日本とフィリピンの教科書を比べるシリーズ、
今日は国語です~。
国語、日本の場合、言語は日本語ですね。
フィリピンの国語は英語とフィリピン語の2つ。
日本には私が子どもの頃はなかった「書写(しょしゃ)」という教科があって
鉛筆の持ち方をちゃんと教えていますが、
フィリピンでは鉛筆の持ち方は教えず、
字さえ書けていれば何でもいいという感じです。
桃ちゃんも実は何度も直そうとしたけど鉛筆の持ち方は変なまま~。
右手の中指に筆ダコがないので鉛筆持つと痛い・・って。
確かに筆ダコ出来てないと鉛筆が安定しません。
日本語はマスの中にバランスよく字を書くのですが、
英語はご存知のように3本の線でバランスを決めます。
それをしっかり教えてくれていたのはラサール小学校(虎次郎が通った)でした。
しょしゃのドリルがあり低学年はブロック体、高学年からパルマー式筆記体の練習が毎週あり、
どの教科でもその形で書かないと採点してもらえませんした。
パルマー式は単語の最後にTが来ると横棒を入れないなど特別な決まりがあります。
字を書くのが嫌いな虎次郎にはちょっと苦痛でしたが。
日本の国語の教科書に出てくるお話には可愛いイラストが載っています。
これらが分厚くて重いフィリピンの教科書。
左上ーフィリピン語(国語)
右上ー英語(おもに文法)
左下ー英語(主に読解)
左真ん中ー理科
右下ー音楽
英語(読解)の本には殆ど文章が書いてありません。
答えを書く場所ばかり。
文章の載った本は先生だけが持っているみたいです。
先生が読む文章を聞いて答えを書かせるんでしょうか。
フィリピンでは英語の教科書で文法をうるさく教えています。
同じ学校を卒業した桜に聞くと英語思考の子が多い桜の同級生などはちゃんとした英語文法を使えるけれど
大学で同級生になったタガログ語思考の生徒はきちんとした英文法で話せない人が多いとか。
教科書は紙の質も悪いし、色もちゃんとついてませんが
(アメリカや日本の教科書と比べればですが)
英語の文章問題の殆どはアメリカの教科書などから真似して作っているようなので
読んで答えているだけで結構国語力つきそうです。
ただフィリピンの先生は教科書を全部やらせきれないのがちょっと勿体ないです。
教科書の3分の1も使えばいい方。
上の子の時は仕事をしていたのでそんな教科書もやらせないまま終わってましたが
桃ちゃんには同じ教科書を2つ購入して家で先に予習用にやらせています。
(フィリピンの先生は教科書に先に書き込みがあると怒るのです)
学校の勉強を復習させる為に放課後の塾に入れてる働く親も居ますが
フィリピンの塾はただ学校でやってる授業の復習、中間、期末テストの模擬テストで高い点を取れるように練習させるだけ。
なので一斉授業制ではなく、大きな部屋に10人~15人の生徒と3人くらいの先生がいて
宿題を先にやらせ、教科の課題に沿った同じ様な練習問題をさせるだけ。
毎日通って良く、値段は5000~10,000ペソ(9250~18,500円)が相場。
前、タガログ語の社会科が苦手だった虎次郎の教科書を英語に翻訳するのに
そういう塾に私が通った事があったのですが
こんなのにお金を払うのは勿体ない~。
塾に居る時間は2時間でも待ってる間がとても長いんですよね。
一人の先生が3、4人見てるので仕方ないですが。
フィリピン語での国語は「Wika(ウィカ)」と呼ばれています。
フィリピン語の国語は小学校1年生で初めて導入されます。
なので桃ちゃんのように英語しか話して来なかった子には大きなカルチャーショック。
幼稚園から導入してくれたら良いと思うんですけど。
でも教科書は悪くないと思います。
家でちゃんと予習、復習していれば少しずつでも国語力付くと思うんですが、何せ私がちゃんとしたフィリピン語の読み書きが苦手なのが大問題。主人に見て~とお願いしてるんですが、主人は仕事から帰るとトライアスロンの練習で忙しく、私と桃ちゃんより早い午後9時に寝てしまいますから。
と言うわけでメイドさんにも少し協力してもらっています。
分からないスペルなどは虎次郎に聞いたりしながら。
(虎次郎は大学の先生に文句言いたいくらい何もしていず、ネットゲームをするのに大忙し。虎次郎の同窓生も楽々って言ってますが、フィリピン大学の1年生で桜の知り合いなんかはヒーヒー言って大変だって言ってるので、今年は仕方ないのかもしれません。)
いつも応援有り難うございます!!
今日は国語です~。
国語、日本の場合、言語は日本語ですね。
フィリピンの国語は英語とフィリピン語の2つ。
日本には私が子どもの頃はなかった「書写(しょしゃ)」という教科があって
鉛筆の持ち方をちゃんと教えていますが、
フィリピンでは鉛筆の持ち方は教えず、
字さえ書けていれば何でもいいという感じです。
桃ちゃんも実は何度も直そうとしたけど鉛筆の持ち方は変なまま~。
右手の中指に筆ダコがないので鉛筆持つと痛い・・って。
確かに筆ダコ出来てないと鉛筆が安定しません。
日本語はマスの中にバランスよく字を書くのですが、
英語はご存知のように3本の線でバランスを決めます。
それをしっかり教えてくれていたのはラサール小学校(虎次郎が通った)でした。
しょしゃのドリルがあり低学年はブロック体、高学年からパルマー式筆記体の練習が毎週あり、
どの教科でもその形で書かないと採点してもらえませんした。
パルマー式は単語の最後にTが来ると横棒を入れないなど特別な決まりがあります。
字を書くのが嫌いな虎次郎にはちょっと苦痛でしたが。
日本の国語の教科書に出てくるお話には可愛いイラストが載っています。
これらが分厚くて重いフィリピンの教科書。
左上ーフィリピン語(国語)
右上ー英語(おもに文法)
左下ー英語(主に読解)
左真ん中ー理科
右下ー音楽
英語(読解)の本には殆ど文章が書いてありません。
答えを書く場所ばかり。
文章の載った本は先生だけが持っているみたいです。
先生が読む文章を聞いて答えを書かせるんでしょうか。
フィリピンでは英語の教科書で文法をうるさく教えています。
同じ学校を卒業した桜に聞くと英語思考の子が多い桜の同級生などはちゃんとした英語文法を使えるけれど
大学で同級生になったタガログ語思考の生徒はきちんとした英文法で話せない人が多いとか。
教科書は紙の質も悪いし、色もちゃんとついてませんが
(アメリカや日本の教科書と比べればですが)
英語の文章問題の殆どはアメリカの教科書などから真似して作っているようなので
読んで答えているだけで結構国語力つきそうです。
ただフィリピンの先生は教科書を全部やらせきれないのがちょっと勿体ないです。
教科書の3分の1も使えばいい方。
上の子の時は仕事をしていたのでそんな教科書もやらせないまま終わってましたが
桃ちゃんには同じ教科書を2つ購入して家で先に予習用にやらせています。
(フィリピンの先生は教科書に先に書き込みがあると怒るのです)
学校の勉強を復習させる為に放課後の塾に入れてる働く親も居ますが
フィリピンの塾はただ学校でやってる授業の復習、中間、期末テストの模擬テストで高い点を取れるように練習させるだけ。
なので一斉授業制ではなく、大きな部屋に10人~15人の生徒と3人くらいの先生がいて
宿題を先にやらせ、教科の課題に沿った同じ様な練習問題をさせるだけ。
毎日通って良く、値段は5000~10,000ペソ(9250~18,500円)が相場。
前、タガログ語の社会科が苦手だった虎次郎の教科書を英語に翻訳するのに
そういう塾に私が通った事があったのですが
こんなのにお金を払うのは勿体ない~。
塾に居る時間は2時間でも待ってる間がとても長いんですよね。
一人の先生が3、4人見てるので仕方ないですが。
フィリピン語での国語は「Wika(ウィカ)」と呼ばれています。
フィリピン語の国語は小学校1年生で初めて導入されます。
なので桃ちゃんのように英語しか話して来なかった子には大きなカルチャーショック。
幼稚園から導入してくれたら良いと思うんですけど。
でも教科書は悪くないと思います。
家でちゃんと予習、復習していれば少しずつでも国語力付くと思うんですが、何せ私がちゃんとしたフィリピン語の読み書きが苦手なのが大問題。主人に見て~とお願いしてるんですが、主人は仕事から帰るとトライアスロンの練習で忙しく、私と桃ちゃんより早い午後9時に寝てしまいますから。
と言うわけでメイドさんにも少し協力してもらっています。
分からないスペルなどは虎次郎に聞いたりしながら。
(虎次郎は大学の先生に文句言いたいくらい何もしていず、ネットゲームをするのに大忙し。虎次郎の同窓生も楽々って言ってますが、フィリピン大学の1年生で桜の知り合いなんかはヒーヒー言って大変だって言ってるので、今年は仕方ないのかもしれません。)
いつも応援有り難うございます!!