なおパパ日記

前日の自分からの変化/成長を記録してみます!

デス・エデュケーション(死から学ぶ)

2011年12月05日 | 家族の出来事
先日、私の母の友人が、ガンで亡くなりました。
母と同年代で、平均寿命に近い高齢者であることを考慮すると、特段驚くべきことではありません。
しかし、母がひどく落ち込んでいるように感じていたので、気にかけておりました。

昨日、仙台に住む母は、一人東京まで足を運び、故人と故人のご家族のみなさんにお別れの挨拶をしたそうです。
横浜に、私の姉家族、亀戸に私の兄。そして、浦安に私家族が住んでいるのですが、東京駅から仙台にトンボ帰りしたそうです。

今朝、母からの電話を受けた私の妻の話では、昨晩、母は父とゆっくりお話をして、思いっきり泣いたそうです。
その涙(悲しみの感情)を出し切ったことで、悲しい出来事を受け入れることができたように感じました。(感情を出し切ることを総称して、カタルシス効果っていうみたいです)

悲しいことは悲しいと正直に受け入れ、感情表現することをしないと、心理的に不安定になる危険があると感じていたので、本当に良かったと思いました。
また、妻が
 『次女の音楽発表会が、12月23日にあるので、遊びに来ませんか?』
と誘ったことに対しても
 『是非行きたいと思うので、父の予定を調整してみるね。これからは、こういうお誘いに乗ってみることにしようと思う』
と前向きな発言になったことも喜ばしいことです。

きっと、この発言の裏には、故人と交わした最後の言葉が
 『元気になって、もう一度一緒に旅行に行くから、お見舞いはいらないわよ!』
という言葉だったことに対して、お見舞いという行動を起こせば良かったと本心で感じていることへの振り返りが含まれていると感じました。


人間、いくつになっても学びは大切だと痛感しました。

最後に、故人は、私の小学校時代の同級生のお母様だったことを付け加えさせていただきます。
ご冥福をお祈りするとともに、最後に貴重な気づきを与えてくれたことに、心から感謝いたします。ありがとうございました!

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