阿部寛さん主演の”海よりもまだ深く”をWOWOW鑑賞しました。
離婚した妻、息子のことを忘れきれない主人公は、小説家になる夢を追いつつ、花開かせることができないまま、興信所勤務で生計を立てています。
ただ、お金や時間をコントロールできないまま大人になったこともあり、養育費の支払いだけでなく、光熱費なども滞納する有り様。
嵐の夜、主人公の実家で、主人公の母、別れた妻・息子と4人で過ごすことになり、それぞれが本音を語り始めるのです。
特に男性は、失ってから失ったものの大きさに気づき、後悔しがちで、前に進めない傾向があることを見事に表現しています。
大切な人に対しては、言いたいこと、言うべきことをきちんと言葉にすることの大切さに気づかされた一作です。
自分の家族だけでなく、両親・兄弟に加え、同僚や友人に対して、言葉にしないことで後悔することは避けたいですね。
ステキな一作を有難うございます。
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