2017年 書籍29（「ありがとう」と言われる会社の心動かす物語）

　元ANAのCA：三枝理枝子さんの”「ありがとう」と言われる会社の心動かす物語”を購入・読破しました。
　著者がサポートしている会社で起きた事例・物語をまとめてくれた一冊です。
　背景にあるのは、ものづくり日本から、おもてなし日本への変化（回帰）があります。高度成長時代は、欧米に追い付け、追い越せと物質的豊かさを追求してきました。が、現代は心に潤いを提供する時代になっているのです。
　第三次産業への従事者の割合が、全従業員の66%を超えており、GDPの70%を第三次産業が占めていることからも、心の潤いの大切さを否定することはできません。

　どの会社にも共通しているのは、基本動作の徹底に加えて、マインド醸成ができていること。特に、マインド醸成は修身教育と同じで繰り返し口にし、耳にすることで心の奥底に定着するものなのでしょう！
　全従業員の方向性を揃えられるような理念と、理念浸透活動を根気強くやった企業が頭角を表している結果が出てきた形です。

　これらの事例を目にすると、私が勤務する会社は、やること山積だと気付かされます。。。
　あれこれ考えず、必要と思われることを自ら考え、行動していくことにします！