藤原和博さんの”つなげる力”を購入・読破しました。
著者は、サラリーマンからフリーランサーになり、民間人初の公立中学校の校長になられた方です。
中学校に赴任し、子ども達の生活リズムの悪さや先生たちの仕事の大変さに気づき、地域の大人たちや教員志望の大学生などを巻き込み、学校改革を推進された経験をまとめて紹介してあります。
『よのなか科』という世の中の仕組みを一緒に考える教科を設立し、暗記するのでなく、考えることの重要性を説いています。確かに、コンピュータ/AIが発達すると、単に暗記した知識が役立つことはなく、どのように知識を活用し価値に昇華させるかがポイントになってくることは明らかなことですね。
この本では、バラバラに活動しているものを連携させ、より付加価値の高いもの、効率的なものに展開していくことの素晴らしさ・必要性を気付くことができます。
まずは、自分が困っていることをサポートしてくれる人がどこにいるのかを考え、どうしたらサポートしてもらえるのか知恵を絞ってみることですね。これは、会社の仕事にも通ずるものがあるので、非常に参考になりました。ありがとうございます。
最新の画像[もっと見る]