てきました。

彼女は検査技師ですがずっと独身で教会の診療所で働きながら親の面倒を見ています。













右がお母さんで、左はサンフランシスコに住んでいてたまたま遊びに来ていたアメリカ国籍のおばさん。
セブに直行便があるそうです。

「サンフランシスコに遊びに来たら家に泊まりなさい~」

って言ってくれました。











たまたま結婚式の最中。

8カ国語話せるというシスター(修道女)に出会いました。
日本にも15年住んでいて日本語とても上手。

一緒に居た桜もびっくり。

ターラック(タガログ語地域)出身ですがセブ語も上手なんですよ。
私もセブ語、長い間話してなかったけど話せました。
(ちょっと錆び付いてたけど)











当時、私がたまたま教会の前を通ると神父が手招きするので行ってみると・・

お金がないから洗礼したいけどお祝いの食事も出せないって言ってるお母さんと赤ちゃんが居て、
私はゴッドマザーになって、と頼まれたのです。

それで突然、ゴッドマザーになり、その場で洗礼式。
お客さんも親戚も誰も来てないひっそりした洗礼式でした。

その時赤ちゃんだった子がこんなに大きくなりました。

彼女は12人兄弟の末っ子。
フィリピンではクリスマスにゴッドファーザーやゴッドマザーの家を回ってお金をもらう習慣があるけど
彼女には一度もクリスマスに会ったりお金をあげた事はないのです。
ずっと連絡すらしてませんでしたし。

と言うか彼女の住所も知らなかったし、
正式名も知りませんでした。

教会の奨学金で社会福祉士になって今、ソーシャルワーカーの仕事をしているそうです。
地元の青年(船員)と結婚して可愛い赤ちゃんを育てる働くママさんになっていました。










私が大好きな「プソ」というご飯。
セブやミンダナオの一部の地域にしか残ってない習慣。

ただのご飯なのですがお米を編んだココナツの葉に入れて茹でて作ります。
持ち運びに便利で清潔で腐りにくいです。










教会の前に建てられている職業訓練施設。
昔はここの1階が教会幼稚園だったのですが、今は幼稚園は教会側の敷地に移りました。










この日は土曜日だったので授業は行われていませんでしたが
ミシンを教えている先生はやる事があって来ていました。

他にも基礎パソコンや、速記、工場用ハイスピードのミシン教室などがあるそうです。

当時お世話になったソーシャルワーカーもまだお仕事されていて再会しました。
あの頃、一緒に山の中を歩いて栄養失調の子ども達を探して体重を測ったり、
該当する子ども達の親に食料やミルクの配給をしたのですが
その山もまだそのままあるそうです。

日本軍が隠れた洞窟などもあちこちにあったのですが
それもそのまま残っているそうです。









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<おまけの旅行記>

夕方、マクタン島にあるラプラプ像があるという場所の隣にある食事処で夕飯にしました。





主人が居たので観光スポットであるラプラプ像には行けず、
食事処に行く途中の土産物屋をちょっと見ただけでした。

ラプラプは原住民の長でマゼランが上陸しようとした時に海辺で戦ってマゼランの首をはねた英雄なんですって。
(桜が言うには実際には彼の部下が殺したそうだけど)

当時のフィリピンには首狩り族なんかも居たんですよね。










ハエ除けに欲しかったけど
(メイドさんの部屋の出入り口用)

主人と桜に反対されて断念。埃になるからって。










ギターを売るおじさん。
セブはギター作りで有名です。高級ギターではなくて音が鳴れば良いだけのギターですが、お金のない人は暇があるとギターを弾いて歌を歌ってる文化なのです。









並べた魚など選んで料理してもらう仕組みなのだけど、











これがまた美味しくなくて、
イカはゴムみたいだし、魚は生臭いし、

私が好きな「グソ」という「ところてん」みたいな海藻は普通、酢+塩+トマト、生姜、玉ねぎ、ニンニクで和えるものなのに、ただ茹でて出してきました。ひどい~。

それでお会計が2600ペソ(4810円/$60)。
殆ど全部残してシャングリ・ラホテルの入り口の警備員にあげました。

主人が10年くらい前に食べた時は人も多くて美味しかったって言うけど
フィリピン人ってお料理下手だし、
そもそも誰もお客さん居ませんでしたし・・。

セブ空港の前のホテルの地下にある韓国人のおばさんがやってる韓国料理の方がず~っと安くて美味しかったです。




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