加谷珪一さんの”ポスト・アベノミクス時代の新しいお金の増やし方”を購入・読破しました。
成熟期(衰退期?)に入った日本に『再び経済的成長を!』という目的で放たれた3本の矢:アベノミクス。
3本目の矢:成長戦略が描き切れないままなので、ポスト・アベノミクス時代を考える必要があると思っていたところに、うってつけの本を見つけました。
サラリーマン仕事を含め、単純な肉体労働で稼げる賃金は、経済成長が見込めない今、横ばいか減少傾向になることは自明の理。それに加え、年金をはじめ各種社会保障費が増加することによる増税、つまり、可処分所得が減少することも自明の理。
このまま何もしなければ、将来の生活がどうなるかは、小学生でも分かること。
できうることは、二つ。
肉体労働で稼げる賃金を上昇させること。単純な肉体労働でなく、知的側面を織り込み、付加価値の高い肉体労働をすること。
もう一つは、株式や不動産など、運用による利益を得ること。いわゆる資本労働というもの。
運用という言葉を耳にすると、二の足を踏んでしまう人が多いですが、単金を上げるか、収入源を複数にするか。。。
残念ながら、何もしない(=国に委ねる?)という選択肢はないのでしょうね。
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