長文なので食べ物の説明が必要ない方は写真のみお楽しみ下さいね~♪
桃ちゃんの学校では毎年「フィリピン祭」があります。
「Lingo ng Wika(フィリピン国語を話す週間)」と呼ばれたりもし、その週は学校でフィリピン語しか話してはいけません、と言うおふれが出たりも。
桃ちゃんの学校の生徒は殆どが英語思考の子ども達なので
桜が在学中は
「フィリピン語週間になったら皆で沈黙を決めてた。」
って言うくらい。フィリピン語で話すなんて絶対に無理~という生徒が本当に多いのです。
あちこちの学校でフィリピン語週間が行われているのでデパートでは子ども向けフィリピン民族衣装が多く売られていました。
桃ちゃんも前日はフィリピン衣装を着る様に言われて
義姉(桃ちゃんの叔母)から貰ったお下がりの民族衣装と「バッキア」と呼ばれる木のサンダルで学校に行きました。
今回のお祭りのポスター。
お祭りって言ってもお店が出るだけですが。
入り口で入場券を売るボランティアのお母さん達。
子どもは宝くじ付きで100ペソ(185円)で大人は宝くじなしなのでその半額。
保護者やフィリピン食材を売るお店やレストランが学校の一角でお店を開きました。ここはお惣菜コーナー。
全体を見回すとこんな感じ。
桃ちゃんが一番先に買って~と言ったのがお水のボトル。水筒を持っていたのに車に置いてからここに来たんです。
1ボトル15ペソ(28円)。
フィリピンの道路で売られているミニピザ、コペパンみたいなパンデサル(Pan de sal:スペイン語で塩のパンという意味ですが甘いパン)、カップケーキを売る店。
アメリカから入ってきたチーズカールは輸入品を買うと高いのでこうやって地元の人が作って売ってるのですが、製造元も原材料も表示がないので私は買いません。バナナの葉で包んで蒸した餅米や芋はスーマンと呼ばれ私の大好物。今日はカサバのスーマンをお買い上げ~♪
綿飴もフィリピンのストリート・フードかな。
特に日曜日の教会前広場などで売られています。
通りを歩けば「フィッシュ・ボール売り」にあたる、と言ってもいい程、沢山のフィッシュ・ボール売りが街のあちこちで屋台を押して行商しています。
お酢や甘辛のタレをつけて食べます。フィッシュ・ボールは魚の練り物ですが殆ど小麦粉かも。
フィリピンの伝統的パン、エンサイマダ。パンにマーガリン、又はバターを塗り、砂糖をまぶし、上からチーズをかけたパンです。
左が「ディノゴアン」という豚の血の料理。右は「チャンポラード」というチョコレートのお粥。
チョコレートのお粥は餅米とタブレヤという粉にしたカカオ豆に砂糖を入れて固めた物を入れて作ります。
豚の血の料理は私の大好物!
早速お買い上げ~。
「プト」と呼ばれる米粉の蒸しパンと一緒に豚の血の料理を食べると美味しいんですよ。
主人にもお土産に持って帰ってあげましたが主人はお母さんの作った「ディノゴアン」しか食べたくないんです。
豚の血が新鮮じゃないと危ないとかで、調理する人が不衛生に調理してるかもしれないからとか。
今度お義母さんに作り方を聞いておかなくちゃ。
豚の脂身が沢山入ってるのでコレステロールたっぷり。
で、私も一口食べたら後はメイドさんにあげました。
同じお店で売ってた餅米のパエリア。フィリピンでは中国人の影響でお祝いごとのパエリアは餅米が主流。
何故かピンクの食紅を入れたフレッシュ春巻き。
フレッシュ春巻きの皮は砂糖の入ってないクレープ生地で出来ます。
中身はもやしやキャベツの炒め物。
桃ちゃんは風船売り場に友達と行ってしまいました。
(右が桃ちゃん)
水が入ってないヨーヨーと、
ヘリウム・ガスの入った風船(50ペソ:92円)をせがまれて買ってあげました。
これもさっきと同じバナナの皮で包んだ餅米のおやつ。
最近、チョコレート味やココナツ味など色々な味を売り出していてスーパーマーケットの出店でも売っています。
「プト」という米粉の蒸しパンを専門に売るお店。
ちょっと着色料が多い気がします。
南国フィリピンではトウモロコシがよく採れるのでこういう風に売る屋台、たまに見かけます。
これは私が大好きな餅トウモロコシ。
自分のおやつにこれを買ったら上から年取ったココナツの白い部分を削ったものをかけてくれました。
左にある白くて細長いのは白いオブラートで包んだカシューナッツのお菓子。
白いオブラートごと食べられます。
お土産に買って帰り食べてみると、あっさりした甘みで美味しかったです。
左に写ってるプラスチック容器に入ってるものは水牛の乳から作ったチーズとかで
チーズが大好きな私はつい買ってしまいました。
安かったし(150ペソ:270円)。
家に帰ってから味見すると普通のプロセスチーズのような味。
タコスやブリートのチーズにも使えそうです。
手前は米粉の「プト」ですが、奥にある丸いのは餅米のお菓子です。
ただ紫色や黄色は着色料なんですよね。プトでも餅菓子でも色の付いてない物を買う様にしています。
「チッチャロン」という豚の脂身を揚げたもの。
主人も子ども達も大好きなので早速お買い上げ。
フィリピンは豚の脂身で作るチッチャロンの材料が自分の国ではまかないきれずベルギーから大量に輸入しているそうです。
日本は豚の脂身ってどうしてるのかしら。
ベルギーより日本の方が近いのに。
<この先はレストランコーナー>
甘いソーセージ「ロンガニーザ」など。
各種ごった煮フィリピンおかず。
手前の赤いのはホットドッグ。これもご飯のおかず。
鶏腿バーベキュー。
シシッグという料理は元々は豚の耳と鼻を細かく切って酢と醤油で炒めた料理。
脂が多いので最近は豆腐やチキンのシシッグが流行ってきてるよう。
ヴィサヤ地方の料理にはあまり醤油を使いません。
ネグロス島バコロッドの鶏のバーベキューにも醤油を使わないので白っぽい色。
おなじみ豚の丸焼き。
左にある「ボプシ」という料理は豚の心臓と肺の料理。
酢、醤油、ニンニク、玉ねぎ、生姜、赤唐辛子などなどと炒めて作るようです。
手前は空芯采(カンコン)の天ぷら。野菜が好きじゃない息子でも食べられますが量は食べれませんね。
このお店は豚の丸揚げを最近売り出したそう。
ユニットバス(風呂桶)ほどの大きさの鍋で揚げるとか。
あまり美味しそうじゃないんですがピタパンと一緒に食べると美味しいですよ~って。
ここのバーベキューは美味しいんですよ~。
お土産に買って帰りました。
喉が渇いたけど砂糖の入ったものは飲みたくないな~と思っていたら
ここのお店にジューサーがあって人参、きゅうり、リンゴなどを250cc分だけ絞ってくれました。
それで75ペソ(140円)。満足度100%でした。
ビビンカは米粉で作ったフィリピンのパンケーキ。
炭火にバナナの皮に入れた米粉液を入れて作ります。
(メイドさんが自分のおやつに買って、半分食べて、半分は家のメイドさんにお土産だそうです。)
桃ちゃんとメイドさん。
(もうお帰り~)
学校の廊下に貼ってあった「ホセ・リサール」についての研究発表。
この時代(1890年頃)ってこんな服を着てたんですね~。日本の明治維新みたい?
廊下にはこんなポスターも。
「ポベーダは苛めのない学校です」
と書いてあります。
最近、マンモス校では苛めが結構問題になっていて、フェイスブックなどでも体に傷を付けられたと小学校3、4年のお母さんの悩みが書き込まれたりしています。
日本の苛めとはちょっと違いますけどね。
ポベーダは殆どの生徒が3才から18才までずっと同じ同窓生。
1学年160人くらいしか居ない小さい学校なので皆、姉妹みたいな感じで苛めが起きにくいかもしれません。
お迎えの場所は人でごった返していました。
普段はお迎えの親やメイドさんは校内立ち入り禁止です。
いつも応援有り難う御座います!